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生きさせろ! 難民化する若者たち
 
 

生きさせろ! 難民化する若者たち (単行本)

雨宮 処凛 (著)
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商品の説明

内容紹介

フリーター、パート、派遣、請負・・・・不安定化する若者たちの労働現場。そのナマの姿を、自身も長年フリーターとしてサヴァイブしてきた著
者が取材した渾身のルポルタージュ。この国の生きづらさの根源を「働くこと」
から解き明かす宣戦布告の書!!


内容(「BOOK」データベースより)

自己責任の名のもとに私たちを使い捨てる社会に、企業に、反撃を開始する!この国の生きづらさの根源を「働くこと」から解き明かす宣戦布告の書。

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5つ星のうち 5.0 読んだ方がいい, 2007/5/1
By ロラ (東京都荒川区) - レビューをすべて見る
著者の静かな怒りが伝わってくる本です。
フリーターというと、学校では「無責任な人」や「自由を謳歌している人」と教わった記憶しかありませんでしたが、この本を読んで実情はそんなお気楽で生ぬるいものではないということがよくわかりました。一時期とはいえ、そんな戯言を信じていた自分を恥じたくなりました。

この本では若者が直面している問題の事例が多く紹介されていますが、最も私の印象に残ったのは過労自殺の事例でした。ここは、雇う側の行いの不誠実さが特に酷く、読んでいるだけで鬱になりそうです。「どうするべきか?」を考えるくらいしかできない自分が悔しいくらいです。フリーターなどの当事者は自分を恥じる必要は全くないし、非当事者はこの問題を他人事で終わらせてはいけないし、ましてや当事者をバッシングするなど言語道断だと思いました。

雇う側はこの本を読んでもどうせ何も感じないでしょうから、当事者はぜひこの本を読むべきです。非当事者は、この本を読んだだけでは当事者の為に実質的に何もできないけれども、ならばせめて訳の解らないバッシングをしない誠実さを持つ為にも、この本を読んだ方がいいと思います。



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128 人中、100人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 経験者だからこそ、納得できなかったところも・・・。, 2007/3/19
テレビのニュース番組でも報道されていた「日雇い派遣で働きネットカフェで寝泊りするしかない若者たち」をイメージした衝撃的な表紙イラストと、冒頭から辛口の文章が印象に残ります。

彼らの本音が見えてくるこの本は、今後の雇用問題を考える上で、貴重な情報となるでしょう。
実は、私自身も実際に経験しており、今まで社会から受けてきた表現しようのない閉塞感・苦しみの声を見事に代弁し、活字にして世に出してくださった著者の功績には、気持ちよく感謝したいです。

だが、文字の行間の詰まった息苦しいレイアウトに、速射砲のように多くの文字が羅列されているのが息苦しさを感じさせ、お世辞にも、読み手の立場を配慮した編集とは思えません。
それに、統計・数値データによるグラフを使った、客観的に訴える配慮にも欠け、刻な言い方をすれば、ただ一方的に労働者の立場から愚痴をこぼしたものを書きなぐっているだけに終わっている。
こうした読み手へのちょっとした配慮の無さが、「一方的に著者自身の個人的な社会への憎しみ・主張だけを、感情的になって正当化しようとしているだけではないか?」と誤解されてしまいかねない危うさを感じ、(こうした本が世に出てくることを待ち望み続けてきただけに)とても残念でならない。

この本だけを、純粋な若い人たちが鵜呑みしてしまうことの怖さを、私は警告しておきたい。

「企業が正社員より派遣・請負による使い捨て労働に頼らないと生き残れない状況に追い詰められているという見方」や、さらに遡って「学校教育が、(社会に通用するスキルを教えるという点で、)現実社会に機能していない問題」、「ニート・引きこもり・フリーターの問題」から、多角的視点で、各分野の垣根を超えた分析があってこそ、抜本的な解決策が見つかるのではないだろうか。

だからこそ、この問題については、今後、もっと多くの取材・調査が行われた情報が欲しいです。
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103 人中、77人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 この国の「生きにくさ」の実相に迫る, 2007/4/13
By やなぎ (さいたま市) - レビューをすべて見る
ここ10年来のこの国のあり方に「どこかおかしい」と感じてきた人、自身「生きにくさ」を感じている人には必読の書。日々感じてきた「?」が氷解するはずです。「世界一豊かで平等な国」だったはずのこの国が、たった十数年の間にどれだけ変わり果ててしまったのか−その核心を知ることになるでしょう。その内実のあまりの重苦しさに、怒りを通り越して絶望感すら覚えます。今や全雇用労働者の3分の1を占めるに至った不安定雇用労働者や過労死と隣り合わせの正社員の実相に迫る力作です。この本を読んで今の日本社会の抱える矛盾をこのまま見過ごしてはならないと思った方は、「ではどうすべきか?」と、さらに思考を一歩先へ進められることを期待します。
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