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百年の誤読
 
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百年の誤読 (単行本)

by 岡野 宏文 (著), 豊崎 由美 (著)
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Product Description

出版社/著者からの内容紹介

二十世紀の百年間に日本文学史上で話題になったベストセラー
を、希代の本読みふたりが大解剖!文学史的評価や世間の評判なんて歯牙にもか
けず、ダメなものはダメと断ずる痛快至極な文芸対談!! この辛口対談を読み終
わったらあなたの「ベストセラー」への考え方が変わるかも?!全ての本好き
に贈る、本好きによる「ベストセラー」への疑惑。必読です!!

◆与謝野晶子「みだれ髪」/夏目漱石「それから」/武者小路実篤「友情」/宮
沢賢治「銀河鉄道の夜」/吉川英治「宮本武蔵」/谷崎潤一郎「細雪」/三島由紀
夫「潮騒」/松本清張「砂の器」/リチャード・バック「かもめのジョナサン」/
穂積隆信「積木くずし」/俵万智「サラダ記念日」/村上春樹「ノルウェイの森」
/さくらももこ「もものかんづめ」/渡辺淳一「失楽園」/J・K・ローリング「ハ
リー・ポッターと賢者の石」/「金持ち父さん 貧乏父さん」/「チーズはどこに
消えた?」/「世界の中心で愛をさけぶ」etc...



内容(「BOOK」データベースより)

あの「ダ・ヴィンチ」の大人気連載を大幅加筆、遂に単行本化。二十世紀の百年間に日本文学史上で話題となったベストセラーを希代の本読みふたりが大解剖。文学的評価や世間の評判なんて歯牙にもかけず、ダメなものはダメと断ずる痛快至極な文芸対談。

Product Details

  • 単行本: 403 pages
  • Publisher: ぴあ (2004/10)
  • ISBN-10: 483560962X
  • ISBN-13: 978-4835609621
  • Release Date: 2004/10
  • Product Dimensions: 7.2 x 5.1 x 1.2 inches
  • Average Customer Review: 3.6 out of 5 stars  See all reviews (21 customer reviews)
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27 of 32 people found the following review helpful:
3.0 out of 5 stars 前半は爆笑。後半はボルテージ落ちる。, 2004/12/21
By モワノンプリュ (Japan) - See all my reviews
(TOP 100 REVIEWER)   
 「文学賞メッタ斬り!」がメチャクチャ面白かったんで、豊崎由美の名前に惹かれて読んだ。装丁も悪くない。で・・・・
 前半は読みながら、涙をにじませて笑った。周りに人がいるところで読むのがヤバイくらい笑わせてもらった。やはりこのツッコミ芸は、只者ではない。
 ただし、この100年の100冊をほぼ時代順に俎上に載せていくこの本で、1960年代を過ぎた辺りからツッコミの起爆力が落ちていく。最後の1/3くらいは、ハッキリ言って読み進める気力が失せるほど、ボルテージが下がっていたと思う。
 巻頭で著者片割れの岡野宏文が、「1960年のフォッサマグナ」について述べていて、この時期を境に「読書傾向が『だらしな派』へと切り替わ」ったという。この本で取り上げられる作品ラインナップも急激に水準低下していて、まあ対象がツマラナイとツッコミ芸が空転してしまうというか、ツマラナサが感染してしまうんですかね。作品が脆弱で、作品批判を支えきれないんですね。この時期以降の作品については、別の批評戦略をとるべきだったのかも知れない。まァ、私が思いつくのは社会学みたいなアプローチくらいなんで、それもあんまり面白そうじゃないかな。
 対象となる本を全部読んでるわけじゃないんで大きなことは言えませんが、ツッコミのスタンスには概ね共感。ただし、むしろ褒めてる部分で思わぬ弱点を露呈しているようにも思う。たとえば山本七平への手ばなしの礼賛は、ちょっといかがなものかと。山本の仕事の重要性は認めるにしても、「日本人とユダヤ人」のトンデモ性についてはそれなりに信用できる批判もありますから。
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16 of 19 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 好みがあうかどーか, 2005/9/1
By ずみとし (北九州) - See all my reviews
書評に限らず、エッセイとかルポとかは語り手の、まあ品性だったりセンスだったり文体だったりと、読者の好みが合うかどーかというのが、楽しめるための前提だったりする。
この本も著者二人の語り口調や思考と、読者である私(あなた)の感覚が合うかが大きいと思います。

私はこーいう揚げ足取りっぽい内容は大好きです。
私の大好きな志賀直哉がけっこーけなされてたり、嫌いな小川未明が褒められてたりはしますが、別に不快ではなかった。
好きでもない本を読むってだけでもご苦労さんって感じですが、それについて語るってのはなかなか体力がいるでしょう。

本に書いてあることは常に正しい。権威には弱い。
そーいうタイプの人はたまにこんな本をよむと良いかも。

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12 of 15 people found the following review helpful:
3.0 out of 5 stars 本は時代を語る, 2005/2/8
By kaz0775 - See all my reviews
(TOP 500 REVIEWER)   
20世紀の各年のベストセラーを批評という対談形式の書評本。戦前は知らなかった本や、名作もあり、最近の数十年はベストセラーに名作はないという感が著者に同感するところ。

レビュアーは自分が感じるところがない本はあえて、悪い評価はしたいと思わない。それではいわゆる言っているだけの評論家もどきだし、生産的な行為と思わない。

著者の批評は結構、率直かつストレート。でもつまらないテレビバラエティのあげ足とりという点も見られる。

批評の結果としては、本の評論というより、それぞれの時代の人々がどんな本=希望や思いを抱いていたかという風俗史になっている観がある。

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1.0 out of 5 stars 内容に相応しくないタイトルと装丁
こういうお喋りのような対談は、好きな人は好きだろうが、私にはあまり楽しめなかった。新たに得るものも特にないと感じた。... 続きを読む
Published 9 months ago by Galois

4.0 out of 5 stars 貶している作品まで読んでみたいと思わせる程の芸があれば凄いのだが・・・
文芸批評とか書評を生業としている人の中でも、トヨザキ社長はキャラの立った人だ。芸人と言ってもいい。もちろん芸人と言うのは褒め言葉だ。人の書いたものを“評”すると... 続きを読む
Published 19 months ago by TaroTaro

5.0 out of 5 stars これはなかなか
 さっと読んだだけですと好き嫌いで判断されているようですが、ちゃんと筋が通っていると思います。... 続きを読む
Published 19 months ago by unbalance

5.0 out of 5 stars 「泣かせる」本
口語体(俗語満載)の書評対談が索引と参考文献付で1冊の単行本になった。... 続きを読む
Published on 2005/9/5 by 人形美々寿

2.0 out of 5 stars 凡庸な対談
著者らのいう「1960年代における変化」が、ベストセラーの大衆消費化であるとすれば、その程度のことは中島梓著「ベストセラーの構造」がはるかに高い水準で指摘してい... 続きを読む
Published on 2005/8/8 by かがりひらく

3.0 out of 5 stars ベストセラーは必読と強迫観念に駆られている方に!
読書とはその時々で娯楽小説が読みたければ読めばいいし、ちょいと勉強したければ実学系を読むしと自分で自在に選択するべきもので、ベストセラーだからといって、何も忙し... 続きを読む
Published on 2005/5/27 by marominja

5.0 out of 5 stars やっぱり
ベストセラーに纏わる人々の誤解を解き明かしてくれる本。そこまで言うかというような対談に胸がすく。そう思ってたのは私だけじゃないのね、という感覚が共有できる人には... 続きを読む
Published on 2005/3/22 by シロテナガザル

1.0 out of 5 stars 息がピッタリ、悪い意味で
... 続きを読む
Published on 2005/3/13 by pnきたみとしお

5.0 out of 5 stars エライ!
ここまで書くために、これだけの本を読んだ二人はエライ!
読書好きの間ではくすぶっているベストセラーへのもの言いにも共感。少々の偏見はあるけれど、それも本を... 続きを読む
Published on 2005/3/7 by 麻冷

4.0 out of 5 stars 批判してるのは本じゃない、本を読まないオマエ(含むオレ)だ!
自分の意見に真っ正直な2人による、20世紀前後の約百年の間のベストセラー本(小説に限らず全ジャンルの)をバッサバッサと斬り飛ばしていく対談形式の書評本。
... 続きを読む
Published on 2005/1/9 by dummyx

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