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ゲーデル、エッシャー、バッハ―あるいは不思議の環 20周年記念版
 
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ゲーデル、エッシャー、バッハ―あるいは不思議の環 20周年記念版 (単行本)

by ダグラス・R. ホフスタッター (著), Douglas R. Hofstadter (原著), 野崎 昭弘 (翻訳), 柳瀬 尚紀 (翻訳), はやし はじめ (翻訳)
4.8 out of 5 stars  See all reviews (6 customer reviews)
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Product Description

内容(「BOOK」データベースより)

世界を揺るがした衝撃の超ベストセラーは「本当は何を書いた本なのか?」多くの読者を悩ませ楽しませてきた問いに、ついに著者自ら答える序文収録。20周年記念版。


内容(「MARC」データベースより)

数学、アート、音楽…人工知能、認知科学、分子生物学、そして愉快な言葉遊びをちりばめた対話編。「本当は何を書いた本なのか?」という多くの読者を悩ませ楽しませてきた問いに、著者自ら答える序文を収録する。

Product Details

  • 単行本: 763 pages
  • Publisher: 白揚社 (2005/10)
  • ISBN-10: 4826901259
  • ISBN-13: 978-4826901253
  • Release Date: 2005/10
  • Product Dimensions: 9.2 x 6.5 x 2.1 inches
  • Average Customer Review: 4.8 out of 5 stars  See all reviews (6 customer reviews)
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ゲーデル、エッシャー、バッハ―あるいは不思議の環 20周年記念版
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50 of 56 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 初版翻訳本が出たころには、文系学生、院生がよく持っていたものです。御洒落のつもりかな・・・。, 2009/5/26
By Dr.Shigeharu Mutoh - See all my reviews
(TOP 100 REVIEWER)   
これは世界中でよく読まれました。早熟に生まれた多才D. R. HofsutaderのFascinating Bookです。本当は、原著か20周年記念版ではない初版翻訳本が私は好いと思いますが、“This book applies Godel's seminal contribution to modern mathematics to the study of the human mind and the development of artificial intelligence.”なる内容じゃ文系関係者には無理というもの。それなら昔のクヤシサをというわけで。本著の宣伝文“「本当は何を書いた本なのか?」という多くの読者を悩ませ楽しませてきた問いに、著者自ら答える序文を収録する。”にひかれてお読みになるのも好い事です。しかし、著者は「わたしが十五歳の頃に興味をもっていたような事柄に関心のある、十五歳の頭のいい連中」に読んでもらいたいと答えている。初めてお読みになる方は夏休みの等の数日間に集中してお読みになってごらんなさい。きっと、未知の領域から得ることが多いでしょう。難しいけれども楽しい本です。文系、理系は問いません。翻訳は素晴らしい出来です(大先輩も訳者の一人)。これは、INVITATION TO “ GODEL, ESCHER, BACH “です。この本のレビューは野暮でしょう。私自身1979年、1985年にキチン読んだからこそお薦めするのです。これも脳力になる。
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38 of 55 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 現代版「生命とは何か」, 2006/6/28
1989年のペンローズの「皇帝の新しい心」よりもちょっと前、1985年に出版された本の新版です。作者もはじめに書いているように、この本の内容を一口で説明することは出来ません。というのも、一口で説明できないから、こんなに長くてメタ構造の本になったと思われるからです。

全編を通じて、アキレスと亀の漫才とも禅問答ともいえるような対話とエッシャーの絵が挿入されています。
二部構成になっていて、第1部では、おもにゲーデルの不完全性定理を軸にさまざまな話がかかれています。といっても、バッハやエッシャーの話、それ以外のいろいろな話も登場します。
第二部は、心、意識、人工知能、コンピュータといった内容が中心になっています。ゲーデルの不完全性原理については、他の研究者の意見を紹介し、反論したりしながら、作者の考えが述べられていますが、これも一口ではどうとは言えない流れです。

不正確さを承知の上で敢えてまとめるならば:

低次の系は完全であることが可能だが出来ることが限られている。この低次の系を包括するより高次の系はこの低次の系で分からないことが分かるが、その系の高度さ故に不完全さを持つ。さらに「この高次の系」より高次の系は、「この高次の系」の不完全さを完全に出来るが、自身の不完全さがまた存在する・・・
と、複雑・高度な系は不完全にならざるを得ない。永遠に出てくるマトリョーシカの様に、終わりはない。

人工知能が本当に進歩して、考える力を持つようになったら、それはたぶんあまり役に立たない。なぜなら人間と同じで、気まぐれでミスを犯す存在だから。

というような感じを受けました。

ペンローズの「皇帝の新しい心」や「心の影」とあわせて読むと視点が異なっているので、相補的に見えてくる気がします。
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16 of 23 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 論理学と美、AIを考察する現代の古典, 2008/1/3
私はこの本を20年前に読み、
こんなすばらしい本が存在しえるのか!と
たいへんに強い衝撃を受けましましたが、
最近もう一度読み返してみました。

まずホフスタッターは、「この分は誤りである」という
有名なエピメニデスのパラドクスの
自己言及性からくる矛盾について説明します。

その後、形式システムとはどのようなものかを
簡単な例をあげて読者にわかりやすく説明し、
その実例について考えます。
ついで、それは数論でもおなじであることを示し、
ゲーデルの不完全性定理を納得させます。

ホフスタッターの主観では、バッハのカノンの主題の再帰性、
またエッシャーの絵に描かれるもつれた階層性についても
ゲーデルの定理と審美的に絡み合っているのです。

全編を通じて登場する、蟹とアキレス、アリクイなどの対話劇が
本書の芸術性を一層高めています。
特に対話劇「蟹のカノン」は、バッハのカノンを言語的に再構成したもので、
本書のなかでも特に美しいものです。

その後知性の本質について、またAI論について、
また意識の問題について、自己言及の立場から論じます。
なお、ホフスタッターはこの著作の後、
この意識の自己言及性の立場から
「Minds’ I」 や「I am a strange Loop」 などを書いています。

この点、無理に本書に難癖をつけるなら、
著者は人間知性が特殊だとは主張していないのですが、
AIの限界も強調するため、どっちの立場なのかあいまいな点でしょう。

この本を読まずしても、ゲーデルの定理を語ることは可能ですが、
それはゲーデルの定理を理解する人にとって、
たいへんもったいないことだと思います。
本書は哲学に興味のあるすべての現代人の必読書といえるでしょう。

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