Product Description
実務で役立つWBS入門 プロジェクトにおける一連の作業を分解し構造化する手法「ワーク・ブレークダウン・ストラクチャ(WBS)」を、入門者にも理解できるよう丁寧に解説する。WBSは1960年代に登場した概念で、特に新しいものではない。しかし、実務に使われ出したのは最近。著者が指摘するように、「ほとんどの人が、WBSの作成や利用における約束をきちんと理解していない」。例えば、ある作業を複数のサブプロジェクトに分解する際、元の作業を100%網羅するよう設計する「100%ルール」などの原則が守られていないとする。40年以上にわたって、米国政府や民間のシステム開発プロジェクトを指揮してきた経験に基づく指摘だけに説得力がある。
日本語版では、国内の事例として経済産業省を取り上げ、CIO補佐官である葛西重雄氏のインタビューを14ページにわたって掲載している。葛西氏は、プロジェクトの成否を分けるのはWBSだとし、「今後は入札時の要件としてWBSの添付を義務付ける」と語る。
(日経コンピュータ 2005/04/18 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
出版社/著者からの内容紹介
プロジェクトの現場で役立つノウハウがギッシリの教科書、ついに登場!
本書は、長年の要望に応え、ワーク・ブレークダウン・ストラクチャー(WBS)の概念と応用に関して包括的にまとめた実用的な解説書です。WBSによりプロジェクトの構造を明らかにし、立上げプロセスを効率化するほか、計画、コントロール、コミュニケーションのツールとしてプロジェクト全体を通した活用方法についても解説しています。本書は、WBS作成、および新規プロジェクトのスコープ作成や計画における筆者の長年の経験に基づいています。WBSの使用方法などはユーザに広く受け入れられているものを紹介しますが、より詳しい概念については多くの例を通して筆者独自の考えを説明します。
WBSはプロジェクトマネジメントの概念としては新しいものではありませんが、よく誤解されていたり、効果的に利用されていなかったりします。計画をもって事にあたるよりも、とりあえず始めてしまうという安易なほうに流れがちですが、WBSの利用には、他の計画同様、規律と考察(discipline and thought)が必要です。(本書「著者まえがき」より抜粋)