内容紹介
「何故シュートを打たないんだ! シュートを打たなきゃ、ゴールなんて絶対に生まれないんだぞ!!」
日本代表のゲームやJリーグの試合を観ながら、何度となく心のなかで叫んだものだ。とにかく日本人は、チャンスがあるのにシュートを打たない傾向が強い。攻撃の目的はシュートを打つことであり、ゴールは結果にしか過ぎない。とにかくシュートを打たなければ、まったく何も起きないのだ。(「はじめに」より)
日本代表の(ありがたくない)代名詞となってしまった「決定力不足」。
その原因についての考察を入り口に、サッカーというボールゲームの魅力と、日本人の特質をとことんまで論じた本書は、ファン、サポーターから絶大な人気を誇る湯浅健二氏の、久々の書き下ろし新刊です。
不確実なサッカーだから最終的には自由にブレーせざるを得ない…
勝負はボールがないところで決まる…
クリエイティブなムダ走りが優れたサッカーのバックボーン…
優れたサッカーは有機的なプレー連鎖の集合体…
リスクチャレンジのみが発展のリソース…
(ただし)リスクにチャレンジしていかなければミスをすることもない…
互いに使い使われるというメカニズム…
主体的に考えて走ること(意図と意志をもつこと)がすべてのスタートライン…
組織プレーと個人プレーのバランス…
勝負強さと美しさのバランス内容を方向づける監督のバランス感覚…
天賦の才という諸刃の剣…
など、著者独特のキーワードが満載。
アジアカップのお伴はもちろん、2010年のW杯まで、いやいや、ずっと座右において、サッカーについて考える手がかりにしていただきたいと思います。
内容(「BOOK」データベースより)
もはや国民的関心事となった、サッカー日本代表の決定力不足。不治の病ともいわれるそれは、いったい何が原因なのか?サッカーという「本物の心理ゲーム」を通して、リスクにチャレンジできない日本人の特質を鮮やかに描き出す、画期的日本人論。サッカーも仕事も「ボールのないところで勝負は決まる」。