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そこにはすべて「誤差」がある ~なぜ予想違い・誤診・偽装が起こるのか?~ (知りたいサイエンス)
 
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そこにはすべて「誤差」がある ~なぜ予想違い・誤診・偽装が起こるのか?~ (知りたいサイエンス) (単行本(ソフトカバー))

矢野 宏 (著)
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,659 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

誤差は少ないほうがよいというのは本当か。「誤差」の範囲は幅広い。ハンドルのようにあそびがあるほうがよい機構さえある。いっぽうコンピュータシミュレーションのように誤差を含むのに正しいといった錯覚に陥りやすい危険なものもある。新聞をにぎわせた「耐震偽装問題」などは「このくらいはいいだろう」といった、許容誤差を悪意を持って広く取る可能性の問題もあるだろう。本書は、人間の感覚誤差や測定誤差、品質管理といった古典的な「誤差」のみならず、広く生活や社会、産業に垣間見られる誤差について解説する。

内容(「BOOK」データベースより)

ものさしを当てて測ってみる。するとそこには誤差が生じる。しかし待てよ。本当の値が分からないクセにそれとの差を誤差という!そのうえ人は概して正しく測定・予測したつもりでも、客観的にはなり得ない。近ごろテレビをにぎわすニュースは想定外のことからねつ造まで、誤差にまつわるものばかり。そこで誤差を別の角度から眺めるといろいろなことが見えてくる。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 208ページ
  • 出版社: 技術評論社 (2009/3/19)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4774137952
  • ISBN-13: 978-4774137957
  • 発売日: 2009/3/19
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 本 - 92,025位 (本のベストセラーを見る)

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5つ星のうち 5.0 5つの分類, 2009/11/28
By kaizen (愛知県) - レビューをすべて見る
(TOP 100 REVIEWER)   
誤差には5つの分類ができる。
1 誤り
2 予想違い
3 目標からの違い
4 測定の誤差
5 計算の誤差
1回の計測で、5つのうちのいくつかまたはすべてが混入するので、
値だけを見て、1つの視点だけで議論するのは危険だということが分かる。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 誤差に囲まれて生きている私たちという視点, 2009/7/4
By FreshAir - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
「多くの人たちはたくさんの測定をすれば、その平均の値が真の値に近づくだろうと思っているが、残念なことに誤差の定義からはそのようなことは出てこない...(中略)...スピード違反の速度の測定値は、単なる速度計の示した値であって、そこで本当に走っていたときの真の速度は不明なのである」

誤差という言葉の重大さや深遠さが良くわかる一冊だ。けっして難しい本ではなく、文系の方でも心配ない。高校生レベルの知識で十分理解できるように書かれている。多少専門理論の解説らしいところといえば「MT法」「パラメータ設計」「修正限界と測定誤差」といったところくらいで、それもとってもやさしく書いてあるので前提知識は不要。

この本で特に面白いのは「タグチ・メソッド」に基づく著者の長年の研究と経験から導かれた様々なエピソードや誤差に対する多角的視点と見識である。測定分野でのトヨタ自動車の強みについては地味ながらあまり他では見ない切り口なので印象に残ったし、いろいろな性格の人に測定をさせた結果を分析した結果から「社会の指導的立場にいる人達の中に測定がうまい人は少ない可能性がある」と述べているところはちょっと苦笑した。測定器による測定の誤差の規格が何回も反対に遭ったという話は生々しい。測定に関する日米の考え方も互いの文化を反映していて興味深かった。また、地震予測を誤差という視点から研究するという考え方は斬新だった。

少し派手なタイトルだが内容はその通りの本だった。ただ、本質とは関係ないが、表紙の絵はもうちょっと考えた方が良かったかも。
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5つ星のうち 5.0 真値とはなんぞや?, 2010/2/2

 誤差とは、真値と測定値の差、である。真値(真実)は知りようがなく、我々が真値(真実)と思って扱っている数値(情報)は、人が介する情報であり、無意識な間違い、意図的な操作が存在する。間違いや操作を排除することで、真値(真実)に近い数値(情報)を得ることが出来る。

 ...と、内容の一部を理解しました。

 実は、有効桁数とか、精度とは正確さとばらつき、等々、もう少し工業的・技術的な内容を期待していたのですが、これはこれで面白かったです。
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