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白い仮説・黒い仮説
 
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白い仮説・黒い仮説 (単行本(ソフトカバー))

竹内 薫 (著)
5つ星のうち 4.0 レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介
●なぜ人はニセ科学にだまされるのか?

さまざまな雑誌などでニセ科学の特集が組まれるなど、
ニセ科学批判が話題を呼んでいます。

本書では、そうした怪しげな理論を「白い仮説」(科学的にきちんと説明できる仮説)と
「黒い仮説」(科学的に説明できない仮説)に分類。
その視点から見ると、マイナスイオン、血液型性格分類など、
多くの「黒い仮説」があることがわかります。

●数々の白黒仮説を紹介

本書では、アロマで記憶力アップ、
北極と南極の位置が逆になる、
脳をスキャンすると人の「考え」が読めるといった
種々の「白い仮説」を紹介すると共に、
ホントウはゼロじゃないゼロカロリードリンク、
地球の皮が向けてマンモス絶滅などの
科学的には怪しい「黒い仮説も」紹介し、
科学的な観点からどのようにその仮説がおかしいかを解説。
科学的になぜおかしいのかがわかることで、
白黒を見分ける目を養えます。

内容(「BOOK」データベースより)
人が感じられる一番長い時間は3秒。将来北極と南極が逆になる。ブラックホールは存在しない。脳をスキャンすると考えがわかる。アヤシイ仮説に白黒つける。

商品の説明をすべて表示する


登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 205ページ
  • 出版社: 日本実業出版社 (2008/2/21)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4534043511
  • ISBN-13: 978-4534043511
  • 発売日: 2008/2/21
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.2 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0 レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 本 - 69,965位 (本のベストセラーを見る)

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5つ星のうち 3.0 がんばれ擬似科学, 2008/4/9
著者はこれまでも科学における「仮説」の持つ意味についての本を出している。今では一般に受け入れられている説でも、登場した当時は根拠が薄弱な仮説にすぎなかったことはよくあることなので「仮説」についてきちんと位置づけをすることは正しい。
本書の前半は、さまざまな仮説についてその白黒の度合いについて論じている。もともと短時間のラジオ番組のために書かれたものであるため、掘り下げた議論をしているわけではなく、ああそうですかという程度のものとなっている。
エピローグでは、科学における仮説の状況について述べている。率直に言って、著者の擬似科学叩きに対する感想には、著者の個人的体験(トンデモ本をめぐるスキャンダルに巻き込まれたこと)に影響された面が強くですぎていると評者には見えるが、「仮説」が科学の発展にも重要な意味を持つことは首肯できる。
著者が言う、日本の科学は、敵がいないために、かえって国民の関心を呼ぶことができない、というのは面白い視点である。その目で見ると確かに、日本での擬似科学は、3ページ読めばデタラメが分かってしまうような擬似科学の風上にも置けないようなものが多いと思う。このような体たらくぶりが科学に対する関心を失わせる原因となっているとすればまったく残念だ。日本における科学の振興のためにも擬似科学の奮起を評者は期待する。
本書については、前半の雑多な部分がうっとうしいと考え「仮説」に関する著者の考え方をもっとストレートに知りたいというなら前著の「仮説力」や「99.9%は仮説」の方が良いだろう。
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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 エピローグはいい。, 2008/3/18
By Konza (東京都世田谷区) - レビューをすべて見る
本書の前半は、ラジオ番組のコーナー向けに書かれた内容に肉付けしてあるためか、生活への関連が明確に見える話題が多い。しかし後半は、生活とは直接の関係が感じられない純粋科学に関して様々な仮説を挙げるという感じになっている。

全体に、意識して易しく書こうという姿勢が見え、気楽に読める本である。しかしこれは一方ではあまり突っ込んだ話はできないという結果につながっている。そのため、生活に直結している前半はそれなりに面白いが、後半の、純粋に知的好奇心に訴えるようなテーマの部分では、様々な仮説を通り一遍説明してあるだけで、それ以上掘り下げることがないため、消化不良に感じる。

ただ、エピローグにある、科学と疑似科学との関係についての著者の仮説はなかなか面白かった。科学が宗教右派・環境左派からの攻撃にさらされているアメリカと違い、日本では科学は一人勝ちの状態であり、疑似科学は大きな市場を形成しているものもあるにせよ、それが科学という営為を危険にさらすことはない。疑似科学は、敵の存在しない真空を埋めるために出てきた「仮想敵」に過ぎないのだから、それを叩いている暇があったら科学者は科学を進めるべきだ、というものだ。

著者が疑似科学叩きの裏に「歪んだ精神」を見て取るとまで言う部分には、正直首をかしげるが、常日頃トンデモ本(=疑似科学)に腹を立てさせられている私にとっては、トンデモ本を少しは穏やかに受け入れようという気持ちにさせてもらえたという意味で、読んだ甲斐があった。
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14 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 タイトルが秀逸です。, 2008/3/14
By RLeaders - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
著者の前著など読み、仮説について明るい人であれば、
このタイトルの妙がわかるはず。

本書の一番の特徴は、仮説という難しい話題を、
身近な話題からわかりやすく説明していること。
仮説の本質を見事に捉えています。

世の中の情報を自分自身がどのように捉えていくべきか。
そのスタンスを確固たるものにしてくれる一冊です。
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