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熊とワルツを - リスクを愉しむプロジェクト管理
 
 

熊とワルツを - リスクを愉しむプロジェクト管理 (単行本)

トム・デマルコ (著), ティモシー・リスター (著), 伊豆原 弓 (著)
5つ星のうち 4.5 レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

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   ソフトウェア開発のプロジェクト管理において、人間中心の独自の視点からユニークな見解を見せるトム・デマルコが、各方面で話題を呼んだ『ピープルウェア』でのパートナー、ティモシー・リスターと再びタッグを組んだ。今回のテーマは「リスク管理」。昨今のシステムの大型トラブルを持ち出すまでもなく、リスク管理の重要性はさまざまな方面で説かれてきた。しかし、「リスク管理」とは具体的にはどういうことを指すのだろうか。本書はその定義を明確にし、予測できないリスクを数値化する手法を紹介する。リスクを避けるのではなくリスクをとることによってしか、ライバルとの競争で優位に立つことはできないのである。

   デマルコは、リスク管理を「リスク管理は大人のプロジェクト管理だ」(第2章)の一言で定義している。子どもは都合の悪いことを知らなくてもよいが、起こりうる悪い事態を認識し、それに備えるのが大人である。それこそまさにリスク管理であるということだ、と。プロジェクトにとって望ましくないリスクを半ば無意識に葬ってしまうことや、「間違えるのはかまわないが、不確かなのはだめだ。」(第6章)とする旧来的な企業文化は厳然として存在するが、デマルコは、「バラ色のシナリオだけを考え、それをプロジェクトの計画に織り込むのは、子どもっぽいとしか言いようがない。」(第2章)と言い切る。

   とはいうものの、やはりリスク管理は難問だ。なぜなら、わからないものを数量化しなければならないからだ。本書では、数学的だが難解ではないグラフを用いて不確定性を具体的な数値に置き換えることで、不確定要素を有限なものとし、コストを最小限にすることを試みる。そして、最終的にはどこまでリスクをとれば価値に見合うのかの論理的な解説がなされる。リスクの正体と予測及び対処方法に関してひとつの指針が打ち出されたという点で、少なくともプロジェクトマネージャの地位にある人は目を通すべき1冊だ。しかし、本当に本書の内容を理解する必要があるのは、プロジェクトマネージャーのさらに上に立つ管理者や経営者かもしれない。(大脇太一)

商品の説明
熊とワルツを
「リスクのないプロジェクトには手を付けるな」。著者は冒頭でこう断言する。リスクが大きければ,そのぶんチャンスも大きい。リスクという熊とのダンスを楽しみながらソフトウェア開発を進めるべし,というのがタイトルに込められたメッセージである。本書ではまず,リスク管理が難しい理由を分析する。どれも痛快なほど的を射ており,ソフトウェア開発者でなくても身につまされる。その後,解決策が紹介される。説明に豊富な図や具体的な事例が使われているため,すんなりと理解できる。


(日経バイト 2004/04/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)


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5つ星のうち 5.0 何も起きるはずはない、と信じる権利は誰にもない, 2006/6/10
By 丁三 (千葉県) - レビューをすべて見る
(TOP 100 REVIEWER)   
トム・デマルコといえば、80年代から90年代前半にかけて活躍したシステムコンサルタントで、構造化技法(DFD法)の発案者としても著名だ。1987年刊の『ピープルウェア』はチームビルディングへの深い洞察を軽妙なユーモアで綴ったエッセイで、ソフトウェア開発者のバイブルとしていまも読み継がれている名著だ。

本書はそのデマルコの最近刊である。軽妙ユーモラスにして核心を突く警句の数々は依然健在だ。

リスク管理は「おとなのプロジェクト管理である(p15)」、とデマルコは言う。子供たちは普段、隣国の核兵器開発や治安の悪化、環境破壊などを心配しなくてもよい。が、大人はそうはいかない。子供たちを守るために、そうした「望まない結果」のことまで目を配って当然だからだ。このような巧みなアナロジーがリスク管理の本質を端的に指摘して新鮮である。

また本書には他に見られないユニークな方法論がひとつある。「ナノパーセント 日」という考え方である。

プロジェクトの完成予定日は実は確率分布である。まったく何の障害もなく完成する最楽観スケジュールと、どんなにひどくともここまでには完成する最悲観スケジュールの間のどこか。それが完成予定日の真の姿だ。もちろん、最楽観日に完成する確率はほとんどゼロ、すなわちナノパーセントである。「不確定性の幅は、その組織の開発プロセスにどれだけノイズがあるかで決まる(p67)」。にもかかわらず大半のプロジェクトはこのナノパーセント日を完成予定日にしてしまう。

リスクとは「望まない結果を生むかもしれないもの(p16)」のことである。人間は誰でも「望まない結果」から目を背けがちだ。しかし、何も起きるはずはない、と信じる権利は誰にもない。だからリスク管理が必要なのである。

ともかく800字ではとても書ききれない。ぜひ、本書を手にとって欲しい。
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11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 いつも開発スケジュールが遅れるプロジェクト管理者に。, 2003/12/21
終わりよければ全てよし・・という考え方ではいけない、とこの本の冒頭
では言っている。

リスク管理をせずにソフトウェア開発プロジェクトが失敗すると、裁判に
なったら負けるのだ。一生懸命やって遅れたらごめんなさいではすまない
のだ。なぜ遅れるのだ。リスク管理をしないからだ。かいつまんでいうと
そういう話だ。

いままで、リスク管理の本といえば、「こうあるべきだ!」というべき論
しか書いてなかった。それができるんならとっくにやっているという話ば
かりだ。この本のおかげで、やっと本当のリスク管理とは何かがわかった
ような気がした。

いつも開発スケジュールが遅れるプロジェクト管理者にはぜひ読んでいた

だきたい。なぜなら、遅れる原因はあなたか、あなたの上司がリスクを負
わなかったからなのだから。

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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 リスクに立ち向かい、愉しむ勇気を与えてくれる, 2004/3/12
リスク管理の入門書として良い点が二つ

テクニックの紹介は標準的な内容を網羅している
リスクを愉しむ勇気を与えてくれる

リスク管理を後ろ向きなものとみなす組織ではなかなか実践できないかもしれません。
しかし先制攻撃的なプロジェクト管理をやらなくては後手に回って間違いなく火の車です。

さぁ、勇気を出してみましょう。

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5つ星のうち 4.0 リスク管理の本質
デマルコ、リスターの本ばっかり読んでいる
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だって、、おもしろいから。(^o^)/... 続きを読む
投稿日: 2006/7/16 投稿者: やーまん

5つ星のうち 5.0 みんなが読んでおいた方が良い、読むべき本。
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