内容紹介
「企業の価値」といわれて多くの人の頭に浮かぶのは、「株価=時価総額」だろう。しかし、M&Aの現場では時価総額は参考程度にしかならない。プロが見るのは、組織体系・オペレーション・事業戦略などの「目に見えない」企業の本質である。企業価値の本質を見抜くこの作業を、M&Aの現場では「デューデリジェンス」と呼ぶ。
この本は、デューデリジェンスの実務のエッセンスを、一般のビジネスマンや投資家向けにわかりやすくまとめたものである。
本書では、企業分析の面白さをわかりやすく伝えるために、馴染みのある次の9社をとりあげた。
1 スターバックス
2 三菱地所
3 創通
4 ビックカメラ
5 GABA
6 JR東日本
7 横浜銀行
8 ミクシィ
9 任天堂
これらの企業を、デューデリジェンスの実践において役立つ「9つの視点」から分析している。たとえば、スターバックスであれば同社の「収益構造」という視点であり、JR東日本であれば「社会動向」、任天堂であれば「資本政策」である。
本書を一読すれば、「企業分析」が会計やファイナンスといった分野とはまた別の、独立した哲学と重要性をもつ世界であることがわかるだろう。そしてその知識は、これからのあなたのビジネスや投資のレベルを本質的に高めるものになるはずだ。
内容(「BOOK」データベースより)
数字には表れない「企業価値の源泉」をどのようにして見抜くのか?個人投資家・金融機関関係者のみならず、一般のビジネスパーソンに役立つ「デューデリジェンスの思考法」を詳細に解説する。