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ミーム・マシーンとしての私〈上〉
 
 

ミーム・マシーンとしての私〈上〉 (単行本)

スーザン ブラックモア (著), Susan Blackmore (原著), 垂水 雄二 (翻訳)
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

文化とは、人間とはなにか。模倣によって伝わる文化の遺伝子〈ミーム〉、この概念がまったく新しい答えを導く。強力な論証で人間観の変革を迫る、革命的文明論!


内容(「BOOK」データベースより)

なぜ、人間だけが文化をもつのか。高度な技術や言語、宗教は、なぜ存在するのか。それは人間にだけ、模倣の能力があるからだ。人間だけが何かを模倣することができる。ファッション、技術、イデオロギーなど、すべての文化は限りない模倣の連鎖の中で生まれ、死んでゆく。この単純な事実から、文化の本当の姿、自己意識の正体が解き明かされる。リチャード・ドーキンスによって提唱された、文化の遺伝子“ミーム”の概念を深化させ、ダーウィニズムの手法を文化・文明の解明に適用した革命的文明論。

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5つ星のうち 4.0 ミーム研究の第一人者による画期的な書, 2002/10/19
ミームをご存知だろうか。ミームとは訳すならば模伝子。この本はミーム研究の第一人者によって書かれた、ミーム研究の入門書。人間はミームを複製し、伝えることに人生の大半を費やしているというのが、ブラックモアの考えである。ミームは生物学者リチャード・ドーキンスにより考案された言葉で、ミームによる文化の進化を生物学で言うところの遺伝情報の機構にアナロジーを求めている。遺伝情報はDNAという形で書き込まれているように、ミームは人間の脳に格納され、言葉や模倣で人から人へと伝達していく。そしてミームは様々な複合体に変化する。それは歌や踊り、カルト宗教だったりする。ブラックモアは本の中で、いろいろとミームについて説明するけど、訳者が冒頭で述べているように日本人には馴染みのない専門用語が頻出し、文章だけで図表がないので、途中で理解不能になるかもしれない。最近になって日本人の手による、ミーム学の本が出てきたけど、これらの本は本書を参考文献にしていることが多い。だからミームに興味のある人は一度本書を読んだほうがいいと思う。

一読して思ったのは、著者は徹底した人間機械論、唯物論者なので、スピリチュアルな信仰をもっている人には不快に感じるかもしれない。というよりも、この本は霊的なものを拒絶する人のためにあると言ったほうがいい。

ブラックモアは2001年1月号の日経サイエンス誌にミームに関する一般向けの論文を書いているので、まずはそちらを読んでから本書を読むと、ミームの理解度が高まるだろう。

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37 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 面白いところもあるが, 2004/9/2
By カスタマー
面白いところもあるが、全体として、とても未熟な感じがする。荒削りな処女作みたいにいえば、聞こえがいいのかもしれないが、実際は、下手な学生のレポートレベル。担当教授に赤の訂正がびっしり入れられてかえってくるアレである。

看過できず思わず書きつけてしまったものだけで自己矛盾4、学問的誤解3、進化論誤解11、ミームという概念を用いたせいでややこしくなっただけ2、脳科学の無知、誤解3、ゆがんだ論展開3、現実や、他の証拠と折り合わない12、論理的誤り7、他説に対する誤った批判あるいはいちゃもん3、誤った疑問1。という感じであった。

いろいろ新鮮な意見もあったのだが、いかんせんこれではまずい。一般向けの本としては面白くても、とても学問的検証に耐えうるような内容ではない。

その根本的な誤りはどこかというと「な ん で も ミ - ム」という発想、それで強引に全てを説明しようとしてしまうところ、さらにそのために他説に対してこれまた強引に批判してしまうところ、さらに、現実と適合しないときに自説を捨てるあるいは修正することができないといったところである。

例えば、この人は明らかに、10万年前までは、ミームの急激な進化なんて起こっていおらず、ヒトがウルトラ保守的だったということを知りながら、それを脳進化の駆動要因として捨てなかったり、前頭葉の機能についてありとあらゆることがわかっていても、それを自説に不利だという理由で取り上げなかったりということをしている。言語の一般知性仮説を論外としながらも自分も模倣とミーム淘汰というしくみがあるだけで初期人類に文法が誕生するかのように語ったりしている。
この人の説が全部が全部だめだというのではなく、この人のアプリオリな結論を変えない姿勢が基本的に未熟であるのだといいたい。

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10 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 模伝子meme, 2001/5/16
このレビューの引用元: The Meme Machine (ペーパーバック)
従来遺伝子による遺伝と考えられていた形質をリチャード・ド-キンスの提唱した概念であるMeme(模伝子)を用いた切り口から描いた本である。この本を読んだ方はなるほどとうなずくことも多いであろう。訳本「ミ-ムマシーンとしての私(上下)垂水雄二訳」があるが、原書を読んだ方がより著者の訴えたいことが伝わるように思う(日本人ならば、訳本を読んだ後原書を読むことをお勧めする)。これからのゲノム時代には必読の書ではないだろうか。
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5つ星のうち 3.0 ミーム概念は、自身淘汰されるミームである。
社会生物学の限界を超えるものとして、期待して読んだが、限界を超えるどころか、無理な仮説設定で、社会生物学以上の失敗に終わっている。内容は、「模倣」によって伝播さ... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: 路傍の人

5つ星のうち 4.0 大変ユニーク
ミームとは、文化や思想などが伝播していく遺伝単位のようなもののことですが、これが実在するかしないかは別にして、この存在を仮定することにより、本書では大変ユニーク... 続きを読む
投稿日: 2007/11/8 投稿者: アルルの男

5つ星のうち 3.0 言語がミームであるとは言えないのではないか
著者は言語自体が自己複製子(ミーム)であるという仮説を唱える。多くの傍証が提出されるが、ドーキンス自身も述べているように、興味深いアイデアとはいえるだろう。私は... 続きを読む
投稿日: 2007/10/14 投稿者: 蔵研也

5つ星のうち 5.0 諸法無我
ミームの概念を提唱したドーキンス自身は「人間だけは利己的な自己複製子の圧制に対して反抗できる」と述べるなど、実際に自分の理論を人生にどう活かすかという点で同意し... 続きを読む
投稿日: 2006/11/10 投稿者: とりはつ

5つ星のうち 5.0 すごい仮説
社会科学の分野において、これだけ自然科学の知見を踏まえつつ、大胆な仮説を提唱したものは知りません。... 続きを読む
投稿日: 2006/5/14 投稿者: “脳と生命の科学を経営に活かす”

5つ星のうち 5.0 興味深いね
ミームという新しい概念をとても親切に教えてくれる本。
ドーキンスから始まっただけあって、無知に近い私でも読めるくらい。
ただその分、知識人の方々から... 続きを読む
投稿日: 2005/3/28 投稿者: venomworks

5つ星のうち 5.0 重要ですよ
ドーキンスの「利己的な遺伝子」の流れをくむミームの本。引用する。「電子レンジの中のプードルの物語によれば、独りのアメリカ婦人は、いつもプードルの体を洗った後、そ... 続きを読む
投稿日: 2004/2/16 投稿者: ぽこぺん

5つ星のうち 5.0 興味深い概念
ミームである。この辺になってくると、ハイパーリンクが凄い。心理学、宗教、政治、経済、文学、メディア論、生物学、認知科学、化学、医学などの知識がクロスオーバーで、... 続きを読む
投稿日: 2004/2/16 投稿者: ぽこぺん

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