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ケルト神話 黄金の騎士フィン・マックール
 
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ケルト神話 黄金の騎士フィン・マックール (単行本)

ローズマリー サトクリフ (著), Rosemary Sutcliff (原著), 金原 瑞人 (翻訳), 久慈 美貴 (翻訳)
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商品の説明

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むかし、アイルランドはエリンと呼ばれ、五つの王国にわかれていた。小王国のあいだの争いや血の復讐を治め、またエリンを侵略者から守るために、フィアンナ騎士団はあった。英雄フィン・マックールは、その騎士団長だった…。人間と妖精がいりまじって紡ぎあげられた、フィンの冒険物語は、ケルト神話の代表的な英雄物語として古くから語りつがれてきた。鮮やかに、力強く、ときにユーモラスに、カーネギー賞作家サトクリフによって語りなおされた、ケルト神話英雄譚。


内容(「MARC」データベースより)

むかし、アイルランドはエリンと呼ばれ、5つの王国にわかれていた。ケルトの神話の代表的な英雄物語として古くから語りつがれてきた、人間と妖精がいりまじって紡ぎあげられた英雄フィンの冒険物語。

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5つ星のうち 4.0 再生を信じる人々, 2003/12/1
ケルト神話というと
魔法使いや妖精が多く出てきて人の信念が理想的で近寄りがたいものだと、
ずっと思っていた。
はじめに読んだのがイェイツの妖精物語だったからだろうか
サトクリフのケルト神話は竪琴ひきが語るように詩のようにきれいだ。
クールの息子フィンが死んだ父の座であった騎士団の長を取り戻し、
騎士団をもりたてて比類のない英雄になり、

老いの中で権威を失墜して死んでいくという筋書き。
どこかで聞いたことのあるような怪物退治、
読んだことのあるような戦いのシーンが出てきて不思議に思った。
それはグリム童話やチベットのものいう鳥、
アラビアンナイトなどに影響を与えているような気がしてならなくなった。
中でもおもしろかったのは、フィンが犬を怪物から手に入れる場面。

コナンという名の大食漢。コナンはケルト人の名前だったか
(ホームズの作者、某アニメの主人公・・)
ディアミッドが死す場面は、呪いから逃れられない運命と言うものを
信じているケルトの性を思い知らされた。
フィンの孫オスカがディアミッドをかばって、
ケルトの誓いを立てるところがまた感動的だった。

命をかけて信念を通すケルトの人々は、再生を信じているからこそ
勇敢に戦える。
そういう信念を今は魔法と言うようになってしまったらしい。
ハリーポッターで読んだことのある「黒魔術」が
フィンにかけられて彼が命を落としそうになったとき、
渡し場で必死に敵と戦った
彼の息子たちに拍手を送りたい。

そしてフィンの老醜は見なかったことにしておきたい。

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