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法情報サービスと図書館の役割 (情報とメディア)
 
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法情報サービスと図書館の役割 (情報とメディア) (単行本(ソフトカバー))

指宿 信 (著)
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商品の説明

内容紹介

図書館は法情報をどのように取り扱うべきか。
司法制度改革が進行中のこんにちであっても、市民への法情報サービスの提供はまだまだ不十分である。アメリカの事例を参考にしながら、図書館あるいはライブラリアンが果たしうる役割について考察する。


内容(「BOOK」データベースより)

本書は、法律に関連する情報、すなわち法情報について、これを利用者に提供することの意味と、そのサービスの有り様について描くと共に、それら法情報に対するアクセスの確保という観点から、図書館やライブラリアンが果たしうる役割について考察を加えたものである。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 223ページ
  • 出版社: 勉誠出版 (2009/3/25)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4585052089
  • ISBN-13: 978-4585052081
  • 発売日: 2009/3/25
  • 商品の寸法: 18.6 x 12.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 本 - 466,157位 (本のベストセラーを見る)

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5つ星のうち 5.0 裁判員制度の開始が迫る中、市民にとっての最良の法情報ガイド, 2009/4/19
本書の位置づけは、編者である指宿信さんが「はしがき」で語っている。

「本書は、法律に関する情報、すなわち法情報について、これを利用者に提供することの意味と、そのサービスの有り様について描くと共に、それら法情報に対するアクセスの確保という観点から、図書館やライブラリアンが果たしうる役割について考察を加えたものである」(1頁)。

また、「本書執筆の背景と出発点となる問題状況」を次の3点に整理している。

1. 司法制度改革での市民に対する法情報サービス提供の不十分さ
2. 法情報に関する専門職としてのロー・ライブラリアンの未確立
3. 法学教育における法情報の調査方法のカリキュラムへの未反映

この問題意識から、

・はしがき(指宿信)
・第1章 法情報と図書館(指宿信)
・第2章 司法へのアクセスと図書館(早野貴文)
・第3章 わが国におけるリーガル・リサーチとライブラリアンの役割
   (門昇)
・第4章 アメリカにおける法律図書館の歴史とロー・ライブラリアン
   (山本順一)
・第5章 米国におけるリーガル・リサーチ教育と、ライブラリアンおよび図書
    館の役割(中網栄美子)
・第6章 地域法サービスにおけるロー・ライブラリアンの役割(岩隈道洋)
・第7章 リサーチ・ツール:法情報データベースの現状と課題(齊藤正彰)
・第8章 デジタル・コンテンツと紙媒体(いしかわまりこ)
・付録 法情報学関連文献および関連サイト目録

という構成をとっているわけだが、考えうる最高の書き手たちによって個別・全体いずれの観点でもよくまとまった論考が集まっている。特に全編にいえることだが、「こうした問題点ならびに現状の理解への批判的視点と、改革のための考察」(4頁)がバランスよくまとまっている。

一つだけ難点を挙げれば、執筆陣に本書の中でもその役割が再々言及されている民間出版社の人間がいないことだろうか。また、実現は相当困難と思われるが、立法・行政・司法のいずれかの分野で公職にある方から、本書の趣旨に沿う寄稿があれば、よりいっそう充実したものと思う。とはいえ、これらの点は別に本書の欠点ではない。むしろ、もっと知りたいという好奇心を喚起させるだけの魅力を本書が持っているということの証だろう。

さて、反対意見も根強いが、もう1ヶ月後の5月21日には裁判員制度がスタートする。我々一人ひとりが否応なく人を裁く立場に置かれるようになるいまこのときこそ、誰もが手にすべき一冊だろう。
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