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地方を殺すのは誰か (単行本(ソフトカバー))

岩崎 芳太郎 (著)
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商品の説明

内容紹介

わが国は民主主義国家、法治国家であるはずなのに、現実には封建的、
社会主義的な因習、矛盾に満ちている! たとえば、規制緩和によってバス事業は
参入自由、退出自由になったにもかかわらず、不採算路線を廃止しようとすると
「けしからん」といって怒られてしまう。その結果、公営交通が赤字垂れ流しの一方で、
民間資本のバス会社はイバラの経営を強いられ、破綻に追い込まれている。

そのほかにも、金融庁の「金融検査マニュアル」による貸し剥がし、
郵政民営化によって生まれた「郵便事業」が行おうとしている独占化、
地方だけが割を食う「オープンスカイ政策」など、中央の官僚たちが進める政策によって、
地方の多くの企業が退場を余儀なくされているのがいまの日本である。
本書は、鹿児島で陸運・海運・航空・観光・ホテル・放送など幅広い事業を展開する
気骨の経営者が、理不尽な圧制と闘う現実を描きつつ、地方が繁栄する方策を示した書。


内容(「BOOK」データベースより)

中央集権官僚体制、金融検査マニュアル、民営化、規制緩和、不公正な競争…負け組のレッテルを貼られた地方の企業は座して死を待つのみなのか?既存体制と闘う気骨の経営者が語る、地方の繁栄なくして日本に未来なし。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 263ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2009/1/27)
  • ISBN-10: 4569706193
  • ISBN-13: 978-4569706191
  • 発売日: 2009/1/27
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.2 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 日本を覆っている虚構, 2009/5/31
鹿児島の名門企業のオーナーである著者は地方という切り口から日本の現状を分析している。実業家としての深い洞察は眼からウロコである。視点を変えて虚構という切り口から分析してみる。

.二分法という虚構
中央集権か地方分権か。国家主導型か市場主義か等々。これらの問題提起は相対的であり本質が抜け落ちる。

.目的と手段の混同という虚構
国家財政のバランス、規制緩和、民営化、市場主義、グローバル化これらは手段であり、目的は国富の最大化のはずだ。

.官僚主義という虚構
官僚主義とは「階層構造を持った大組織の構造」のことであり官・民を問わない。大企業、大学、大新聞社も立派な官僚組織である。民僚はそうでないかのようにして既得権益を貪っている。腰が低いだけに一層始末に終えない。

.市場原理主義という虚構
金融庁の金融検査マニュアルは企業融資よりファンド出資、債権購入を優先させている。これでは自国(企業)の発展はない。巨大金融資本の支配が強まるだけである。
競争すればよくなるという言説があるが全国一律の競争は、地方は需要が少なく零細企業を潰し中央企業の支配をつよめる。
株主は、利潤の最大化と分配を望んでいるというが日本人は含み資産の最大化を望んでいるストック社会である。税制もそうなっている。フロー社会であるアメリカが押し付けたものだ。
格付会社というものがあるが、出資による資金調達はゼロとなる可能性がある。バクチでありなじまない。ようやくインチキ性がわかったが、後の祭りである。
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