内容(「BOOK」データベースより)
水のように透明で、水に浸して扇ぐ美しいうちわ。復活の試みは、自分が岐阜に生まれた意味を探す旅へ。産業の空洞化や中心市街地の過疎高齢化、若者の流出に直面する典型的な地方都市・岐阜市。大都市からUターンした若者たちは、水うちわの復活プロジェクトをきっかけに、それまで実感の持てなかった『自分のまち』を再発見していく。やがてその活動は、長良川によって地域が繋がるという、流域再生のビジョンへと広がっていく。水うちわを育んだ長良川流域を舞台に繰り広げられる、現在進行形の物語。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
水野 馨生里
1981年岐阜市生まれ。岐阜県立岐阜北高等学校卒業後、慶応義塾大学総合政策学部(SFC)を経て広報代理店勤務。その後、岐阜市にUターン。SFC在学中に、カンボジアにおいて途絶えていたクメール織物復活プロジェクトを進めるクメール伝統織物研究所に出会い、クメール織物の美しさに魅せられる。研究所の織り手への調査やライフヒストリーの聞き取りなどから、地域に根付く伝統が社会的・文化的・経済的に絶大な影響力を持つことを実感。この経験をもとに現在、故郷である岐阜市において若者のまちづくり団体「ORGAN」にて文化・伝統をテーマに社会的活動を繰り広げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)