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日中はなぜわかり合えないのか (平凡社新書)
 
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日中はなぜわかり合えないのか (平凡社新書) (新書)

莫 邦富 (著, 原著)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

2004年のサッカー・アジアカップでは、中国人の間で高まっていた反日感情が一気に爆発した。
一方、日本でもここ数年の間、中国脅威論や反中国を煽る言説が目立ち、嫌中感情が広がっている。
両国の感情対立はなぜ、ここまで深刻化したのか?
今の状況を打破するためには、何が必要なのか?
来日20年の中国人ジャーナリストが、日中関係の根本にメスを入れ、今後の関係のあり方を指し示す。


内容(「BOOK」データベースより)

二〇〇四年のサッカー・アジアカップでは、中国人の間で高まっていた反日感情が一気に爆発した。一方、日本でもここ数年の間、中国脅威論や反中国を煽る言説が目立ち、嫌中ムードが広がっている。両国の感情対立はなぜ、ここまで深刻化したのか?今の状況を打破するためには、何が必要なのか?来日二〇年の中国人ジャーナリストが、日中関係の根本にメスを入れ、今後の関係のあり方を指し示す。

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16 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 ファンとしてはちょっとがっかり, 2005/7/26
過去の著作に素晴らしいものが多かったので、昨今の日中問題に対しても独自の視点から鋭い指摘があるのではないかと期待していたのですが、この本を読んでちょっとがっかりさせられました。

基本的に、過去に著者が書いてきたことを現代の問題とからめて再構成したような内容で、断ったうえで自著から引用した部分はともかく、そういった断りもなく自著をコピー&ペーストした部分が随所に見られることは(朝日新聞で連載中のコラムをきっかけに著者のファンになり、最近になって過去の著作をまとめ読みしただけになおさら)気になりました。引用先のほうはどれも非常に説得力のある作品なのですが、部分部分を取ってくっつけてみると(著者が「はじめに」で述べている本書のタイトルに対する不満と同じく)「平凡」なものになってしまった、という印象です。

莫邦富さんの本をまだ読んだことがない方はまず自伝である『これは私が愛した日本なのか』を読んで莫さんの日中両国に対する思いや深い知識を確認してから(本書を含め)他の著作に当たってみると、日本に対して批判的な部分も素直に読めるだけでなく、中国のことをもっとよく知りたいと思うようになるのではないかと思いますよ。

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25 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 非常に重要な提言、多くの人に読んでもらいたい本, 2005/6/8
 隣人と仲良くやっていくのは、そう簡単なことではない。しかし、うまくやっていけば、人生は実り多いものとなる。国の場合も同様だろう。例えばフランスとドイツの間でも過去多くの争いがあったが、今日、欧州連合にたどり着いた。無論、評者のような一日本人では知り得ない課題も未だあるだろうが、過去よりもプラスの方向で未来へと進んでいるようだ。
この両国の関係以上に、日中がうまくやっていくのが大変なのは明らかだ。経済や社会体制の違い、近代における一方的な日本による中国侵略の歴史……。
 「溝が大きいにもかかわらず、その溝を埋める努力が両国に足りない」。これが、本書のテーマであり、その主張を裏付ける事実を、正確に、積み上げている。例えば、「溝を広げてしまっている」事実として、「裏をとらない報道や要人の発言」などを多く指摘している。
 また、世論への影響が大きいオピニオン・リーダー(政治家や学者、経営者、マスメディア関係者)に、不用意な・浅薄な言動が多い事実も紹介している。難しい関係であるにもかかわらず、どうして、もう少し慎重に、相手を慮った行動をとらないのか?と。
 さらには、インターネットの出現により、中国の行政府は、大衆の過熱した行動をコントロールすることが難しくなっていること、ただし、ネットの脅威は認識していて、硬軟いろいろな努力をして、ネットを良い方向に活用しようとしている事例などを紹介している。
 中国語ができる日本人ジャーナリストや学者は相当数いるかもしれないが、中国語も日本語もできて、両国の文化も歴史も理解していて、それでいて、「仲良くやったほうがいいだろ」と思って、行動している著者のような人は少ない。貴重な存在だ。
 隣国と仲良くすることは、最大の安保だと評者は思う。この打算的な考え方からだけでも、なんとか「分かり合う」ようにならなければいけないと思うが。もちろん、異文化に触れる(人と仲良くなることを含めて)ことは、それだけで非常に面白いし。
 本書は、多くの事実の紹介とともに、貴重な提言を行っている。そして、まさに時宜を得た発行である。
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24 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 簡潔に課題を網羅し、示唆に富んだ策を提示している, 2005/6/10
 新聞や雑誌の断片的な記事では認識できない、日中間あるいは中国の課題が、俯瞰できる。

 例えば、
・中国におけるインターネットの力の意味
・中国共産党も、国民の意見を制御することが困難になっていること
・日中間の人的パイプの弱体化
・中国における「対日新思考」の台頭と限界
・中国に進出した日本企業の課題

 また、すでに多くの国に進出して、行動において慎重なあのトヨタでさえ、
事情を知ってみると、「なぜ?」と思われる誤った広告宣伝をして失敗した「覇道」事件の背景についての論考など、著者ならではの視点が活きている。

 課題が大きいだけに、本書タイトルに対する即効性のある解決策は、どこにもない。だからこそ、本書が指摘する多くのことを、1つ1つ注意し、分かり合う努力を積み重ねることが必要なのだろう。

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5つ星のうち 1.0 内容がありません
経済的、文化的にも結びつきが強くなるであろう、日本と中国についての課題を取り上げている内容かと思いました。
しかしながら内容は、中国サイドから日本を見た一... 続きを読む
投稿日: 2005/6/10

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