内容紹介
岡崎久彦大使は産経新聞の「正論欄」で「石平氏の日本理解の深さは、明治以来の外国人哲学者の中でもトップクラスだ」と絶賛している。
そしてその石平氏は日下公人氏を「日本人でありながら、中国人の現実主義を実に深く洞察している珍しい日本人」だと絶賛している。
本書は、日本と中国が「すれ違う理由」を、その両国の本質を深く知る二人の評論家によって、明らかにする。
日本と中国は、その成り立ちも価値観も、国家を動かす仕組みもまったく異なっている。
特に「権威と権力が分かれている日本、権力が一人に集中する中国」「政治より文化という日本、すべては政治につながる中国」
という視点は、両国が理解しあえない本質として見逃せない点であろう。
結論――当分の間、日中は損得だけで交際しているのが無難で、それを越えて友好・親善とか、善悪や正邪を論ずる世界にまで入るのはやめた方がよい。国民も国家も今のところ双方ともに未熟だからである。
内容(「BOOK」データベースより)
付き合わないときが、お互い一番幸せだった。かくも異なる両国は、根本が違うからそうなる。深く付き合うと、両方とも歪みが出てしまう。だからほどほどがいい。友好・親善、善悪や正邪を論ずるなかれ。