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世界を創った男 チンギス・ハン 1
 
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世界を創った男 チンギス・ハン 1 (ハードカバー)

堺屋 太一 (著)
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商品の説明

内容紹介

「地に境なく人に差別なし」の理念の元、あらゆる人種、宗教、文化、地域を取り込み、史上最大の帝国を築き上げた征服者チンギス・ハンとは--。第1巻では、氏族から見捨てられ苦難に立ち向かう青年期を描く。


内容(「BOOK」データベースより)

テムジン(のちのチンギス・ハン)はモンゴル族キヤト氏族の長イェスゲイの長男。11歳の時、別の氏族長の子ジャムカと盟友を誓う。13歳で母ホエルンと同じ部族の支族長の娘ボルテと婚約するが、翌春父が急逝。一家は氏族民からも見捨てられ、孤立した極貧生活に陥る。その上、氏族民を連れ去った仇敵の部族長に捕らわれるが、馬乳酒造りの従属民に助けられて逃げ帰る。21歳になったテムジンは妻ボルテを迎え、100人弱の集団を持つまでになる。そこには未来の世界帝国を築く若き人材が参集した。だが、メルキト族に妻を掠われてしまう。父の盟友トオリル・ハンと自分の盟友ジャムカとの共同作戦でメルキトを破って妻を取り返したが、妻はメルキトの子を生んでいた…。

登録情報

  • ハードカバー: 284ページ
  • 出版社: 日本経済新聞社出版局 (2007/7/31)
  • ISBN-10: 4532170788
  • ISBN-13: 978-4532170783
  • 発売日: 2007/7/31
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 堺屋太一の描く チンギス・ハン, 2007/8/14
 日経で2007年8月まで連載されていた同名の小説を単行本化した全四巻の一巻目です。
 新聞に連載された内容に加え、巻末の解説・脚注が充実しており、予備知識が無い人でもゼロから理解できるようになっています。
 個人的には、新聞連載を途中から読み出したので、一巻はゼロから楽しめました。
 組織内の関係や、当時の社会の力関係等を、現代の日本の社会に置き換えて説明してくれている箇所は背景を理解する上でとても参考になりました。(個人的な好き嫌いもあるかもしれませんが。)
 巻末の、今、チンギス・ハンの小説を新たに書く意味等についての議論も勉強になります。
 日経で連載を読まれていた方も、そうでない方も読んで損のない一冊(四冊)だと思います。


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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 朝青龍のルーツが分かる!?, 2007/9/27
By みすず (静岡市葵区) - レビューをすべて見る
堺屋太一氏が書いたチンギス.ハン。そういえば、日経に連載されていたと思い出した。毎日、日経を読むほど、経済通ではないが、この小説は経済の目線で、当時の時代分析をして書かれているのが、目新しい。それと、朝青竜がモンゴルに逃げ帰った(?)この時期でもあり、そのルーツを知ることもできる。。。というおまけ付き。
 1には、テムジンと呼ばれた彼の生い立ちと結婚までが、将来、因縁の戦いをする政敵との出会いや関わりなどともに書かれている。母親やイスラムの隊商などからもたらされる情報などをからめ、ストーリーはスピーディに展開し、読者を飽きさせない。一気に読めて、現代社会に求められるものが時代を超えて普遍性があることを再認識させてくれる。
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7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 グローバリゼーションの原点はモンゴルにあった, 2007/8/17

堺屋太一の日経連載小説が完結し単行本の配本が始まった。
本書は全4巻の第1巻である。

グローバル化をまるで20世紀から21世紀にかけての有り難い大発明でもあるかのように受け止めている人たちがいるようだが。著者はある意味でこんなとらえ方に冷水を浴びせていると言えようか。

今日の米国という超大国によって主導されるグローバリゼーションは800年も前のチンギス・ハンの創出したグローバリゼーションと比較するとき基本的な部分では後退していると言えるかも知れない。

それほどにチンギス・ハンの創出になるグローバリゼーションは思想的にも実践的にも世界史的なインパクトのあるものであった。そうであるだけにかれらモンゴルの業績は不当に低く評価されてきたのである。

現在の勝者(=超大国・米国)はひたすら勝者の今を美しいものとして描くために歴史を記述するであろう。歴史小説のおもしろさはこうした勝者の歴史に遠慮会釈無くメスを入れてくれることである。

モンゴルの草原に生まれた世界史上はじめてのグローバリゼーション。その担い手であるチンギス・ハンの人となりにふれてみること。これほどに痛快なことはない。

チンギス・ハンの少年期のグローバル化体験は「絶対現在」とよばれるべき極限的なものであった。この体験は四季折々のあたたかさに包まれたこの列島の生活からは想像もつかない遙か遠い世界での出来事である。

グローバリゼーションとはまずは世界を知ることである。しかし、ぼくを含めて、この列島育ちの人間が世界を知るためには相当な想像力と緊張を要求されるようだ。第1巻「絶対現在」が語りかけてくるのはこのことだ。
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