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この世界の片隅に 中 (アクションコミックス)
 
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この世界の片隅に 中 (アクションコミックス) (コミック)

こうの 史代 (著)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

すずも北條家に嫁ぎあくせくしてる間に、ようやく呉の街にも馴染んできた。リンさんという友達もできた。夫婦ゲンカもする。しかし戦況は厳しくなり、配給も乏しく日々の生活に陰りが…。そして昭和20年3月、ついに呉の街にも大規模な空襲が! 戦争という容赦のない暗雲の中、すずは、ただひたすら日々を誠実に生きていく。

登録情報

  • コミック: 138ページ
  • 出版社: 双葉社 (2008/7/11)
  • ISBN-10: 4575941794
  • ISBN-13: 978-4575941791
  • 発売日: 2008/7/11
  • 商品の寸法: 20.8 x 14.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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28 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 過ぎた事 選ばんかった道 みな覚めた夢と変わりやせんな, 2008/7/13
By yom_sky (東京都大田区) - レビューをすべて見る
物語は昭和20年4月まで進む。8月まであと4ヶ月まで。

誰もが聖人でもなく。誰もが悪人でもない。
得もせず上手く行くこともあれば。どうにもならないこともある。
愛情も。嫉妬も。後悔も。
選ばなかった道に思いを馳せることもあり。
選んだ道の正しさを信じこむ必要もある。

普通の女性の、夫婦の、家族の人生を描いている物語。
しかし、戦争は色濃く影響を与えてきてしまっている。


完結の後は語り継がれることになるだろう作品を進行形で読める幸福。
早めの購読をお勧めいたします。
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33 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ゆるやかに壊れていく日常……あたたかさの中の重苦しさが・・, 2008/7/24
By 辰巳 (東京都区内) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
呉に嫁いで半年……すずの日常にも少しずつ「戦争」の色が濃くなり始める。
闇市、防空壕……戦争という暗闇がじわじわと日常を染めていくなか
すずはあくまで健気だ。

本書は連載12回目(昭和19年7月)から、連載28回目(昭和20年4月)まで。
上巻と同様、とりたてて反戦平和を叫ぶわけでもない。
しかし、あたたかなペンのタッチとやわらかい広島弁で語られるさりげない日常が
ページをめくるごとに、徐々に壊れていく。
その様子が切ない。

だからこそよけいに、今平和で生きている私たちに「戦争」というものの重さを
突きつけられているように思う。
たしかに「あの戦争」から60余年が過ぎた。現在の価値観であの戦争の是非を論じるのは
ナンセンスなのかもしれないと私も思う。
しかし、それでもやはり戦争は起こってはならない。
そう思うことにこそ意味があると思う。

19年12月、幼なじみの水原が呉を訪ねる。すずが密かに思いを寄せていた男性だ。
夫の周作は水原を「申し訳ないが、わしはあんたをここに泊めるわけにはいかん」と
納屋の二階に泊まらせる。しかしすずに、

「あんかをつけた。もっていってあげんさい。そいで折角じゃしゆっくり話でもしたらええ」

と、水原のところに行かせる。
「もう会えんかもしれんけえのお……」と。

人類の歴史は戦争の歴史でもある。戦争が歴史をつくったともいえる。
だからといって、戦争は「是」なのだろうか。
戦争の影には、この本で描かれているような「ゆるやかに壊れていく日常」があることを
私たちは考えなければならないし、感じなければならない。

スクリーントーンをいっさい使わない、こうのさんのペンが、控えめにそう言っているように思える。

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20 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 恋愛と結婚、そして世間体, 2008/7/13
この世界の片隅に(中)では、お義姉さんの過去、すずさんの旦那さんの過去がわかってきます。

広島の呉にも、とうとうアメリカ軍の戦闘機が飛来し、物価は上がる一方。
市場で買い物をしたすずさん。
帰る途中、道に迷って出会った女性。
その人は・・・

当時の結婚は、自分のためというより家のため、世間体のためのものでした。
手を取って駆け落ちしようにも、逃げ場のない時代。
悪化する戦況、旦那さんの嫉妬、すずさんの心の痛み。

もう一つあった選択肢、だけど今を否定しない、したくない。
今回はそんなお話でした。
気になった方、今回もお勧めです。
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