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モンゴル帝国が生んだ世界図 (地図は語る)
 
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モンゴル帝国が生んだ世界図 (地図は語る) (単行本)

宮 紀子 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

20世紀初頭に西本願寺、1988年に長崎・本光寺で見つかった二つの「混一疆理歴代国都之図」。朝鮮王朝が絶えず中国地図の入手に腐心し改訂版を作りつづけた理由は何なのか、さらにはこれら一連の地図は日本にいったいいつ到来したのか、日本でどのような意味をもったのか。本巻は、これらの疑問をひとつひとつ解決しながら「混一図」系の複数の世界図ができるまでの過程をなぞるとともに、とうじ中国、朝鮮、日本の王侯貴族、僧侶たちに共有されていた「知」のありようと、地図を権力の象徴、道具として用いた各王朝の政治的事情を描く。


内容(「MARC」データベースより)

西本願寺と長崎・本光寺で見つかった二つの「混一彊理歴代国都之図」。膨大な古地図・絵図、文献資料を渉猟しながら、この世界図が歩んできた道筋と14世紀当時共有されていた「知」のありようを読み解く。

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5つ星のうち 4.0 見るだけで楽しい学術書, 2007/7/12
By デルスー (沿海州シホテアリニ山脈) - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
杉山正明門下の若い研究者の手になる、
歴史研究の面白さがダイレクトに伝わってくるような本。
150点にものぼる図版の全てがカラーという美麗書で、
タイトルにも記したように、ただ眺めているだけでも楽しい。

正直、知らない固有名詞の多さには参ったが、
本書にはその障害を乗り越えてまでも
読者に何かを伝えたいという
熱気やうねりのようなものが感じられる。

ティベットの仏教が、大元ウルスや大清の宮廷で
信仰を集めていたことは普通に知っていたが、
大明においてもティベットの高僧を招いた法会が開かれていたり、
パスパ文字によるサインが意外なところに残されていたり、
後醍醐天皇が真言密教のみならず、
ティベット仏教に染まっていたりといった事実には、
かなり驚かされてしまった。

今後、新たな資料の発見とともに、
画期的な研究の進展が期待できる分野でもあり、
長い目で見守っていきたいと感じた。面白かった。
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5つ星のうち 5.0 モンゴルの生み出した活気, 2009/2/11
 混一疆理歴代国都之図という世界地図の由来・来歴を丹念に実地調査し、その壮大な旅を我々の前に示した刺激的な冒険の書。
 大モンゴル時代という画期の時期にスタートし、高麗や日本まで展開する知的冒険はスリリングである。もちろん今の眼から見ればお粗末かもしれないが、当時としては驚異的な水準の世界地図が作られ、伝播していく中には様々なドラマがある。漢民族の文化、ペルシアやインドなど様々な文化が流入した当時のモンゴル文明の意義を実証的に示してくれる一冊である。
 固有名詞はやや注意して読み進める必要があるが、図版も多く、慣れれば引き込まれてしまう。
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