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朝倉恭介―Cの福音・完結篇 (宝島社文庫)
 
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朝倉恭介―Cの福音・完結篇 (宝島社文庫) (文庫)

by 楡 周平 (著)
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Product Description

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   朝倉恭介。『Cの福音』、『猛禽の宴』、『ターゲット』と3度登場する、日米にわたる麻薬網などの悪を操る切れ者。
   川瀬雅彦。『Cの福音』の次作『クーデター』と第4作『クラッシュ』に登場する、正義感の塊のジャーナリスト。
 「これ」と思ったネタにはとことん食らいつく川瀬の目に留まったのが、朝倉恭介につながるネタだった。『Cの福音』6部作の完結篇である本書で、ついに2人は対決する。

   アクション映画のようなハイテク満載の頭脳戦や、派手な立ち回り。伏線に継ぐ伏線が集約していく心地よさ。それだけでも十二分に人をひきつける作品である。そして、この主人公がまた魅力的なのだ。恭介は相変わらず自信に満ちていて、自分がこのゲームを落とせると知っている。
   本作での恭介は追われている。川瀬に、日本の警察に、そしてCIAに。それがどんなにすさまじくとも、こいつなら生き延びるのではないかと思わせるのが、朝倉恭介なのだ。

   常に組織と戦ってきた恭介。知力も体力もお金もあるが、味方はいない。川瀬はフリーのジャーナリスト。しかし、背後に新聞社がついている。恭介を追っているのはいずれも巨大な組織だ。本作では、恭介の孤独感が浮き彫りにされ、より人間くさい部分がちらりと顔を出す。そして、それが恭介を追い詰めていく。

   本作だけでも抜群なエンターテイメント性を見せている。だが、伏線は本作だけに限らない。過去の5作に隠された伏線も多く、それだけに、つい、6部全作を読み返したくなる。(つちだみき) --This text refers to an out of print or unavailable edition of this title.



出版社/著者からの内容紹介

日米間に、コンピュータ・ネットワークを駆使したコカイン密輸の完璧なシステムを作り上げ、闇の世界にしなやかに生きた孤高の男・朝倉恭介――悪の天才に、ついに最後の時が訪れた。CIAの狙撃、警察の包囲、そして宿命の好敵手・川瀬雅彦の銃口を前に、サブマシンガン・イングラムの弾丸も尽きた。恭介がその手に掴みとるのは、生か…死か!?
--This text refers to an out of print or unavailable edition of this title.

Product Details

  • 文庫: 506 pages
  • Publisher: 宝島社 (2002/01)
  • ISBN-10: 4796625739
  • ISBN-13: 978-4796625739
  • Release Date: 2002/01
  • Average Customer Review: 3.0 out of 5 stars  See all reviews (9 customer reviews)
  • Amazon.co.jp Sales Rank: #442,271 in 本 (See Bestsellers in 本)

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2 of 2 people found the following review helpful:
3.0 out of 5 stars さみしさの意味が違うけど, 2008/9/23
By aquatio "hirosi" (東京都港区) - See all my reviews
(TOP 500 REVIEWER)   
Cの福音もいよいよ最終巻を迎えた。。。

悪のスーパーヒーロ、朝倉恭介とも、若きジャーナリスト川瀬雅彦ともこれで会えないと思うとさみしい思いがする。
ただ、完結巻の本作については、正直なところ若干の、物足りなさを感じた。

悪とはいえ、朝倉恭介のたぐいまれな頭脳と身体能力、ニヒリズム、独特の世界観が、これまで我々を魅了したと思える。
しかし、本作の朝倉は、微妙に自信過剰で脇の甘さがある。
こんな温い人間ではなかったはず、と違和感を覚えた。
一方、サブのはずの川瀬雅彦が、逆にパーフェクトとも思える活躍。
確かに、6連作シリーズは、朝倉と川瀬が黒と白のように表裏で作って来たシリーズだからなぁ、と納得させられる。
でも、悪とはいえ、我々はその悪行の朝倉が、しっかり生きて来たことに喝采を送っても来た。
そういう意味で、最終作をこのようにどちらかというと結局川瀬の凄さが際立たせる結果になったことは、作者自身も、しょせんどう言い訳しようと悪者の朝倉が、そのまま永らえることによしとしなかったということだろうか。

題名が、まさに「朝倉恭介」となっていながら、何となく「川瀬雅彦」の間違いじゃないの、という感じになる本作は、シリーズ最終巻として読後釈然としない、違和感を覚えてしまうのだった。
再最終巻として、題名「川瀬雅彦」として、今度は逆に朝倉恭介の際立つ作品がでてくるんじゃないか、なんてうがってみたくもなる。
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2 of 3 people found the following review helpful:
3.0 out of 5 stars ゴロワーズでも吸いながら・・・, 2002/1/26
朝倉恭介という主人公は、自分の信念を貫いて生きたいと願う人にとってはたまらない人物だと思います。これまでの作品ではストーリーの中にいた主人公が今回は中心となり、ストーリーが組みたてられている、、、という印象を持ちました。完結篇としての完成度はイマイチでしたが、朝倉恭介の魅力のおかげでクライムノベルの面白さを知りました。
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4 of 7 people found the following review helpful:
2.0 out of 5 stars マンネリ?, 2001/3/8
過去の著作をつぎはぎして無理矢理作った印象を受けた。後半は今作のオリジナルになっていくが、どうもこれまでの著作とは感じが違う。強引に話を展開しすぎる感がある一方で、冗長さを感じる部分も色々あり、納得できない作品だった。これまでの5作が、とてもおもしろかっただけに残念だ。
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1.0 out of 5 stars これまでの恭介像が台無し
これが6作目の結末?
これまでミス一つしない完璧な朝倉恭介が、
まるで別人のようにミスを連発。... 続きを読む
Published 20 months ago by かさこ

4.0 out of 5 stars 6連作の最終巻!
6連作(「Cの福音」「クーデター」「猛禽の宴」「クラッシュ」「ターゲット」)の最終巻。タイトルもズバリ本編の悪の主人公「朝倉恭介」です。今まで出てきた登場人物が... 続きを読む
Published on 2006/10/28 by ウパ吉

4.0 out of 5 stars え!本当に完結?
Cの福音より朝倉恭介、クーデターより川瀬雅彦いう登場人物が出てきますが、二人は人間の裏表の信念を貫いて生きたいとう人物だと思います。これまでの作品では実際に起こ... 続きを読む
Published on 2005/6/16 by ice

4.0 out of 5 stars ここで結びつくとは、早急な気もするけど。
Cの福音以降どっぷりとのめりこんできた「朝倉恭介」シリーズが完結?んなバカな!?である。マネーロンダリングやアリバイ工作、密輸。悪の華麗さでここまでひっぱられて... 続きを読む
Published on 2004/1/2 by 愛玩メイデン

3.0 out of 5 stars 頭脳 vs 強運
あり得ない偶然の連続で、それまでほぼ完璧な存在として描かれている朝倉恭介が追い詰められていく。思い返してみると川瀬雅彦シリーズは皆、あり得ない偶然によって事件が... 続きを読む
Published on 2003/5/19 by fao_schwarz

3.0 out of 5 stars むむむ・・・
これまでのシリーズの圧倒的な展開力が感じられなかった。中盤までは「ご都合主義」という単語が何度も頭の中をかすめた展開。二人を対決させる内容は予告を聞いたときは期... 続きを読む
Published on 2002/4/27 by tutuijun

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