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塾を学校に―「教育改革」への一石 (宝島社新書)
 
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塾を学校に―「教育改革」への一石 (宝島社新書) (新書)

by 高嶋 哲夫 (著), 小篠 弘志 (著)
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Product Description

内容(「BOOK」データベースより)

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内容(「MARC」データベースより)

学校ってなあに? 誰のためのもの? 不登校、学級崩壊、いじめ、学力低下…。危機的状況にある公「教育」を塾・学校の双方の声からふりかえり、「塾を学校に」と訴える。〈ソフトカバー〉

Product Details

  • 新書: 219 pages
  • Publisher: 宝島社 (2000/05)
  • ISBN-10: 4796618171
  • ISBN-13: 978-4796618175
  • Release Date: 2000/05
  • Average Customer Review: 3.0 out of 5 stars  See all reviews (1 customer review)
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3.0 out of 5 stars 学校を塾に, 2002/8/9
塾を学校にしてしまえという、乱暴な意見。でもよんでみて納得。日本の公共義務教育は市場経済の原理が働かないから、ろくでもない授業が平然と行われてしまっている。だから、市場競争のなかで効果をあげてきた塾を、昼間から子供を預ける教育機関として認定しろ、というのが著者たちの意見。

幾つか踏まねばならない手順はある。日本の教育制度は、管理教育中心になっており、義務教育の仕組みが、国家管理になっているからである。まずは国家の管理を外してしまおう。やり方は簡単。バカロレアみたいな、検定試験制度にしてしまえばいいのである。小学校を卒業するなら、このテストで80点以上取りましょう。そうしないと、中学校にあげませんよ、といった資格試験制度の導入である。資格試験は恣意的にいつでも受けられるようにし、場合によっては飛び級もみとめる。

検定だから、学校は自分の自由裁量で選ぶことになる。当然、人気の在る学校が出来、不人気の学校もうまれるだろう。一見すると、平等主義に反して、学校制度がおかしくなると考える向きもあろう。しかし、今の学校制度が崩れつつあるのは、教員養成から学校運営まで、国の保護下にあるからではないだろうか。私立中学校があるからいいじゃないかというが、田舎には無いぞ。そんなところもひっくるめて、塾を学校にしてしまうと、いま学校にはびこる閉塞感はかなり解消されるのではな入だろうかと提案している。

いままで一生懸命教員採用試験を目指してきた人と、おれのようなやさぐれ塾講師が同じ土俵に立つのは失礼なような気もしないでもない。ただ。なんとなくおもうのは、とりあえず学校の先生を目指している連中と、なんとなく塾講師をしている俺には大きく差があるということ。だいたい教育論がちがう。教員を目指す連中は、子供とどう付き合うかっていろいろ心配してるんだろうけど、こっちは子供も大人も同じ人間だと思っているから、対人間のアプローチでしか動かない。
だから、ときどき中学生がむかついているのとおなじポイントでむかつくことがある。どうせ子供相手だからと手を抜いている連中は、見ぬかれるもののである。がきをなめちゃあいけないよ。 だっておれ中学のころに、うさんくさい大人のやり口は見ぬいていたもん。とうゆう根性ワルのおれと、子供のためを思って働いている素敵な教員が、おなじ仕事をするのは面白いかもしれない。あんまり負ける気がしないのはなぜなんだろう。

たぶんうぬぼれなんでしょ。

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