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チョコレートコスモス (単行本)

恩田 陸 (著)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

「まだそっち側に行ってはいけない。そっち側に行ったら、二度と引き返せない。」
幼い時から舞台に立ち、多大な人気と評価を手にしている若きベテラン・東響子は、
奇妙な焦りと予感に揺れていた。伝説の映画プロデューサー・芹澤泰次郎が芝居を手
がける。近々大々的なオーディションが行われるらしい。そんな噂を耳にしたからだっ
た。同じ頃、旗揚げもしていない無名の学生劇団に、ひとりの少女が入団した。舞台
経験などひとつもない彼女だったが、その天才的な演技は、次第に周囲を圧倒してゆ
く。稀代のストーリーテラー・恩田陸が描く、めくるめく情熱のドラマ。
演じる者だけが見ることのできるおそるべき世界が、いま目前にあらわれる!


内容(「MARC」データベースより)

舞台の上の、暗がりの向こう。そこには何かが隠されている。どこまで行けばいいのか? どこまで行けるのか? 2人の少女が繰り広げる華麗で激しいバトルを描く、熱狂と陶酔の演劇ロマン。

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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 新しいジャンルにチャレンジしてみたい人に, 2006/6/20
 ミステリーでもなく、パラレルワールドで繰り広げられるSF的なものでもなく、学園生活をベースにしたお話でもない。演劇という非常に限られた世界を書いた、恩田陸さんの本では珍しいジャンルだと思います。なのでミステリー的な要素を少しでも期待して買ってしまうと、予想外な作品ということでガッカリしてしまうかもしれません。でも、読んでいる本のジャンルが偏っていて『新しいジャンルにチャレンジしてみたい!!』と考えている人には、非常にお勧めな本だと思います。この本でも恩田陸さんの独特な表現力が溢れており、演劇にまったく興味がない私も話にすっかり引き込まれてしまいました。
 ひとつ不思議な点は、大事な登場人物である飛鳥という少女のキャラクターが、最後までうまく掴めなかった点です。私の想像力が足りなかったのかも知れませんが、読み終わった後に『飛鳥のもう少し人間的な面が書かれていればもっと感情移入できたのに』と思ったので星4つにしました。
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14 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 ガラスの仮面を彷彿とさせる演劇ロマン!, 2006/7/10
By 夢追い虫 - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
読者は観客。
まるで目の前で演劇をみているかのような臨場感。
二人の若き天才女優が演劇に賭ける情熱に魅せられました。
「ガラスの仮面」を彷彿とさせ、少女漫画的みたい!!

若き大女優・東響子の人間性は鮮やかに描かれている反面、
新人女優の佐々木飛鳥の感情があまり描かれてません。
本文中にも似たような記述があるのですが、
飛鳥は本当に“演劇ロボット”です。
その人物描写の甘さに小説としてはマイナスをつけてしまいそうになるけど、
案外これは恩田先生の作為的なものなのかも。

だって読み終わってすぐに「今すぐ続きを読みたい!」と思わずにいられないから。
この本まるごと一冊を使って、これから起きるであろう真の戦いへの
長い長い予告を見せられたような・・・。
続編の構想がある上で書いているとしか思えないんですよね。


恩田先生、飛鳥の内面はそこで描くんでしょう?
絶対に続編書いてくださいね。期待してます。
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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 闇に浮かぶ異世界, 2006/12/27
By があ (大阪市) - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
 こんなに評価が揺れ動いた作品は初めて。
 舞台が好きなので、筆の進まない脚本家・神谷が見つけた不思議な少女の導入部から、2世女優の響子の悩み、はみ出し者の学生劇団の練習風景……グイグイと物語の世界の吸い込まれていきます。「金の林檎」を奪い取るエチュード、劇団ゼロの初公演「目的地」の描写になってくると、もうたまりません。これは「夜のピクニック」よりも「六番目の小夜子」よりも良いぞ! と、☆5つつける気で読み進めていきました。

 ところが、冷や水をかぶせるような一言が……
「そろそろこの辺りで、佐々木飛鳥なる少女がいったいどんな人間なのか、彼女の側から語っておく必要があるだろう。」
 ……ないよ。必要ない! 飛鳥の少女時代を語る一節で評価は一気に急落。エピソードを挿入する必要もないし、この一文はこの作品の中で一番の駄文。飛鳥の少女時代をさらーっと流すエピソード部分を読み終えてウチは一旦本を置いてしましました。

 しかし、そこを超えるとまた前半部分のスピード感が戻ってきます。大物プロデューサーが作る舞台とオーディション、女優の争い、演技と演出、実に興味深い世界が展開されます。
 やっぱりこれは面白い。最後まで一気に読み終えてしまいました。☆も5つとは言いませんが4までは回復しました。

 恩田陸版「ガラスの仮面」なんて称されていますが、ちょっと違うかなぁ。もっとあの闇の中の世界にピンスポットをあてたような、鮮烈な印象です。
 演劇や舞台に興味のある方なら読んで損はないと思います。それだけの魅力のある小説です。
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5つ星のうち 4.0 ハッピーエンド
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5つ星のうち 3.0 「つまらない」わけじゃないんだけど・・・
ただ、文章の感覚が僕には合いませんでした。文の修飾がうるさいかなという気がしたり、... 続きを読む
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5つ星のうち 4.0 悪くない。後半の盛り上がりは熱い。
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天才の存在を認められる人にはおすすめ。
中盤は、形容詞の多用にうんざりさせられるが、... 続きを読む
投稿日: 2006/12/18 投稿者: さとしぃ

5つ星のうち 5.0 やめられない面白さはさすが。。。
 『麦の海に沈む果実』も先がどんどん気になって、やめられない止まらない!!という感じだったけど、この本もそうでした。... 続きを読む
投稿日: 2006/11/12 投稿者: 栞

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