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物語の旅
 
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物語の旅 (単行本)

by 和田 誠 (著)
4.7 out of 5 stars  See all reviews (3 customer reviews)

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Product Description

内容(「BOOK」データベースより)

書物の国からの絵はがき。著者が選んだ54作品。カラー挿絵とともに四方山ばなし満載!子どもの頃に初めて読んだ「かちかち山」から現在に至るまでの“読書体験”の数々。本好き・装丁好きの著者がその思い出をふり返る。


内容(「MARC」データベースより)

イラストレーターであり、映画監督でもある著者が、自分自身の子供時代からの読書体験を1冊にまとめたもの。紹介する54の作品には、カラー挿絵とともに四方山ばなしを満載して、思い出をふり返る。

Product Details

  • 単行本: 223 pages
  • Publisher: フレーベル館 (2002/01)
  • ISBN-10: 457702344X
  • ISBN-13: 978-4577023440
  • Release Date: 2002/01
  • Average Customer Review: 4.7 out of 5 stars  See all reviews (3 customer reviews)
  • Amazon.co.jp Sales Rank: #685,196 in 本 (See Bestsellers in 本)

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4 of 4 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 好きな本について語る喜び, 2002/5/27
『物語の旅』は、氏が愛する54冊の本にまつわる思い出やエピソードに書き下ろしの挿絵を添えたもの。読んだ順に書かれているため、おおよその読書傾向がうかがえるのも楽しい。一頁をまるまる使ったカラー挿絵の色を生かすためか、紙質にも注意が払われ大人向きの絵本のようでもある

本の中でも触れられている瀬戸川猛資氏などの書く物と比べると、和田氏の書く物は博引旁証を誇るでもなく、奇抜な着想をひけらかすのでもない。自分が面白いと思った物を淡々と紹介するだけである。けれど、『お楽しみはこれからだ』でも知られるように、映画の中から名セリフやジーンとくる場面をピックアップする力量は抜群で、それは今回のように物語を語らせても見事に生きている。たとえば、村上春樹の「結婚以来六年の歳月が流れていた。六年の間に三匹の猫を埋葬した」のような表現を彼は好むが、この種の文ははっきりと好みの分かれるタイプの文章である。同じ作品を好む和田誠にもよく似たところがあるのだと分かると、なんだかうれしくなる。

前書きに「個人的なこと」を記すので読書案内にはならないだろうと書かれているが、採り上げられた作品はよく知られた作品ばかり。読書好きの人なら大半は読んでいるはず。多感な時代、人生について深い思索を試みるような類の本に食指が伸びず、ミステリーやSFを読み漁っていた人なら、ほぼよく似た本を挙げるのではなかろうか。それだけに、読書案内にはならないかもしれないが、見てきた後でその映画について話すのが楽しいように、少年時代から読んできた本について作者と話しているような楽しみが味わえる本であるといえるだろう。

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5.0 out of 5 stars 和田さんって, 2009/1/14
学生時代『麻雀放浪記』を見た。監督がだれかなんて知らない。真田広之さんとか出演者に魅かれて見ていたんだと思う。和田監督だった。その後、父の持ってた『別冊太陽』の中で、映画スターのイラストと紹介文をかいてる和田さんに出会った。全然知らないまま『不思議の国のアリス』を読んでいたが、挿絵を描いているのは和田さんだった。
麻雀放浪記のやくざな感じと、子供の絵本を描きたいと願っている和田さんが、わたしの中ではひとつにまとまらない。この『物語の旅』もあれもあるしこれもあるしという感じで、あっちにいったりこっちにいったりするのが楽しい“本”や“映画”の紹介本と言ってもいいと思います。和田さんの世代の方々が生きてきた時代も感じ取ることができます。
この本に導かれて、幾本かの映画を見ることになりますし、幾冊かの本を読むことになるでしょう。
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0 of 3 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 郷愁をそそる物語の旅です。淡々と綴られた・・・, 2006/3/22
By 寧夢 - See all my reviews
(TOP 500 REVIEWER)   
 著者が和田誠である。おまけに出版社がフレーベル館である。挿絵は安西水丸でオールカラーだ。最初は童話集か何かかと思ったくらいである。実際、大人のための、それも40代以上を対象にしたとしか思えない作品が続く。
 
 淡々とした語り口でなんともいえない懐かしい作品群で、それとなく読み過ごすことも可、じっくり読み込むも可、自由気ままにどのページからでも開けて読める。鈍行の青春18切符みたいな使い方をすればほのぼのと読め、気になるところだけ飛ばしよみする特急並み速読もありという、この本の作りが気に入っている。
 それにしても「かちかち山」から始まって、ラストは「最後の仇討」とは、できすぎた構成である。途中の作品は特に意図された並びではないが、安西にとっては初めてイラストを描く作品ばかりだったそうだ。
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