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カミングアウト・レターズ
 
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カミングアウト・レターズ (単行本(ソフトカバー))

by 砂川秀樹 (著, 編集), RYOJI (編集)
5.0 out of 5 stars  See all reviews (8 customer reviews)
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Product Description

内容紹介

ゲイ/レズビアンの子とその親、生徒と教師の往復書簡。家族への、身近な人への告白。初めてうちあける子どもの思い。母親の驚き、葛藤、そして受容。生徒と教師の真摯な対話。18歳から82歳まで、7組19通の手紙と2つのストーリーを編んだ。ゲイ/レズビアンの子をもつ親たちの座談も収録。


内容(「BOOK」データベースより)

カミングアウトをめぐる子と親、生徒と教師の、7組・19通の往復書簡。

Product Details

  • 単行本(ソフトカバー): 232 pages
  • Publisher: 太郎次郎社エディタス (2007/12/11)
  • Language: 日本語
  • ISBN-10: 4811807251
  • ISBN-13: 978-4811807256
  • Release Date: 2007/12/11
  • Product Dimensions: 7.4 x 5.2 x 0.9 inches
  • Average Customer Review: 5.0 out of 5 stars  See all reviews (8 customer reviews)
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5.0 out of 5 stars 長生きして、世の中が変わるところを見届けなさい, 2009/10/6
 NHKの番組「ハートをつなごう」で、石田衣良氏ソニン氏による本書の朗読があり、気になって購入。成長期に心を傷つけられて尚、「言ったら親を苦しめる」と思い定める状況は何と過酷かと、胸が痛んだ。学校はこの課題に取り組まなければならず、行政もそのために動いて行かなければならない。
 しかしこの本には驚く。意図的なのか編者は一切「人権」と書かず、同性愛を理解しない者に対しても洞察に満ちた優しさを示し、公権力は別として、何人(なんぴと)をも断罪しない。これは数ある運動が「差別者(=敵対者)」を規定糾弾し、摩擦を生むと同時に当事者にも甘えを残してきたことを思えば、深く頷ける。糾弾運動はしばしば断絶を歓迎する危険な自我を持ち合わせていた。また「どうせ社会は」という嘆きが、誰より当事者自身の希望をすり減らし、力も奪ってきたのである。反して本書は人権と言わずして何よりも人権を語り、静かな内省から進むべき道を示す、志高き本である。糾弾は選択されなかった。それは子らによる手紙の、文面に滲むこころにも重なる。
 子どもたちは大人たちを否定も、拒絶もしなかった。親を思わずにいられなかったからなのだが、それゆえ生まれた言葉は多くの人々の胸に分け入り痛みも残すし、収められた書簡は愛しい。しかし泣かせるだけで終わらない。例えば文中の、頑迷な父親が病床で見せた思い(p98)に「恨み」が氷解する時、苦悩の果てに言葉をつむぐ母親の姿(p20)に心を重ねる時、読み人たちは本当の意味で励まされ、強くなるだろう。誰をも許すこの本は、しかし全ての人々の背中を押し、新たな境地に導く。拘泥の中で足踏みし、心を閉ざしていることを許さないのである。
 誰もが心を打ち明けられない時代、学校が名誉を失墜し親子も語り合わなくなった現代に、対話の素晴らしさを再認識させられた。学校も家庭も、まだまだ可能性に満ちている。
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34 of 42 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 涙が止まらない, 2007/12/20
By RED BEAR (東京都府中市) - See all my reviews
ゲイである自分が読むと涙が出て先を読み進めるのはとても大変です。
でもそれは、聞いた人の気持ちも言ったほうの気持ちもわかるから。
周りにいる人に優しくなれる本だと思う。
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26 of 34 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 大切なあなたに贈る本, 2008/2/20
By  (東京都) - See all my reviews
 僕は、家族にカミングアウトできていないゲイです。
 両親の「孫に絵本を読んで聞かせたい」という希望。
 祖母の「孫の結婚式が見たい・ひ孫の顔が見たい」という希望を、昔から浴びて育ってきたから。
 そしてなによりも、自分が愛されて育てられてきたことを、心の底から実感しているから。
 いつか言わなきゃ、いつか言わなきゃ、と、思いながらも、言えないまま、ここまで生きてきました。
 この本には、そんな「いつか」を経験した子どもと親が、或は、生徒と教師が、
自分がゲイであること・自分がレズビアンであることを語った「いつか」のことを、
思い返しながらやりとりした手紙が収められています。

 こんな自分だけど、あなたと一緒にこれからも生きて行きたい。
 どんなあなたでも、あなたと一緒にこれからも生きて行きたい。
 そんな風に互いを想いやり、確かめ合い、新しい関係を、これまでの関係を、これからも生きていくこと。
 カミングアウトをするということは、大切な誰かと一緒に生きていくことを考えるための、
行為であり、プロセスである。そんなことが、この本には書かれています。

 この本手紙を書いた人たちは、あなたにとっては他人かも知れないし、あなたの家族に、
或は友だちには、こういう“問題”を抱えている人は、なかなか“いない”かも知れない。
 けれども、これらの手紙は、確かに、いつかの僕へ、そして、いつかのあなたに向けて
書かれた手紙でもあります。
 LGBT当事者の方は勿論ですが、特に、お子さんをお持ちの方・いつか子どもを育てたいと
考えている方には、読んで頂きたい本です。

 僕も、「いつか」の自分のために、そして、「いつか」の家族のために、この本を大切に
していきたいと、考えています。
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