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皇后宮美智子さま 祈りの御歌
 
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皇后宮美智子さま 祈りの御歌 (ハードカバー)

竹本 忠雄 (著)
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商品の説明

内容紹介

フランスでも絶賛された皇后様のお人柄を名歌とともにご紹介
心に響く歌の数々を詠んでいらっしゃる皇后陛下。本書はそれらの御歌をフランス語に訳し、欧州で紹介した筆者による皇后陛下伝。御所に招かれて交わした対話も収録している


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

竹本 忠雄
文芸・美術・霊性文化の領域での日仏両語の評論家、講演家。アンドレ・マルロー研究で国際的に著名。筑波大学教授を経て、同名誉教授。コレージュ・ド・フランス元客員教授。1932年(昭和7)生まれ。東京教育大学・大学院修士課程で仏文学専修。日本の精神文化復興を標榜して二十歳代半ばに論壇に出る。1963年、仏政府給費留学生としてソルボンヌ留学。滞仏十一年間にパリの一流紙誌に評論発表、各地で特に駐仏日本大使館の文化技術顧問として講演と美術活動を展開。1988年、コレージュ・ド・フランス客員教授として招かれてこれを講述し(『アンドレ・マルローと那智の滝』ジュリヤール社刊)、同コレージュ創設者、フランソワ一世の「王の教授」(通称)メダルを授与される。1980年、仏政府より文芸騎士勲章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • ハードカバー: 228ページ
  • 出版社: 扶桑社 (2008/5/29)
  • ISBN-10: 459405658X
  • ISBN-13: 978-4594056582
  • 発売日: 2008/5/29
  • 商品の寸法: 21.6 x 15.4 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 パリーの空の下、御歌感動の声, 2008/6/15
 御歌選集『セオトーせせらぎの歌』のフランス語訳を3年がかりで完成したのが著者である。皇后伝執筆のために積み重ねてきた研究は『皇后宮(きさいのみや)美智子様ーポエジーと祈り』として訳書の後記に生かされている。
『セオト』全53首の中には星々を詠った美しい歌が注目される。
 去年の星 宿せる空に 年明けて 歳旦祭に 君いでたまふ(去年今年昭和54年)
 幾光年 太古の光 いまさして 地球は春を ととのふる大地(歌会始御題星昭和44年)
 御歌の高雅な調べは、文化的背景の異なるヨーロッパでは、どのような音色に響くであろうか。実際に出版の反響は期待を上回ったようである。『セオトー』の調べは、フランスを越え、アフリカの空まで響いたらしい。そして、再びフランスから「永遠の大和魂への讃歌」があったという。国破れてなお国護る英霊に寄せる歌人皇后のひたすらな祈りに感動したのだった。永遠の祈りの御歌ポエジーを讃える。
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 日本文化の新生を告げる<祈りの御歌>, 2008/10/10
By anun (東京都千代田区) - レビューをすべて見る
大戦後、ドゴールのフランスに、日本の座禅と柔道が弘められたのは、アンドレ・マルロー
の政治力によるものであった。
それは、近代を開いたデカルトを生んだフランスの<智的栄光>とさえ讃えられるマルロー
が、日本文化の深相に近代を超える叡智を発見し、いち早くフランスに扶植しようとしたの
である。
マルローが見たのは、経済大国日本ではなく、高度経済成長以前の日本の伝統文化である。
フランス文化の基盤にはケルト文化があり、日本文化の基盤には八千年にわたる縄文文化が
ある。
ケルトと縄文に通底するものは、母なる大地に日常生活の平安を祈る<祭の文化>である。
フランスはキリスト教思想を深め、日本は仏教思想を深めて、ともに人々の生と愛と死につ
いての人類智を高めて来た。
21世紀の人類文明は、フランス智と日本智の収斂によって創造されるだろう。
ここに、日本及び世界の未来が開かれる。

著者は大作『マルローとの対話』(1996)で、マルロー最晩年の思想と未来智を細大漏らさず
記録した。
そして本書において、マルローが指し示した<祈りの日本>を皇后宮美智子様の御歌に見る。
それは21世紀における<みやび>の再発見であり、<歌心・大和心・人類心>の復活であり、
<祭祀文化>の新生である。
それ故にこそ本書は、著者畢生の名著であり、深く静かに思考する日本人にとって必読の書
となる。
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 うたよみとしての美智子皇后, 2008/11/5
美智子皇后は生まれつき文学的才能をもっていた方だと思うが、和歌を詠まれるようになったのは、天皇家に嫁がれてからのことだそうだ。にも関わらず、短期間に目覚しい腕を上げられ、素晴らしい御歌をいくつも創られている。

日本で、毎年1月に宮中歌会始という行事が行われており、現代の皇室でも日常的に和歌が詠まれている事実を、フランスはじめ欧州に紹介したら驚かれたという話が面白い。あらためて自国の伝統の深さを知る思いがする。
著者が美智子皇后に拝謁したときの雰囲気が、神秘的で印象深かった。テレビなどで拝見する美智子さまは、国民のスターという感じで温かく慈しみ深い笑顔でいらっしゃる。けれど、ひとたびこちらから皇居宮殿という別世界へ招じ入れられるときというのは・・・これは本書を読むべきである。皇后陛下という高みにおわす貴人中の貴人がおいでになる瞬間・・・、本当にドキドキする。
本書を通じて美智子さまがどれほどすばらしい才能にあふれておられるかがわかる。そしてその方が天皇家の一員であり、陛下とともに国を想い、国内ばかりか遠くアフリカやアフガニスタンの地にまで祈りを馳せられる御歌の数々に、頭を垂れずにはいられない。
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