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宝珠、紅に染まるとき―退魔師鬼十郎 (富士見ファンタジア文庫)
  

宝珠、紅に染まるとき―退魔師鬼十郎 (富士見ファンタジア文庫) (文庫)

市川 丈夫 (著)
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内容(「BOOK」データベースより)

大陸随一の腕前と謳われる退魔師・葵鬼十郎。彼女でさえ今回の仕事は困難な依頼であった。木津谷の黒鶴―齢二千歳、数多の伝承に名を残し、木津谷の守り神とまで呼ばれる最強の呪神である。その黒鶴が雲州太守の幼い姫君の命を狙っているという。鬼十郎は何としても姫の命を守らなければならないのだ。だが、姫を守る護衛団の長は非協力的。さらに蛇骨丸という女装した変人の呪神使いも現れ何かと鬼十郎に絡んでくる。内憂外患の中鬼十郎の打った手とは?熱く激しく痛快な、正統派チャンバラファンタジーの決定版。第10回ファンタジア長編小説大賞準入選作。

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5つ星のうち 4.0 市川丈夫といえばシリアスな作品, 2005/4/8
By ミーミルの泉 (北海道) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
和風ファンタジーといえば、日本を舞台にしたものですよね?それでいいですよね?だとすると本作『宝珠、紅に染まるとき―退魔師鬼十郎』は和風風ファンタジーになりますかね。
舞台は昔の日本のような架空の世界。地図や、本文中で紹介されている世界はほんの一部でしかありませんが、作者としてはかなりこだわって練り込んで設定を作成しているようです。奥の深さが垣間見えます。

ところがその世界、作品の中では霞んでいます。というのも、キャラが濃いからです。
主人公は鬼十郎。男な名前ですが、性別は女です。実際に退魔師という仕事をして男のような言動をしている彼女ですが、ほんの時々垣間見せる女らしさが可愛らしいです。
他の数々のキャラも、それぞれに個性的です。
世界、キャラ、と揃ったからには、あともう少しストーリーが印象的だったら更に面白かったと思います。
著者のデビュー作でありますが、さすがに高い完成度ですね。

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