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脳死・臓器移植の本当の話 (PHP新書)
 
 

脳死・臓器移植の本当の話 (PHP新書) (新書)

by 小松 美彦 (著)
4.2 out of 5 stars  See all reviews (19 customer reviews)
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Product Description

出版社/著者からの内容紹介

脳死者の臓器提供をめぐる問題に何があるのか? 「臓器移植法」改定を前に、長年の論争の焦点を整理する。生命倫理の本質をえぐった渾身の大作。

「脳死者は臓器摘出時に激痛を感じている可能性がある」「家族の呼びかけに反応することがある」「妊婦であれば出産できる」「19年間生き続けている者もいる」――1997年に「臓器移植法」が成立して以来、日本でも脳死・臓器移植は既成事実となった感が強い。ところが近年、脳死を人の死とする医学的な根本が大きく揺らいでいるのだ! 本書は脳死・臓器移植の問題点を、歴史的、科学的に徹底検証。報道されない真実を白日の下にさらし、「死」とは何か、「人間の尊厳」とは何かをあらためて問い直す。68年に行なわれた和田移植、99年の高知赤十字病院移植の綿密な比較検討から浮かび上がる衝撃の新事実に、読者の目は大きく見開かれることだろう。
読者の道案内役をつとめてくれるのはサン=テグジュペリ作「星の王子さま」。「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ」という言葉が問題を解くカギとなる。



内容(「BOOK」データベースより)

脳死者は臓器摘出時に激痛を感じている可能性がある。家族の呼びかけに反応することがある。妊婦であれば出産もできる。一九年間生き続けている者もいる―。一般には知られていない脳死・臓器移植の真実を白日の下にさらし、臓器提供者の側から、「死」とは何か、「人間の尊厳」とは何かをあらためて問い直す。一九九七年に「臓器移植法」が成立して以来、脳死・臓器移植は既成事実となった感が強いが、脳死を人の死とする医学的な根本が大きく揺らいでいるのだ。脳死・臓器移植問題に関する決定版。

Product Details

  • 新書: 424 pages
  • Publisher: PHP研究所 (2004/05)
  • ISBN-10: 4569626157
  • ISBN-13: 978-4569626154
  • Release Date: 2004/05
  • Product Dimensions: 6.7 x 4.2 x 0.9 inches
  • Average Customer Review: 4.2 out of 5 stars  See all reviews (19 customer reviews)
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18 of 21 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 安心できる医療体制が全ての前提だ, 2004/7/28
By 六条ひとま (関東近県) - See all my reviews
この本の最大のポイントは、「臓器移植法案」成立後の最初の脳死臓器移植である高知赤十字病院での脳死判定・臓器摘出を検証した箇所であろう。ここで、著者は、この脳死判定・臓器摘出が「和田事件」に引けをとらないほどに杜撰であることを明らかにしている。「脳死」に於いて「意識」は本当に消失しているのか、とか、臓器移植の延命効果の有無、といった医学的問題については異論がありうると思うが、移植推進側の隠蔽体質やゴマカシは明白である。本当に臓器移植を推進するつもりなら、十分な情報開示が必要であろう。脳死患者からの臓器摘出に賛成するか反対するかにかかわらず、この論点については筆者の姿勢を評価したい。
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31 of 38 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 自分を守る知識を得るためにおすすめの本, 2005/12/30
臓器移植の非常に驚くべき実態が明らかにされます。日本初であるが合法性が極めて怪しかった和田移植に始まり,臓器移植法成立後の高知県での最初の移植の経過を非常に細かく調査しています。生命倫理学の本はとかく著者の独断が断定的に記されているものが多いように思いますが,本書は冒頭で筆者自信が述べているように学術書としての水準を満たすように意図されているので,引用元が比較的詳しく(完全ではありませんが)記され,読者が検証できる道が開かれているのが良いと思います。日本では,多くの方が素朴な善意のみによってドナーカードを持つことが殆どだと思いますが,この本に書いてあるような側面(例:脳死者が動くことがある,摘出手術時に血圧が急上昇する,等)もあるのだということを,メディアはもっと知らせていくべきだと思います。臓器を提供するかどうかの決断は,良い面だけでなく負の面も知ってからでも遅くないと思います。そうでないと,自分や家族を傷つける可能性もあるのですから。この本は,すくなくともそうした判断材料になりうる水準にあると思います。ぜひご一読下さい。
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26 of 33 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 脳死・臓器移植の本当の話, 2005/12/29
 人の死は、確認する(呼吸停止・心臓停止・瞳孔拡散)死から、判断する死(それも臓器移植を推進する医者が判断する死)へと変わりつつある今日、自分が脳死だと判断される時、本書は密室では何が行われるのかを垣間見させてくれる。
 ある英国人医師の言葉が引用されている。「(脳死患者に)メスを入れた途端、脈拍と血圧が急上昇するんですから。そしてそのまま何もしなければ、患者は動き出し、のたうち回りはじめます。摘出手術どころじゃないんです。ですから、移植医は私たち麻酔医に決まってこう言います。ドナー患者に麻酔をかけてくれ、と。」
 マスコミは移植を受けて、生命の危機を救われた患者のみを取り上げた番組を美談として執拗に報道し続ける。しかし、一方で提供する側は、密室でこのような光景が展開していると知ると、ドナーカードの所持をもう一度立ち止まって考えさせられる。
 著者は「ナチスの蛮行に戦慄する私たちは今、生きている脳死者を死人と決めつけ、あらゆる形で資源化し、商品にして市場に乗せようとしている。その突破口が『臓器移植法』の改定なのだ。」と喝破している。そこまで言い切ることができるかどうかは別として、『臓器移植法』の改定検討が無批判に進められる中で、こうした警鐘が鳴らされていることを知っておくことは大きな意味があると思う。
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この本により、臓器移植の現実を通常語られる患者側からでなく、ドナー側から観ることの重要について考えさせられた。本書では、まず“臓器移植でないと助からない”という... 続きを読む
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Published on 2006/1/31 by クライストの悲劇

4.0 out of 5 stars 資本主義とは斯くもすさまじいものなのか
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人間自体までの、金に換算する恐ろしい陰謀を知って戦慄する。
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Published on 2005/10/11 by チヌカルクル

2.0 out of 5 stars 本当は中立ではない
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確かに、脳死について問題点があることは認めます。... 続きを読む
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Published on 2004/12/27 by doberman-pinscher

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Published on 2004/11/13 by さくさくさんかく

2.0 out of 5 stars 著者に都合によい情報だけで構成されています。
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