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時間を超えて (単行本(ソフトカバー))

マルク・レヴィ (著), 山田 浩之 (翻訳)
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商品の説明

内容紹介

一組の男女を結びつけていく、署名のない一枚の絵――。
めぐり逢いし運命が辿り着いた衝撃の結末!
ボストンに住む絵画鑑定士のジョナサンは、恋人アンナとの結婚式を3週間後に控えていた。
そんな中、19世紀の幻の絵画が発見されたとの情報が入り、ロンドンへ向かう。
アンナは、結婚式の準備を手伝おうとしないジョナサンに苛立ちを覚える。
仕事のパートナー・ピーターとともにロンドンの画廊に赴いたジョナサンは、
その画廊でひとりの女性クララと出会う。ジョナサンとクララは互いに、
「初めて会ったはずなのに、どこかで会ったような気がする」と感じるのであった。
互いの心に生まれた小さな波紋は、一枚の絵によって重なり合い、広がりを見せ、
二人を過去の記憶へと誘(いざな)うのであった……。
過去、離れ離れになった魂は、現世で出逢い、結びつくことができるのだろうか?
輪廻転生を素地に描く、フランス180万部の恋愛ミステリーの邦訳。


内容(「BOOK」データベースより)

ボストンに住む絵画鑑定士のジョナサンは、恋人アンナとの結婚式を3週間後に控えていた。そんな中、19世紀の幻の絵画が発見されたとの情報が入り、ロンドンへ向かう。アンナは、結婚式の準備を手伝おうとしないジョナサンに苛立ちを覚える。仕事のパートナー・ピーターとともにロンドンの画廊に赴いたジョナサンは、その画廊でひとりの女性クララと出会う。ジョナサンとクララは互いに、「初めて会ったはずなのに、どこかで会ったような気がする」と感じるのであった。互いの心に生まれた小さな波紋は、一枚の絵によって重なり合い、広がりを見せ、二人を過去の記憶へといざなうのであった…。フランス180万部の恋愛ミステリー。

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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 現世での幸せを消失させた事が物語としての喜びを減じてしまったと思えます。, 2009/5/8
By 夢追人009 (奈良県) - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
ファンタジックな愛の世界を描くのが得意なフランスの人気ベストセラー作家レヴィの2003年度発表作品です。著者の作品は2001年に早川書房から出た処女作の「夢でなければ」以降はパタリと翻訳が途絶えましたが、再び昨年(2008年)から復活し活発に出始めて早くも本書で通算5冊目になります。本書のテーマは大きくは輪廻転生を繰り返す永遠の愛で、今では良く知られた既視感(デジャビュ)と呼ばれる概念のキーワードが出て来ます。十九世紀ロシアの偉大な画家ウラジミール・ラズキンに心酔し生涯を賭けて研究に打ち込む絵画鑑定家のジョナサンはアメリカ・ボストンで婚約者アンナとの結婚を間近に控えていた。そんな彼の元へ友人でオークションマスターのピーターが耳寄りな情報を伝える。ロンドンでラズキンの幻の絵画を含む作品5点が売りに出されるというのだ。ジョナサンは興奮し矢も盾もたまらずピーターと共にロンドンへと飛び、そこで画廊の女性クララと出会って初めてなのにどこかで会ったような不思議な思いにとらわれる。ボストンでは日に日に不機嫌になる婚約者アンナが奇妙な動きを見せ、前世を研究する白髪の老女アリスが謎の暗躍を開始していた。本書の興味はラズキンの幻の絵画に秘められた数奇な運命の謎がジョナサンとクララの邂逅により解き明かされて行く部分でしょう。著者は巧みな罠を仕掛け多くの頁を費やして容易に真相を明かしませんので、ようやく全貌が解明された時にはこれまでの忍耐が報われてスカッとする達成感が味わえドラマチックな物語の快感に酔い痴れるでしょう。ただ残念なのは、実際は違うのですが二人の恋が不義の形を取らされて罪悪感を伴う物となり、次に幸せになれるチャンスが来た時には既に手遅れで悪に敗れる悲恋ドラマにしてしまった事です。終章の青年の微笑みが救いですが、現世での幸せを消失させた事が物語としての喜びを減じてしまったと思えます。
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