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アメリカは恐怖に踊る
 
 

アメリカは恐怖に踊る (単行本)

by バリー・グラスナー (著), 松本 薫 (翻訳)
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Product Description

内容(「BOOK」データベースより)

世界中で話題となったドキュメンタリー『ボウリング・フォー・コロンバイン』に自ら出演して、「恐怖の文化」のテーマを提供した著者が、アメリカが暴走をつづける理由を豊富な“病例”とともにつまびらかにする。現代の世界を理解するために必読の書。


内容(「MARC」データベースより)

アメリカを自家中毒に陥れている社会構造の奇妙な欠陥をメディアや政治家がばらまく「架空の恐怖」という原因から細かく読み解き、全米の識者から絶賛を受けたベストセラー。

Product Details

  • 単行本: 286 pages
  • Publisher: 草思社 (2004/2/21)
  • ISBN-10: 4794212879
  • ISBN-13: 978-4794212870
  • Release Date: 2004/2/21
  • Product Dimensions: 7.3 x 5.2 x 0.8 inches
  • Average Customer Review: 4.0 out of 5 stars  See all reviews (4 customer reviews)
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15 of 19 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars これを読んで危機感を感じないのが日本人, 2004/5/25
アメリカのメディアが恐怖をあおり、それを金儲けのネタにしているという話。

これを読むとアメリカはメディアに対する意識が高いと言う事が分かる。
逆にこれを読む日本人として、国内には類書が全くないことに恐怖を覚える。
大部分の人はテレビの言う事を何の疑いもなく信用し次の日の会話のメインになる。

そして、それを聞いた人が更に家族、友人、恋人へと話を広げる。
その連鎖が延々と続いている国、それが日本だ。

アメリカはその親玉みたいなものである。
しかし、親玉だからこそ、その分野の研究も進んでおり、
既にハイスクールの時点でメディア教育が行われる。
そこでメディアの本質を学ぶことが出来る。

情報を発信する番組を実際に作り、どのような意図で情報を操るかを考える。

もちろん日本にそのような場はない。
ちなみに先進国でこういう教育がないのは日本だけだ。

誰も自分の周りにある情報がどこから来て、どのような意図を持って作られているとかは考えない。
そういう判断が下せるだけのリテラシーが存在しない国、日本。

この作品を読んで自分の住んでる国について考えてください。

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22 of 33 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 恐怖に踊らずにはいられない時代だからこそ・・・, 2004/2/29
道路上での暴力行為や性的暴行目的の幼児誘拐、ネット上で蔓延するポルノに麻薬付けの母親、飛行機事故・・・

著者グラスナーによれば、メディアによって盛んにとりあげられるこれらのニュースが、事実を過剰に歪曲・誇張し、必要以上に人々を不安に陥れていると指摘する。そして人々は、めったに起こらない、あるいはたいした社会的影響力もない事故や事件を恐れるあまり、真に深刻な問題への対応をおざなりにしていると警告する。

なるほど、これは、アメリカだけのことではない。日本でも「恐怖」が、人の心をつかんで離さない。少年犯罪やテロの脅威が時に扇情的に取り上げられ、それに至る背景や問題の複雑性が、見落とされがちだ。いきおい、十分な議論も分析もないまま、感情的な主張だけが先走りすることになる。

その点で、『アメリカは恐怖に踊る』は、恐怖に踊り・踊らされている私たちにも冷や水を浴びせ、はたと我に返してくれる好著だと言えるだろう。

ただし、本書のメッセージに共感しながらも、9.11テロとその後の混沌とした世界情勢のなかでは、本書のメッセージもどこかよそよそしく響く。

確かに自分の子どもが誘拐され、殺害される確率は非常に低い。しかし、だからといって、自分の身に降りかかれば、運が悪かったで済ますことはできない。また、どんなに確率が低くても、飛行機が人為的ミスで落ちるとすれば、見過ごすことはできないはずだ。

どんなに事故や事件に会う確率が低くても、いざ会ったときのリスクが大きければ、私たちは不安や警戒心を抱かずにはいられないのだ。それが人為的なものであればなおさらだ。

グラスナーの論議は時として、私たちのそんな素朴な感情を、確率論だけで片付けてしまいがちな面がある。「そんなに恐れる必要はない」と言うのはたやすいが、それでもなかなか納得できないのが人情だ。むしろ、めったに起こらないからこそ、自分の身に降りかかってきた場合の悲劇を恐れることもあるだろう。

また、メディアは必要以上に我々に恐怖を植え付けているかもしれないが、一方で、予想されるリスクに対して警鐘を発するという機能もある。何が過剰で何が過剰でないか評価するのは必ずしも容易ではない。

してみると、重要なのは、単に恐怖に踊らされないようにするということではなく、むしろ(難しいかもしれないが)恐怖を直視し、その原因を解消したり、被害を最小に抑えるよう務めていくことではないだろうか?それこそが、冷静な判断や対応を引き出す道でもあるだろう。

恐怖に踊らずにはいられない時代だからこそ、本書のメッセージをもう一歩進めることが求められていると思う。

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4 of 13 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars マスコミ人とそれに踊らされている人の為の本である。, 2006/2/2
内容豊富である。
各分野にわたり、マスコミ、政治家、評論家によるバイアスの害を詳細に語っている。

アメリカの話なので、われわれにはぴったり来ない部分もあるが、日本でもこんな著作が必要であろう。
今まで読んだものでは、「買ってはいけない買ってはいけない」(夏目書房)とか、「買ってはいけないはうそである」(日垣隆)などがそれに類するものであろうが、このように社会現象のすべてをカバーするものではない。

そればかりか「買ってはない、、、」という本はその後も続編が出ている。恐ろしいことである。
アマゾンの星を見ると、コテンパンにやられた週間金曜日のほうは星ひとつだあったので安心はしたが。

マスコミを中心に、日本でもこういった本が出てほしい。
友人に引用するためにポストイットを貼っていったら、この本はハリネズミのようになってしまった。

マスコミの作る雰囲気にそのまま左右される人、なんら疑うことなく報道を信じる人に読んでほしい本である。

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4.0 out of 5 stars 確率を出しても十分とはいえない
この本の内容... 続きを読む
Published 18 months ago by 清高

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