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あさ/朝 (単行本)

谷川 俊太郎 (著), 吉村 和敏 (著)
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

夜が明けて朝がくるっていうのは、あたりまえのようでいて、実はすごくすてきなこと…。右から読むと詩集、左からみると絵本という新しい形のビジュアルブック。「朝」をテーマにした、言葉と写真のコラボレーション。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

谷川 俊太郎
1931年、東京生まれ。詩人。21歳のとき、第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。以後、詩のほかにも、エッセー、童話、脚本、翻訳など幅広く作品を発表し続ける。「月火水木金土日の歌」でレコード大賞作詞賞(1962年)、『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞(1975年)、「日々の地図」で読売文学賞(1983年)、『世間知ラズ』で萩原朔太郎賞(1993年)など、数多くの賞を受賞

吉村 和敏
1967年、長野県松本市生まれ。写真家。20歳のときプロの写真家を目指し、単身カナダへ渡る。アトランティック・カナダ4州、なかでもプリンス・エドワード島に強く魅せられ、暮らしながら写真を撮り続ける。現在は東京に拠点を置き、北米を中心に、ヨーロッパ、オセアニア各国の取材も精力的に行っている。2003年、カナダメディア賞大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 57ページ
  • 出版社: アリス館 (2004/07)
  • ISBN-10: 4752002779
  • ISBN-13: 978-4752002772
  • 発売日: 2004/07
  • 商品の寸法: 21.2 x 15.2 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 本 - 9,972位 (本のベストセラーを見る)

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48 人中、45人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 声に出してその一編一編をじっくりと味わいたい一冊, 2004/10/6
By yukkiebeer - レビューをすべて見る
(TOP 10 REVIEWER)   
 先月(04年09月)半ば、コーヒー・メーカーの広告<朝のリレー『空』>が2004年度テレビCMグランプリを受賞することになったという報道がありました。このCMは地球のどこかにある様々な朝空の映像を背景に、若い女性が静かに朗読する谷川俊太郎の詩「朝のリレー」と、谷川氏の息子・賢作氏のピアノ曲「天使の涙」とが織りなす、しっとりとした企業イメージ広告でした。

 私はこの受賞報道を出張先のシチリアの地でインターネットを通じて知りました。私が参加していた国際会議場のテント小屋に備え付けられたPCで、そのCM動画を見ることもできました。

 丸い地球のどこかで常に生まれ続ける朝。それは世界各地の子供たちの頭上に等しく訪れ、果てしなく西へと向かってリレーされていく。そんな様子を詠ったこの詩を午前の早い時間に地中海の乾いた空のもとで読んだ私は、遠い日本からはるばるリレーされてきた朝の中に自分がいることを思い、世界的スケールの中に身を置く不思議さを感じたのです。
 そしてまた、英語による連日の会議で疲れ切った私の耳に、自分が生まれ育った国の言葉はこの上なく心地よく響きました。PC画面で幾度もこのCMを再生し、日本語の美しさを繰り返し味わいました。

 本書はこの「朝のリレー」をはじめ、朝を主題に詠んだ詩が、世界各地で切り取った朝の写真とともに編まれています。太陽が水平線や山際にうっすらと光の絵筆を振るう姿を収めた写真は、<命の黎明>を想起させ、生きてあることの荘厳な美しさを感じさせずにはおきません。

 世界の子供たちが、朝とともに始まる新たな一日に希望と喜びを少しでも感じられることが出来る世の中であってほしいものです。残念ながら、朝の訪れは厳しい一日の再開を意味するだけだと感じる子供たちがまだ数多くいるのですから。

 そうした現実に、言葉が立ち向かうことの大切さと厳しさとにも思いを馳せる一冊です。

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21 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 コーヒーを飲みながら、読める詩集。, 2005/1/10
 コーヒーの広告で心に残った「朝のリレー」が載っているのでうれしくてこの本を手にしました。 
新聞の全段広告でこの詩を読んだとき、詩にありがちな難解な言葉がなく、「カムチャッカの若者が…」とテンポよく始まり、私たちが朝をどこかへリレーしているという言い回しに感動しました。他の詩にもいいなと思うフレーズがあり、かた苦しさのないすてきなビジュアル詩集です。
 反対側の表紙からめくると、写真集&絵本というしかけです。漢字の「朝」とひらがなの「あさ」のうけるイメージの違いは新発見でした。いつも憂うつな朝を迎えているので、少しこころが晴れたようです。せっかくの朝を、もっと前向きに感じてみたくなる本です。
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18 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 清冽な明るさと、プリンスエドワード島と…, 2004/11/7
By さっしー (東京都江戸川区瑞江) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
私はとっても朝が弱いです。人生最悪の瞬間は毎朝の眠気にあるかもしれません。
でも、この10日ほど、谷川俊太郎の「朝」を描いた詩を一つ読み、吉村氏の写真を見て、元気を与えてもらっています。

谷川俊太郎さんはとても、とても朝の「煌き」が好きなようです。静かな夜が明けて、人々も、草木も活動し始める、
その生き生きとした「動」が、陽射しの訪れとともに突如命を吹き込まれた人形のように、素敵に、清冽に
表現されています。
所々に現われる簡単な言葉と、難しい言葉の組み合わせが、絶妙で、心を打ちます。
宮沢賢治の詩のように難しい、ということもありません。どれもこれも、明るい、ワクワクした、もしくは
心の底から湧きあがってくるような朝の喜びがそのままに表現されています。CM大賞を受賞した「朝のリレー」は
非常に有名で私も本当に大好きですが、それ以外の詩も、思わずドキドキしてしまうような、そんな言葉にあふれています。

そして、この朝の煌きと、赤毛のアンの舞台プリンスエドワード島やアンの生まれたノヴァスコシア、そして、
森と湖の広がるケベック、カナダの自然の色濃いコントラストが驚くほど共鳴しています。
葉祥明さんの写真集のような風景がもっと強い自己主張を持って広がっています。
吉村さんの写真は、故星野道夫さんの風景写真に似たコントラストをもっていてとてもきれいです。
実際、星野さんのMichio's northern dreamsの5冊と似た装丁になっています。
この詩と写真の清冽な芸術を味わうことで赤毛のアンが朝と黄昏時と、どちらが最も素晴らしいか迷ったように、
一日を楽しく過ごさせてもらっています。

左から開くと「おはようきょう」という言葉が印象深い詩が見開きに一行ずつ書かれた写真集、右から開くと
「朝」をテーマにした12の詩集です。朝の美しさと躍動感を味わえる、この詩集は宝物になりますよ。

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投稿日: 2006/10/10 投稿者: ちぃ

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これほど詩と写真が一体となった本は、そうそうないのではないでしょうか。
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