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百田 尚樹 (著)
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商品の説明

内容紹介

高校ボクシング部を舞台に、天才的ボクシングセンスの鏑矢、進学コースの秀才・木樽という二人の少年を軸に交錯する友情、闘い、挫折、そして栄光。二人を見守る英語教師・耀子、立ちはだかるライバルたち......。様々な経験を経て二人が掴み取ったものは!?

『永遠の0』で全国の読者を感涙の渦に巻き込んだ百田尚樹が、移ろいやすい少年たちの心の成長を感動的に描き出す傑作青春小説!

ボクシング小説の最高傑作がいま誕生した!

内容(「BOOK」データベースより)

高校ボクシング部を舞台に、天才的ボクシングセンスの鏑矢、進学コースの秀才・木樽という二人の少年を軸に交錯する友情、闘い、挫折、そして栄光。二人を見守る英語教師・耀子、立ちはだかるライバルたち…様々な経験を経て二人が掴み取ったものは!?『永遠の0』で全国の読者を感涙の渦に巻き込んだ百田尚樹が移ろいやすい少年たちの心の成長を感動的に描き出す傑作青春小説。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 592ページ
  • 出版社: 太田出版; 1版 (2008/6/19)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4778311345
  • ISBN-13: 978-4778311346
  • 発売日: 2008/6/19
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.2 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (36件のカスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 本 - 16,062位 (本のベストセラーを見る)

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5つ星のうち 5.0 暑さを吹き飛ばす熱い1冊。この夏の一押し!, 2008/8/5
By hide-bon (名古屋市) - レビューをすべて見る
(TOP 50 REVIEWER)   
熱い話である、胸すく話である、それでいて胸が締めつけられる話でもある。とにかく、グッとくる事請負の小説であって、暑さを吹き飛ばすこの夏一押しの快作だと思う。
ボクシングに天賦の才能を見出された無軌道な鏑矢と、彼を見守り、彼のように強くなりたいと願う聡明な優紀、これは、全くタイプの違う2人の高校生の友情とボクシングのドラマ。物語は、優紀と、高校のボクシング部顧問の耀子の視点で終始展開する。ふたりと、共通の“大きな存在”鏑矢、誰に感情移入しても面白く読めるが、個人的には優紀の“物語”により共感を持って読んだ。彼女の前での理不尽な暴力に無抵抗のまま屈した思い、ボクシングが上達し心弾む喜び、思慕する耀子の鏑矢への目線を悟った時によぎる微妙な感情、何よりボクシングを通して人間的に強く大きくなっていくという、これは10代の男性の青春成長小説である。
ボクシングは相手の運動能力を破壊する目的で人体の急所ばかりを狙って殴る格闘技。本編中に語られる定義は、このスポーツの本質を明確に言い表している。これはまた、本格的なボクシング小説。ルール、トレーニング、テクニック、戦術、闘争本能、そして精神世界と、ここまで細部に渡って描写された小説を私は知らない。
鏑矢を始め、ボクシング部員たちも、優紀、友野ら優等生たちも、皆嫌味なく清々しく書き込まれていて、いまどきこんな純粋な若者たちばかりなのかとも思うが、やはり好感が持てる。
ずば抜けて才能がある者と、絶え間ない努力でその位置に上ろうとする者。“努力”、“天才”、“才能”、“一流”の本質について見事に言い得ているのも魅力的だ。
息つく間もない580頁、筆者は「探偵ナイトスクープ」等で知られる放送作家だそうだが、このドラマツルギー、ダイナミックな筆力は、只事ではない。若い人はもちろん、かって若者だった人や女性にも是非お薦めの1冊と言っておきたい。
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24 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 かなりの読み応えであった。 , 2008/7/19
天性の才能で勝つ男「鏑矢」
その男に憧れ、ひ弱さゆえ男として屈辱を味わい、ボクシングを始め、努力で勝とうとする男「木樽」
天性の才能と、不断の努力と、ボクシングの怖さを知って勝ち続ける男「稲村」

高校のアマチュアボクシング界を舞台にこの三人の男の戦いを描いた作品である。

なぜ、何のため戦うのか、強いとは何か、さらに言うとボクシングとは何かが語られている。

自分で言うのもなんだけど、私はいわゆる勉強は出来るけど運動はダメな学生だったのでもちろん木樽君に感情移入して読んでいたのだが、物語終盤では三人それぞれに熱く思い入れをもって読んでいた。こういったことは結構珍しいと思う。

しかしかなりの読み応えのある作品である。全30章構成のうち、木樽君のデビュー戦は第22章なのである。
そこからの展開の速さは一気に読んでやるという気を持たせるに十分な面白さなのだが、一章ごとに疲れるぐらいの緊張もする。結局読み終えるのに3日かかった。

私のように「ボクシングを見るのは好きだけど、経験は無い」人には、その見聞を広めるにも最適だとも思う。

ぜひとも経験者の感想も聞いてみたいところである。
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 かけがいのない人達との出会い, 2009/4/2
 電車の中で不良グループにからまれる高校教師・耀子。それを救ったのは風のようなボクシング少年・鏑矢義平。彼は燿子の勤務する高校の生徒だった・・・・。よくある導入部の展開である。だが、わかっていても惹き付けられる冒頭のプロローグ。本書は作者の出身である大阪が舞台である。私のような関西人にとっては、リアリティな関西弁がとても心地よい。地名、駅名も現実のもので、何やら小説がノンフィクションのように思えた。登場人物に感情移入してしまったのはそのせいもあるだろう。関東の読者にはその方言のやりとりがきっと新鮮に映ると思う。
 
 鏑矢の幼なじみで親友の木樽優紀。スポーツ万能の鏑矢と違い、成績優秀だがスポーツは苦手。中学時代には不良グループにいじめられたこともあった。ある時、クラスメートの女生徒と一緒に買い物中、中学時代の不良グループに出会い、女生徒の前で恥をかかされ、屈辱を味あう。そして優紀は、母と教師の反対を押し切り友人・鏑矢のいるボクシング部に入部することを決意する。
 
 
 月日がたち、幾多の試練の元、もう昔の弱ったらしい優紀ではなくなっていた。

 
 やがて彼は、幼なじみで天才ボクサーの鏑矢とリングの上で対峙することになる・・・・。
 そして、それは優紀が望んだことだった。
 
 そこまでは想像できた。結果も想像できた。だが、その先の展開をどうするのだろうと興味津々でワクワクしながら一気に読んでしまった。結果は非常に練られた構成である。


  優紀の教師・燿子への恋
  燿子の鏑矢に対する説明できない気持ち
  二人の友情は・・・・。
 
 
 そして高校NO.1ボクサー稲村を倒すのは優紀か鏑矢か?とにかく早く一刻も早く、エピローグに辿り着きたい、結末が知りたいと思わせる作品である。
 
 また、才能が傑出した者たちだけを賛美するのではなく、ボクシングを通じて一生懸命努力することの素晴らしさを訴えている。15歳から17歳の多感な時の3年間。大人になってからの3年間とは段違いの日々なのだ。この多感な時期に彼らはいろいろな「出会い」をする。

 将来の方向を決めることに影響を受ける人との出会い
 かけがいのない愛する人と出会い
 忘れられない恩師との出会い
 一生付き合っていくことになる友人との出会い
 

 この時期に出会った人々が、いまの自分自身を創っていることに、大人になってから気付いたりする。彼らの3年間はまさにその通りだったろう、と確信を持って言えるのだ。
 作者はボクシングを通じて「出会い」の素晴らしさ、重要さを気付かせてくれる。
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5つ星のうち 5.0 熱い!
これほど読んでいて、熱くなったのは初めてかもしれない。
ぜんぜん飽きさせないし、主役の一人である木樽の成長は凄く震えた。... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: うずらさん

5つ星のうち 4.0 BOX!って”箱”の名詞じゃなくて”ボクシングする”って動詞の方です
俺自身、ボクシングってテレビで全く観戦しません。 

ボクシングを全く知らない人にも、純粋に青春スポーツ小説として読めます。... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: fumiimuf

5つ星のうち 3.0 ボクシングをテーマするとは、着眼点が良いですね。
『一瞬の風になれ』『サクリファイス』…、などなどスポーツものは、読む方まで熱くさせてくれます。
さて、ボックス!は、高校ボクシング部が舞台。... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: nyanco

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