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女神〔ミューズ〕
 
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女神〔ミューズ〕 (単行本)

山口路子 (著)
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商品の説明

内容紹介

彼のカメラの前で、体の中心を撃ち抜かれ、私はくっきりと存在する欲望を見た。「私は彼のミューズになりたい。マン・レイにとってのキキのような」――若き天才カメラマン〈カタギリリュウ〉と出会ったとき、私は普通の恋を捨てた。東京とパリを舞台に熱い愛の物語が始まる。
*
「私は目を閉じて、マン・レイが撮ったキキを思い浮かべた。挑戦的な微笑み、挑発の肉体。服にまで乗り移ったといわれる官能。そしてファインダー越しにキキを見つめる、マン・レイのぎらりと濡れた瞳。/腿の内側をつるりと汗がすべり落ちる。……シャッター音が響き始める。体じゅうが熱く脈打ち、眼を閉じたまま、私は力を抜いてゆく」
*
愛と官能が奔流となって走る、めくるめく恋愛小説。新鋭が書き下した愛と官能の長篇小説。


内容(「BOOK」データベースより)

彼のカメラの前で、体の中心を打撃抜かれ、私はくっきりと存在する欲望を見た。私は彼のミューズになりたい。マン・レイにとってのキキのような―。若き天才カメラマン“カタギリリュウ”と出会ったとき、私は普通の恋を捨てた。東京とパリを舞台に、新鋭が書き下ろした愛と官能の長篇小説。

登録情報

  • 単行本: 220ページ
  • 出版社: マガジンハウス (2007/8/23)
  • ISBN-10: 4838717946
  • ISBN-13: 978-4838717941
  • 発売日: 2007/8/23
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 本 - 458,130位 (本のベストセラーを見る)

    カテゴリーランキング:

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5つ星のうち 5.0 永遠のミューズであるために, 2007/9/8
パリの20年代初頭の芸術家を次々インスパイアしたキキは儚い関係ながらもアーティストの創作欲を引き起こさせるマグマのような吸引力があったのかもしれません。そんなミューズなる人生を生きることに挑んだ主人公のエリの心のうちの葛藤と、波のように押し寄せてくる感情の起伏が一文一文にみなぎっていて、読者側にまでその至福感や時に絶望感さえ伝わってきます。エリの情熱が官能たっぷりに描きつくされ、最後まで目が離せませんでした!
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5つ星のうち 3.0 頭で書かないで…, 2007/10/30
By ぴゆまま - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
決しておもしろくなくはないのだが、この作家、頭で小説を書いてしまっているなあという感じ。筆歴が浅いせいだろうか。芸術分野の固有名詞が多用されているものだから、そちらのことに詳しくない私のような者には少々わかりづらい部分もあった。
文体も揺れ気味。例えて言うなら、金原ひとみの“ひとり納得”的文章+山田詠美の淡々とした非日常的な単語の羅列ぶり+中山可穂の小説のようなセリフの言い回し=山口路子、というような。本作執筆にあたっても、慎重かつ丹念に書くことを心がけて書いたのだろうと思わせられるのだが、どうも頭で小説を書いてしまっている感じは否めず、表現することそのものに向けられる衝動は伝わってこなかった。「官能」がテーマだが、作品全体から官能の匂いが漂ってくることはなかった。
次作に期待したい。
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5つ星のうち 5.0 美しい官能小説!?, 2007/9/19
単なる恋愛小説ではなく、
理性、知性、常識のコントロールが及ばない細胞が目を覚まし、
官能と熱情に支配されていく様を描いている芸術的官能小説だと思います。
読み進めるうちに、主人公エリのカラダの温度が伝わってきて、
日常では得られないカラダの開放感が楽しめました。
表紙(マン・レイの作品)も印象的です。
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