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ライフサイクル イノベーション 成熟市場+コモディティ化に効く 14のイノベーション
 
 

ライフサイクル イノベーション 成熟市場+コモディティ化に効く 14のイノベーション (単行本)

by ジェフリー・ムーア (著), 栗原 潔 (翻訳)
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Product Description

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出版社/著者からの内容紹介

『キャズム』のムーア、待望の新刊!
 キャズムを越え、トルネードに乗り、成熟市場で企業が陥る「成功という惰性」に打ち勝ち、企業が成長し続けるための適者生存のイノベーション戦略!

 グローバリゼーション、規制緩和、コモディティ化が至るところで影響力をもたらし、企業がイノベーションを起こさなければならないという圧力が高まっている。
◆自社のコア・コンピタンスがもはや差別化要素でなくなった時に何が起こるか?
◆新しい領域に経営資源をシフトするためにはどうしたらよいか?
◆イノベーションに抵抗する慣性力にどう対応すべきか?
◆組織のエネルギーをイノベーションに振り向けるためにはどうしたらよいか? 

 本書はこれらの問いに答え、どうすれば企業が永遠に進化を継続できるのかについて論じる。
 具体的には14種類のイノベーションについて論じ、それらをどこに、いつ、どのように適用していけば企業が生存競争に勝ち抜けるのかを示す。自然界の生態系と同様、市場においても自社の状況に適切なイノベーション・タイプを選択し、競合他社との十分な差別化を実現できるよう活用して、それぞれの市場セグメントで成長していけることを解説する。テクノロジー企業を中心とした100社を超える事例をもとに、成熟市場でもイノベーションは可能であることを提示する。


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3 of 3 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars イノベーションのイノベーション, 2006/8/11
これからの定番の1冊になる本です。

本書の価値は、イノベーションというこれからの企業の最重要テーマを中核に、
時間軸(成長・成熟・衰退)と空間軸(市場・製品・顧客・プロセス)の広がりを見事に整理したうえで、
複雑な世界の活用とボリュームの制御を異なる戦略として分化し、
それぞれのイノベーションのあり方を提示していることです。

更に、イノベーションを必要十分に行うために、経営資源のライフサイクルにまで言及しています。

原書タイトルが「Dealing with Darwin」であるように、
本書は生態系の進化理論をアナロジーに活用していると思われます。
進化理論をご存知の方は随所にそれが見られると思います。
また、時空間軸を使っていることから、非線形ダイナミクスのアナロジーも活用していると思われます。
このように最新の自然科学の知見をアナロジーとして活用していることも、
本書の価値を高めているのだと思います。

これまで、イノベーションに関する良書は沢山出ています。
それらは、著者の才能によって見事にイノベーションを描き出しています。
ただ、著者らの専門分野に特化した内容のものが少なくないことから、
このようなイノベーションを統合した本が出てきたことは非常にありがたいことだと思います。

イノベーション理論をイノベーションしたといってよいでしょう。

イノベーションで悩んでいる人には、朗報だと思います。
またイノベーションに抵抗している人には、退路を絶たれる内容となっています。

なお、触れられている個別の経営手法そのものは、既出のものであり、
それらをより深く理解したい場合はその書籍を読むことをお薦めします。
トム・ピーターズ、クレイトン・クリステンセン、ジェームズ・コリンズ、トム・ケリーらの著作は、
本書と併せて活用されると、より効果的だと思います。
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5 of 6 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 淘汰とは絶滅ばかりを言わない, 2007/9/10
 モノやサービスあるいはそれらを統合的に提供する市場という場が取引価値を上げもすれば下げもする、との条件を飲み込んで読む研究である。イノベーションのゾーンとタイプの腑分けから始まる。ゾーンとは、イノベーション・タイプを市場カテゴリーの成長に合わせてくくったグループ名。終盤は、コアとコンテキストそれにミッション・クリティカルと非ミッション・クリティカルによって求めた4象限を用いてサイクルとして表し、どの象限に人を含めた組織の資源を注入すべき時か論拠は何か、その資源をどこから調達するかを論ずる。

 ムーアのいうコアというのは、ハメルとプラハラードが述べた意味より広い解釈で、永続的成長の源泉を考えようという捉え方。ミッション・クリティカルは、クリステンセンが既に述べたように、組織の存亡に影響を及ぼすような特性。コンテキストというのはいろいろな使い方でよく目にするが、企業の競合優位に結びつかない業務にはレッテルを貼って、金をかけずに人も減らす対象として括る。

 これらに加えて、二つのビジネスモデルが絡んでくる。コンプレックス・システム・モデルとボリューム・オペレーション・モデル。前者はあなた好みを、後者は数売って儲けるビジネス。

 次世代のコアのために経営資源を見つけるには、どこかの生産性を上げなければならない訳で、そのためにはより懸命に働くことである、とは言っていない(p.284)。仮に、資源を手にすることができれば、これを次のイノベーションのサイクルに使用されることになる、と言うのだがどうだろうか。これも、国によりあるいは企業や組織により、ヒト・モノ・カネ・知識等々の扱いの違いがそのサイクルのどこに影響するのかも合わせ考えてみる必要がある。諸兄の、どっぷり日が暮れるまで働く現実と照合してダーウィンの「自然淘汰」解釈を多様な視点で考えるのも本書の一つの示唆である。
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11 of 29 people found the following review helpful:
3.0 out of 5 stars なるほど!, 2006/6/30
By coco "xin" (千葉県) - See all my reviews
今までのジェフリー・ムーアの書籍の内容をベースに、様々なイノベーションに説明が記してある。シスコを中心に色々な企業を各イノベーションに当てはめているのでとても理解しやすくなっている。ただ、アメリカの企業ばかり(当たり前だが)なので、訳者は注釈としてその企業はどういう業種でどういう位置(規模など)なのかを説明してほしい箇所もいくつかあった。
後半は衰退した商品(サービス)に対してはアウトソーシング、オフショアリングせよと示しており、私としては「そんなことをしたらリストラの嵐ではないか!そんなものうまくいくはずない」と思いながら読んではいたが、見事に私の不満も終わりの方で解消してくれた。
今、自分が働いている会社と当てはめてじっくり読むと結構、味が出でてくる書籍だと思う。
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