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首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ)
 
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首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ) (単行本)

by 三津田 信三 (著)
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Product Description

出版社 / 著者からの内容紹介

一族の安寧を祈る祭りの最中に双子の妹が首のない死体となって発見される。それが連鎖するかのように連続首無し殺人事件となって、山間の村を恐怖に陥れた。茫然自失の驚愕トリック!シリーズ最高峰!


内容(「BOOK」データベースより)

奥多摩に代々続く秘守家の「婚舎の集い」。二十三歳になった当主の長男・長寿郎が、三人の花嫁候補のなかからひとりを選ぶ儀式である。その儀式の最中、候補のひとりが首無し死体で発見された。犯人は現場から消えた長寿郎なのか?しかし逃げた形跡はどこにも見つからない。一族の跡目争いもからんで混乱が続くなか、そこへ第二、第三の犠牲者が、いずれも首無し死体で見つかる。古く伝わる淡首様の祟りなのか、それとも十年前に井戸に打ち棄てられて死んでいた長寿郎の双子の妹の怨念なのか―。

Product Details

  • 単行本: 447 pages
  • Publisher: 原書房 (2007/04)
  • ISBN-10: 4562040718
  • ISBN-13: 978-4562040711
  • Release Date: 2007/04
  • Product Dimensions: 7.5 x 5.4 x 1 inches
  • Average Customer Review: 3.8 out of 5 stars  See all reviews (16 customer reviews)
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11 of 17 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 麻薬の如きハマるもの, 2007/8/27
By ニゴチュウ (北海道札幌市) - See all my reviews
(TOP 500 REVIEWER)   
三津田信三の快進撃が止まらない。本作「首無の如き祟るもの」は「厭魅の如き憑くもの」「凶鳥の如き忌むもの」に続く刀城言耶シリーズの第3弾になる。ただし、この作家の作品だけあって、これは確かに刀城言耶シリーズだけどはたして???(あまり具体的には書けないですね・・苦笑)といったまたまたメタなナゾを含んでいる。

それにしても面白い。いつものように土俗的・民俗的な信仰の世界を、彼なりのタッチで精緻に描いており、その「設定」の面白さ、それに付随する人間たちの振る舞いの妙なリアルさが見事だし、それは環境を整えた巧みな設計によって支えられている。また、ミステリとしての成立がきちんとしていて、その点、おそらく何度も試行錯誤したのであろうと思うが、非常にフェアな(だけどトリッキーな)書きぶりは見事。だから、最後に語られる「何がナゾなのか」「どこに解決策があるのか」といった理知的な論法が見事に決まる気持ちよさがある。

視点を描き分けることで(誰の視点か、というのは大事だ)、言葉の定義の境界条件をたくみに操る様は超一流だ。加えて極上のエンターテーメントに仕上げてしまうという力量を持っている。

「集落」「因習」「信仰」といったキーワードはどことなく横溝正史を彷彿とさせるけれども、登場人物には現代的な思考の持ち主も入り混じり、そのことが私には近づきやすい。終結部で、たった一つのボタンをかけかえるような仮説を立てるだけで、多くのナゾがつぎつぎにとき解かれていく様子は演出効果も抜群で圧巻。早くも次回作を期待しています。
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6 of 9 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars すばらしい, 2007/8/12
とてもおもしろく読めた。
シリーズ3作目であるけれど、この作品が群を抜いてよかった。
雰囲気、トリックどれをとっても文句なし。
難点は、シリーズ物に共通するマンネリ感だろう。
今はまだそれも楽しめるが、これがいつまでも続くとどうなるか?
伝統を重んじる本格ミステリ愛好者にとってはそんなことは問題ないのだろうか?
とはいえ、それはこの作品の出来のよさとは無関係のことである。
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12 of 19 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 本格物で大満足の一冊, 2007/6/18
By ベック - See all my reviews
(TOP 1000 REVIEWER)   
もう、出だしからして完璧に構築されたこの世界観にノックアウトされてしまった。土着的な民間伝承と旧家をめぐる因習と因縁。まさしく横溝正史のあのオドロオドロしい世界を再現したかのような舞台設定がミステリマインドを激しく揺さぶる作品で、本格物としての完成度もかなりのハイレベルだ。本書の謎の素晴らしいところは、動機がまったくわからないところにある。もちろんどうやって犯行を成し得たのかという謎も重要なのだがラストの解明部分で頭の霧が一掃されるのは動機が解明したときなのである。それもこれもただ一つの行いに端を発しているというのだから、畏れ入る。まさしくラストの解明部分は圧巻で、探偵役の刀城言耶自身が挙げた三十七項目にもわたる謎や問題点が次々と解明されていく件は息つく間もないおもしろさ。久しぶりにミステリでのカタストロフィを味わった。ましてや二転三転するどんでん返しとくれば、これはもうお手上げというしかないではないか。ここで驚かない人はいないだろう。ぼくは二回アッ!と声をげてしまった。そして行きつく先は、ああ、これは言えない。まさか、こんなラストが待っていようとは・・・。
この探偵役の刀城言耶って、そうなの?前二作読んでないから、まったく未知数なんだけど、これはいったいどういうことなの?これではまるであのカーの「○○○○」とおんなじラストではないか。ともあれ本書は素晴らしかった。久々に本格物で大満足の一冊だった。
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Published 3 months ago by 紫陽花

4.0 out of 5 stars こちらも傑作
刀城言耶シリーズの第3作です。
第4作の「山魔の如き嗤うもの」が
あまりにも面白かったため、... 続きを読む
Published 10 months ago by 悶

4.0 out of 5 stars この作家は初めて読みましたが
... 続きを読む
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4.0 out of 5 stars 土俗小説+本格推理
... 続きを読む
Published 22 months ago by soulman2005

2.0 out of 5 stars これが横溝正史ならと・・・
つくづく思った。文章力、人物描写の浅薄さ、説明の多さ、その他、??と
疑念渦巻く個所が多すぎる。せっかく、近来珍しく背景、素材の面白さで... 続きを読む
Published 23 months ago by コロチョン

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