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くいだおれ太郎のつぶやき
 
 

くいだおれ太郎のつぶやき (単行本)

by くいだおれ太郎 (著)
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Product Description

内容紹介

大阪・道頓堀『大阪名物くいだおれ』が7月8日に閉店するニュースは全国を駆け巡り、国民的な関心事となっています。その話題の中心は、名物人形「くいだおれ太郎」の行方。オファーは吉本興業、阪神タイガース、通天閣など100件以上殺到。まさに時の人形。そんな太郎の59年間の激動の人生を、くいだおれ太郎自身が本書だけに独占告白!なぜ定年間近に突如失業することになったのか?第二の人生はどうするのか?昭和24年に生まれて、雨の日も風の日も太鼓を叩き続けた太郎はまさに団塊世代の象徴。それが突然の失業、思わぬ再就職オファー殺到という事態に驚き、悩み、発奮する気持ちを赤裸々に告白します。
(くいだおれ太郎のつぶやき抜粋)
えらいこっちゃ!『大阪名物くいだおれ』の山田昌平社長に突然言われましてん「太郎、おまえもよう頑張ってくれたけど、この店も60年経って街も随分変わってしもた。うちもお前もお役目ごめん、ということかいな」。わては今年で59歳。もうそろそろ定年やいう歳になって、人生の再チャレンジですわ。
でも誰よりも道頓堀という町の変化を見てきたわてには社長さんのツライ気持ちが一番よう分かってますわ。昔は芝居小屋がいっぱいおましてな。通りにはいつも出囃子の太鼓や鐘の音が響いて、わてもそれに合わせるように気持ちよぉ太鼓を叩いたもんです。でも今はそんな芝居小屋はなくなってしまい、船場の粋な旦那はんや御寮はんもすっかり見かけなくなりました。昔はそんなお客さんたちが、芝居の幕間にわての前で記念写真撮影してお店で食事してくれはったもんやけど、最近は記念写真撮ってもお店に入ってはくれはらへんお客はんも多くて、「わての太鼓の音が悪いやろうか?」と悩んだこともありました。でも時代の変化っちゅうやつですねんなぁ。そんなわての人生を語ってくれへんか?と頼まれましてけど、太鼓叩くことしか能のないわての話でええんですやろか?勿論話すからには一生懸命話させてもらいます。まずはわてがお店に就職した時からでよろしおまっか?


内容(「BOOK」データベースより)

昭和二十五年以来、雨の日も風の日も太鼓を叩き続けたくいだおれ太郎。彼は単なる機械仕掛けの人形か?それとも団塊世代の象徴なのか?退職後の悠々年金人生から一転し、再就職オファー殺到の太郎。そんな太郎本人が本書だけに、波乱万丈の人生と現在の胸中を語った。

Product Details

  • 単行本: 96 pages
  • Publisher: マガジンハウス (2008/6/30)
  • Language: 日本語
  • ISBN-10: 4838718861
  • ISBN-13: 978-4838718863
  • Release Date: 2008/6/30
  • Product Dimensions: 6.6 x 5.8 x 0.6 inches
  • Average Customer Review: 4.5 out of 5 stars  See all reviews (2 customer reviews)
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5 of 6 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 企画ものだけれど文化史としても見れる内容, 2008/6/30
By 樽井 (兵庫) - See all my reviews
(TOP 500 REVIEWER)   
 7月8日に閉店が決まった大阪は道頓堀の「くいだおれ」。
 その「くいだおれ」の看板人形のくいだおれ人形が、かの有名なくいだおれ太郎です。チンドン屋風の紅白の衣装にメガネをかけて、太鼓を叩いている彼です。その彼が書いたという設定で、自分の歴史を写真と文章で綴ったのがこの「くいだおれ太郎のつぶやき」です。
 まぁ、ありていに言ってしまえば企画ものです。大阪らしい、笑いを取ろうという姿勢をぐいぐい見せてくる写真集です。
 けれど、昭和25年に生まれてからの約60年の歴史の振り返りには、結構大阪の文化史の記録としては侮れないものも多数収められているので、そういう意味では文化的資料としても結構後年価値が出るものかも知れません。大阪万博のあとで景気が冷え込んだ当時の話、まだまだビール一杯が現在の価格にして7000円8000円であるときからビアホールをやっていた話。カニ道楽の巨大ガニと観光合戦をした話。阪神タイガースが優勝寸前までいった平成3年、亀山に似ているからという理由で、その前の優勝時に道頓堀川に投げ込まれたカーネルサンダースの二の舞になりかけた話。そうならないように吹き出しで掲げた「わて、泳げませんねん」というポップの話。アメリカやオーストラリアに行った話。などなどが写真とともに語られています。これがなんだかほのぼのしていて面白いです。
 巻末のほうには桂三枝師匠をはじめ、上方大阪の芸人や文化人たちの寄稿もあったりして、企画ものという大前提はあるものの、大阪の文化史としても楽しめる一冊となっていました。
 今からでも遅くないので、関西にいる人も、そうでない人も、くいだおれの(できれば食べ物屋さんなので食べてあげる事で)思い出を分かち合っておくのも悪くない。そう思わせる一冊でした。 
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5.0 out of 5 stars 太郎よ、永遠に・・, 2008/8/16
二度と太郎を拝めないのかと思い、閉店が決定してから、友人と夜行バスで
お別れを言いに行ったくらい、妙に太郎に心酔している自分。この写真集、
記念切手、太郎の物といったら常に購入している。関東圏で生まれ育って
いるのに、大阪のシンボル・太郎に何故惹かれるのか??その答えは今もって
分からないけど、彼は人形以上の何かを持っている。ひょっとして、おかみ
さんは動いたり、話してる太郎を見た事があるのではないか???
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