団塊ジュニア世代の男性のうち48%は自分の生活水準を「中の下」または「下」と感じている。かつての「一億総中流」の流れは完全に変わった。また、人口減少、高齢化により、消費スタイルも変化している。「夫婦に子供2人」という構成の標準世帯が減り、単身世帯、夫婦のみ世帯などが増えたことで、ファミリー消費から総シングル消費へと転換しつつある。
自分の問題は自分で解決しなければならない社会で、注目すべきマーケティングキーワードが「ライフスタイルケア」だ。健康、美容、メンタルなどの「人のケア」、資産、保険などの「お金のケア」、リサイクル、修理、リフォームなどの「物・都市のケア」という3つのケアの視点で、商品・サービスを開発することが重要と説く。2極化が進む中では、「中」に向けて物を作っても、「上」「下」ともついてこない。「上」に向けた、よりレベルの高い「高次のニーズ」に応えるコンシェルジュ的な商品・サービスが必要だと指摘している。
著者が長年、調査してきた団塊・団塊ジュニア世代マーケティング、デザインマーケティングも詳しく解説する。
(日経ビジネス 2006/10/16 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
●本書で紹介するヒットの新法則は
「これからはライフスタイルケア市場を狙え!」
「ケアが新しいビジネスを生む」
「デザインと性能の両立が今後の課題」
「無印に何かを加え、新たな商品を開発する」
「消費者のテイストを言葉にする」 など
時代のトレンドをつかむためのヒントが満載。
●様々な分野の商品の実例から、
売れるデザインとは何かがわかる
「しっかりとした哲学があるBMW」
「シンプルがコンセプトの日産キューブ」
「レトロなデザインのアルト・ラパン」
「さりげなく、地味で堅実トヨタ・ウィツシュ」
「おしゃれなデザインのアテハカシリーズ」
「無印プラス発想のボーズのオーディオ」 など
自動車、住宅、住宅設備、ファクス、カーオーディオ、ミニコンポ、
さらには女性向け衣料品や下着カタログまで、
非常に多岐にわたる分野のデザイン志向の調査を行なった著者が、
その経験に基づき売れるデザインを解説する。
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