内容紹介
第6回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。『四日間の奇蹟』(浅倉卓弥)、『チーム・バチスタの栄光』(海堂尊)など話題作を次々に生み出す、『このミステリーがすごい!』大賞の今年の受賞作は、「この10年で一番美味しいミステリー。いますぐフレンチが食べたくなる」大森望(翻訳家・評論家)、「美食というのは体に毒だ。でもこのミステリーでなら大丈夫。ごちそうさま!」香山二三郎(コラムニスト)、「まさしく美味――この美食ミステリーを『このミス』大賞に迎えられたことを、選考委員として誇りに思う」茶木則雄(書評家)、「グルメファンは大注目」吉野仁(書評家)と、選考委員から絶賛された★★★の美食ミステリー。新進気鋭の料理人と、鋭い味覚をもつ元料理評論家が覗くグルメ界の闇とは……。じっくりお楽しみください。
内容(「BOOK」データベースより)
柴山幸太は神戸でフレンチスタイルのビストロを営む新進気鋭の料理人。彼は、妻の友人と木下貴史との結婚披露宴に出席し、貴史の祖父である中島という老人と知り合いになる。その中島は人間離れした味覚を持つ有名な料理評論家であった。披露宴での会話を通じて、幸太は中島に料理人としてのセンスを認められ、その結果、中島が幸太のビストロを訪問することになる。一方、幸太が中島と知り合った翌日、神戸ポートタワーで一人の男性の刺殺体が発見された。捜査に乗り出した兵庫県警捜査第一課の青山は、木下貴史の父・義明が営む会社に被害者が勤務していたことをつかむ。さらには義明も失踪していることを知り…。『このミステリーがすごい!』大賞第6回2008年大賞受賞作。