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魂の殺人―親は子どもに何をしたか
  

魂の殺人―親は子どもに何をしたか (単行本)

A.ミラー (著), 山下 公子 (翻訳)
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商品の説明

出版社 新曜社, 2003/12/04
◆「躾」という名の暴力◆
教育や躾の名による暴力は子どもたちの魂を粉々に打ち砕き,社会はいずれ手 痛い復讐を受けずにはすまない。ヒットラーや少女娼婦クリスチアーネの幼年時代を詳細に分析して,教育の暴力性と非人間性を容赦なくえぐり出した衝撃のロングセラー。

◆本文一部◆

一度でも母となり父となったことのある方なら、そしてなんにでもほっかむりをしている人でないなら、子どもの性質なり行動なりの中に許し難いものを見て苛立った覚えがおありだと思います。自分の子どもを愛しており、その子の個性を尊重しようと思っていながらそれが出来ないわけですから、自分の子どもにそのようなところを認めるのはとてもいやなものです。頭でいくらいろいろなことを知っているからと言ってそれだけで寛大になれるものではありません。私たち自身が子どもだった時代に私たちに投げつけられた軽蔑を意識して生き、研究することがあれば、私たちもまた子どもたちに軽蔑を投げつけることになるのです。いくら児童発達の法則についてよく知っていても、それだけでは怒ったり憤ったりしない保証にはなりません。子どものふるまいは私たちの考えていることだとか必要としているものに上手く当てはまるとは限らないし、そればかりか私たちの防衛機制を脅かすようなことだってしないとは言えないのですから。

◆目 次◆
まえがき
生命力の迫害としての教育
いわゆる「闇教育」/「光の教育」はあるか
沈黙の劇の終幕

はじめに/自己自身に対する殲滅戦/アドルフ・ヒットラーの子ども時代/ユルゲン・バルチュ/この章の終わりに
恐れ、憤り、そして悲しみ
わざとしたわけでなくとも無慈悲な行いは痛みをもたらす/シルヴィア・プラスと苦悩の禁止/押し殺された憤怒/知る許可
あとがき


登録情報

  • 単行本: 379ページ
  • 出版社: 新曜社 (1983/07)
  • ISBN-10: 4788501732
  • ISBN-13: 978-4788501737
  • 発売日: 1983/07
  • 商品の寸法: 19 x 13.2 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0 レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 本 - 31,090位 (本のベストセラーを見る)

    カテゴリーランキング:

    3560位 ─   > 教育・学参・受験

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32 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 人間の心の闇を知る, 2001/4/21
誰もが持ちうる心の闇の部分。子どもを愛せない親がどのような心情で虐待をしてしまうのか、臨床心理の分野から忠実に描いている作品です。人間である以上、自分とは無関係だとは決して言えない残酷性から目をそらさずに読んでほしいと思います。読み終えた後きっと何かを得ているはずです。おすすめです。
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 とても良い本です, 2007/12/13
疑問だった事を、一つ一つほぐしてくれるような丁寧な内容でした。

もしも世界中の全ての人間が、この本を読んで、真に理解を出来る
ならば、今とは全く違う世の中になるのかも知れないな〜と、読みながら
思いました。

臨床心理に興味が無い人でも、もし子供を持つ方ならば面白く
読み進められるのではないでしょうか。
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 すべての親御さん、すべての先生方に読んで頂きたい。, 2008/3/18
体罰が子供にどのような影響を及ぼすのかを具体的な事例を挙げて解説した本です。まだ読了していないのですが、この本を読んで学んだことをいくつか挙げます。

1.人は殴られて、人の殴り方を覚える。

2.殴られるから子どもはそれに恐怖し嘘をつくが、その嘘を子どもから追い出す為に大人は殴る。それは矛盾である。

3.子どもは殴られても、殴った大人に感謝しなければならない。そんな無茶な要求が大人にされることはない。

4.体罰を行う大人は、子どもに自分の子どものころの姿を投射している。子どもに体罰を加えることによって自分の少年時代に受けた教育(体罰)を肯定し、自分を教育した大人を肯定している。そして自分の中にある「子どもの自分」を再度殺しているのだ。

5.体罰を行う大人の姿は、かつての大人たちに差し出さなければならなかった権力を取り戻そうと奮闘している姿である。などなど。

日本が戦争という道に走って行ったのも、天皇という強力な父権性をもった人間に当時の人々が自分の親や恩師の姿を重ねていたからではないでしょうか。

この本を読むことは自分の少年時代と向き合うということですから、人によってはとても辛いことだと思います。しかしその辛さを選んだ人はきっとだれよりも心を深く理解する人になるに違いありません。どんな心理学や教育学の本を読むより先にこの本を読んで欲しいです。
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投稿日: 8か月前

5つ星のうち 5.0 真実です
この本を読んで、「子供は親にされたことがわからない」と言う視点はものすごく大切な視点と考えるようになりました。「わからない」のは幼いため、抑圧するためなどなどの... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: みちの途中

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