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メメント・モリ
 
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メメント・モリ (単行本)

藤原 新也 (著)
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商品の説明

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書名の『メメント・モリ』とは、「死を想え」という意味で、ヨーロッパ中世末期にさかんに使われたラテン語の宗教用語だ。この本には、著者の短いコメントが付けられた74枚のオールカラー写真が収められ、生の光景に潜む無限の死の様相が極彩色で提示されている。たとえば、「ニンゲンは犬に食われるほど自由だ」とのコメントがつけられた写真には、荒野に打ち捨てられたヒトの死体を野犬が貪るように食らい、それをカラスが遠巻きにしている光景が写し出されている。また、大河のほとりで遺体の野焼きをしている光景には、「ニンゲンの体の大部分を占める水は、水蒸気となって空に立ち昇る。それは、雨の一部となって誰かの肩に降りかかるかもしれない。何パーセントかの脂肪は土にしたたり、焼け落ちた炭素は土に栄養を与えて、マリーゴールドの花を咲かせ、カリフラワーをそだてるかもしれない」と、少し長めのコメントが付けられている。
もちろん、著者の提示している生と死がヒトに限定されるものではなく、他の生物や山川草木を含む、いわば森羅万象の生死を意味していることは明らかだ。この本に収められたすべての光景とコメントは、私たちの今生の「生」は、生と死が交錯する危ういバランス上で辛うじて生の側に立っているに過ぎないのだ、ということを示唆しているのかもしれない。
著者の藤原新也は1944年生まれ。アジア各地を400日漂白した記録『全東洋街道』で1981年度の毎日文化賞を受賞した。(水戸義継)

登録情報

  • 単行本: 174ページ
  • 出版社: 情報センター出版局; 〔新装版〕版 (1990/05)
  • ISBN-10: 4795810222
  • ISBN-13: 978-4795810228
  • 発売日: 1990/05
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 本 - 17,069位 (本のベストセラーを見る)

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5つ星のうち 5.0 「死を想う」とは, 2006/4/17
駒ケ根高原美術館(長野県駒ヶ根市)に常設展示された「メメント・モリ」を見て衝撃をうけ、本を購入しました。
個人的なことですが、鬱がひどく死にたいと思う日々を送っている最中の出会いで、ハッと我に返りました。 「死にたいと思う」と「死を想う」は全く別のこと。
藤原さんからのメッセージは【死を想え】。 一生かけても答えはでないかもしれない。その答えを探す旅が「生きること」なのかもしれない・・・
購入を迷っている方は、藤原さんのオフィシャルサイトで公開されている"Memento mori"をご覧になってはいかがでしょうか。
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16 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 藤原新也, 2004/3/31
By hybrid_dirbyh (大阪府 Japan) - レビューをすべて見る
藤原新也の原点といって過言でないと思う。

彼の存在は Mr.Children の桜井さんのインタビューで知った。
この本はあまりに刺激的すぎる。何と多くのものを忘れていたのかと思った。インドはあまりに近く遠かった。

大切なことを忘れてしまわないように、時たま見直す。
見直すたびに新たな発見がある。

これほど語りかけてくる写真を撮れるのは藤原新也以外にいないんじゃないかと思う。
カメラが目に見えないものをも写すと知ったのは、これらの写真を見たときでした。

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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 こんなところで死にたいと思わせる風景, 2005/9/25
「こんなところで死にたいと思わせる風景が、一瞬目の前を過ることがある。」
「その景色を見て、わたしの髑髏(しゃれこうべ)がほほえむのを感じました。」
そんな風景が次々と現れる。あまりの濃密さにページをめくるのに疲れてしまうほどだった。
『インド放浪』『東洋街道』他から選りすぐった写真に藤原氏自らが強烈なメッセージを刻む。
そして最後に藤原氏はこう結ぶ。「読者はわたしの言葉や写真のいくつを感じ、いくつを十分に解釈し、そして、いくつを乗り越えてしまうことができるか。」
この本に出会って15年。真に解釈できた写真は1枚もないのではないかという不安。この本との格闘はまだまだ続くんだと思う。
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5つ星のうち 5.0 コーランのように
この本に出会ったのは... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: バオバブ

5つ星のうち 5.0 汚れたらコーラン


 今、手元にあるのは三冊目です。
 藤原新也の写真集なのだけれど、A5版で持ち運びやすく、手頃な価格。... 続きを読む
投稿日: 2007/10/18 投稿者: Masashi Yamanaka

5つ星のうち 5.0 たくさんの人に読んで欲しい。
「死」がリアルではなくなってきているように思える。
病院や老人ホームなどでの限定された閉塞した死。... 続きを読む
投稿日: 2007/5/6 投稿者: いわちゃん

5つ星のうち 4.0 『死』はいつもそばに
「死を想え」という意味のタイトルのこの本。
出逢ったのは、1995年のことでした。
当時、Mr. 続きを読む
投稿日: 2007/2/6 投稿者: 自宅に秘宝館

5つ星のうち 5.0 刊行20周年
「刊行20周年 20万部突破!!」の帯に驚きと懐かしさを覚えて買いました。初版本を人に上げてしまったので、もったいないことをしたなあ。... 続きを読む
投稿日: 2007/1/8 投稿者: ミシシッピかずみ

5つ星のうち 4.0 これは
... 続きを読む
投稿日: 2006/12/4 投稿者: するめいか

5つ星のうち 5.0 強制されてではなく、自発的に読んで欲しい本。
「やさしさ」はその人が負う死者の数に比例する。
失った者は、失う痛みを知っているから。... 続きを読む
投稿日: 2006/2/18 投稿者: alia

5つ星のうち 4.0 若い世代におすすめ♪
写真集+コメント形式。... 続きを読む
投稿日: 2005/8/19 投稿者: Q

5つ星のうち 5.0 どきっ・・・・
読んだ人は分かります。

心えぐられます。

えっ?まだ読んでないんですか?

すぐ読みましょう。

投稿日: 2005/7/7 投稿者: fuji君

5つ星のうち 5.0 衝撃的
高校時代、図書館で見つけた時は本当に衝撃を受けました。
極彩色に彩られた花々、人々が焼かれる火と煙。
対照的なのに、どこか通じている『死と生』の臭い... 続きを読む
投稿日: 2005/5/14 投稿者: ふくら

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