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間違いだらけの経済政策 (日経プレミアシリーズ)
 
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間違いだらけの経済政策 (日経プレミアシリーズ) (新書)

榊原 英資 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)
戦後最悪の世界不況が日本を襲う。グローバル化が進み、世界経済の構造が変化しても、旧来型の政策論議しかできない政府、エコノミスト、そして言論界。このままでは日本は衰亡する。未曾有の危機に何をすべきか。旧態依然とした経済政策の誤りを正し、戦略的資源政策など新時代に日本が進むべき道を明示する。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
榊原 英資
早稲田大学教授。1941年生まれ。東京大学経済学部卒業。大蔵省入省後、ミシガン大学で経済学博士号取得。IMFエコノミスト、ハーバード大学客員准教授を経て大蔵省国際金融局長、財務官を歴任。2006年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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16 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 「バブル」と「構造的な・・・」の濫用をやめよ, 2009/2/20
本書が発表されたのは08年11月。論旨に大きな異論はないが、出すタイミングが悪いというか何を今更と思ってしまう。つまり、08年に入ってからも資源価格が高騰を続けたのを見て、「資源価格の需給逼迫によるインフレとハイテク製品のコモディティ化によるデフレの混在」という「仮説」を思い付いたように見えてしまうのである。10年前に言ってくれてれば格好良かったのに。

また、筆者は過去ほぼ6年の円安は「バブル」であり、今後は外貨を稼ぐ輸出主導型の経済モデルは通用しないとも言う。しかしそんなことを言えば、資源価格の高騰もバブル、中国の躍進もバブル、トヨタの好業績もバブル、世の中バブルだらけになってしまう。根源的には不動産価格上昇を前提とした米国消費が持続可能ではなかったことが今の事態を招いているのであって、「円安バブル」などという言葉を使わずにもっと優れた分析をしている本はいくらでもある(例えば水野和夫氏など)。仮に今後長期的に円高が続くとして、ではどのような政策が必要なのか、それについての深い説明がないところも大いに不満が残る。

「これまでの経済政策は間違いだらけだ」と大上段に振りかぶったは良いが、中身は「構造」と「バブル」という手垢の付いたレトリックを弄しただけの本。有難がるのはやめましょう。

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28 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 簡潔にして骨太の政策論議, 2008/12/10
新書版なので失礼ながらあんまり内容に期待しないで読み進めたが
非常に簡潔にこれまでの小泉・竹中路線といわれている経済政策の
「構造的な」誤りを感情的なトーンではなく冷静に批判している。

ご自身の専門である為替政策についても、03年以降の日本の巨額な
「円売り・ドル買い」介入についても、米国側の担当責任者である
テーラー財務次官が許容していた事実や04年3月の介入打ち止めに
ついても興味深い裏話を紹介している。

テレビで見る榊原氏は人を小馬鹿にしたような物言いがあるので
嫌いな向きもあるかもしれないが、きちんとした経済・金融市場
への洞察に基づいての発言だと、本書を読めば理解できよう。

いい加減な企画が目立つ最近の新書であるが、これはお買い得本である。
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22 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 今や、為替相場や株式相場をも動かす榊原さんの最新の主張, 2008/12/21
By 21世紀のケインジアン (兵庫県) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
本書が指摘する大きなテーマは原材料・穀物などのコモディティーの長期的な需給逼迫化、そして、日本のお得意のハイテク商品のコモディティー化といったパラダイムシフトが現在、進行しつつある、つまり戦後の高成長時代に日本のお家芸としていた安い原材料を用いて
ハイテク商品、家電製品を海外へ売り、外需で国を運営するという政策はもう通用しないということである。

円高が進み、この状況は当分続くであろうからから、一時的には苦しみはあっても、日本にとってメリットをもたらす円高によって日本の内需活性化政策に抜本的に転換せよ、つまり、円高が日本の国益になるように人々の考え方を始め、全ての政策を大転換せよということが本書の大きなメッセージである。

旧大蔵省では、エリートの対極の異端児(落ちこぼれ)として傍流を歩みながらも、自分の主義主張を貫いた生き方をしてきた榊原さんのこれからの日本を思う本書での提言は多くの人が耳を傾ける必要があろう。

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投稿日: 6か月前 投稿者: WAT

5つ星のうち 4.0 幅広い視点にたった良書。
... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: soulman2005

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