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チャイナフリー:中国製品なしの1年間
 
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チャイナフリー:中国製品なしの1年間 (単行本)

by サラ・ボンジョルニ (著), 雨宮 寛 (翻訳), 今井 章子 (翻訳)
3.6 out of 5 stars  See all reviews (8 customer reviews)
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Product Description

内容紹介

「来年1年間、中国製品を新たにわが家に持ち込むことはやめてみない?」――アメリカに住むフリージャーナリストのサラ・ボンジョルニが2004年12月末、中国製品であふれたクリスマスプレゼントの残骸を見ながらふと思いついたことからこの計画は始まった。
ところが、夫と1歳の女の子、4歳の男の子からなるボンジョルニ家は、計画段階から夫や実母、長年の友達の反対にあうという、波乱の幕開けとなった。
しかも、覚悟はしていたものの、この実験には予想以上の困難がつきまとった。何しろ、ウォルマートやターゲット、ホームデポなどの大型店の商品はほとんど買えなくなってしまったのだ。テレビが壊れても直るのを自然と待つしかない。ミキサーの替え刃も中国製。壊れた引き出しを修理しようと思っても、修理用具はすべて中国製。フックも中国製・・・・・。
特に悲劇は、ボンジョルニ家には2人の子どもがいたことだ。子どもの靴を探すのに1カ月以上かかり、さらに65ドルもの大枚をはたくはめになった。おもちゃ売り場はレゴ以外はほとんどすべて中国製――光る剣、ゲーム、人形、ぬいぐるみ、スーパーヒーローもの、・・・・。プラスティック系のおもちゃはおしなべて中国製だ。しかも夏の季節の必需品であるビニールプールや水鉄砲、水風船、砂場遊び用のバケツ、スコップ、ビーチサンダル、サングラス、クーラーバッグもすべて中国製。ハロウィーンやクリスマスの飾り付けのたぐい、コスチュームのたぐいもほとんどが中国製で、子どもに「中国製品を買わないのは、中国は悪い国だから?」と聞かれる始末。
――このように、「チャイナフリー」は、世界経済が際限なく複雑化、巨大化するなかで、中国製品を一切買わない暮らしがどのようなものかという、面白くて、イライラする体験を、娯楽性と示唆に富む筆致で綴った本である。
読み進めていくうちに、反対している夫を冒険につき合わせることがいかに大変か、中国製おもちゃを買ってもらえない息子がいかに悲しい思いをするかを知り、また、バースデーケーキに飾るローソクなどの日用品から高級デザイナー服に至るまで、中国製を買えないショッピングがいかに過酷な試練であるか、電気製品の故障にもちょっとした危険が伴うことなども、読者は実感をもって想像することができるだろう。
ジャーナリストとして数々の賞を受賞してきたボンジョルニ氏は、そのプロの視点を通して、世界経済における中国の絶大な存在感を明確に伝えながら、その事実を上手にパーソナルな生活レベルまで落とし込んで描くことに成功している。アメリカ以上に中国からの輸出品漬けになっている日本人が、グローバリゼーションの現実を直視し、その本質を見据える上で欠かせない視点を養うことができる。


内容(「BOOK」データベースより)

「来年1年間、中国製品を新たにわが家に持ち込むことはやめてみない?」―アメリカに住むフリージャーナリストのサラ・ボンジョルニが2004年12月末、中国製品であふれたクリスマスプレゼントの残骸を見ながらふと思いついたことから始まったこの計画。夫と1歳の女の子、4歳の男の子からなるボンジョルニ家は、以降1年間、毎日の買い物がすべてスリル満点の大冒険、電気製品が故障しても直すことも買い換えることもできず、どうしても中国製しか見つからずにあきらめなければならないものも続出して、家庭内はささいないざこざから緊張感がただようという、過酷な日々を過ごすこととなった。そして夫や子どもの不満は年末の一大イベント、クリスマスの準備で頂点に…。はたしてボンジョルニ家は楽しいクリスマスを迎えることができるのか?そしてはてしなく続くと思われた長い長い12カ月間の我慢の結果、ボンジョルニ家が手にしたものは何だろうか?―その商品を「何気なく」手に取ってショッピングカートに投げ込んだあなた、本当にそれはあなたの生活に必要なものですか?「買い物」のディシプリン(規律)について考えさせられる一冊。

Product Details

  • 単行本: 368 pages
  • Publisher: 東洋経済新報社 (2008/6/26)
  • Language: 日本語
  • ISBN-10: 4492222855
  • ISBN-13: 978-4492222850
  • Release Date: 2008/6/26
  • Product Dimensions: 7.6 x 5.4 x 1.1 inches
  • Average Customer Review: 3.6 out of 5 stars  See all reviews (8 customer reviews)
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18 of 23 people found the following review helpful:
2.0 out of 5 stars チャイナというよりアメリカの問題, 2008/7/15
By fon (北海道) - See all my reviews
 1年間中国製品を買わなかった家族のレポート。
 12ヶ月間いろいろなイベントごとに、何か買おうと思えば中国製品にあたってしまって困るというパターンの繰り返しで飽きる。著者は「実験として」中国製品のボイコットを行ったとしているが、その基となる理由が見えてこない。安すぎることが問題であれば、ボイコットすべき商品は中国だけに限らないはずである。バングラディッシュやメキシコから安く買いたたくことは搾取にあたらないと考えるのか。中国の人権問題批判のボイコットでもないらしい。単なる「実験」でボイコットを行うからボイコットも余計につらく、厳しい。問題が起こるたびにボイコットの理由を考えなければならなくなる。そのつらさは感じることができます。

 最終的には経済のグローバル化という言葉でお茶を濁し、避けがたいことであるとしているが、そもそも、より安いものを求めることでグローバル化が加速し、搾取が発生する。安く売ろうと思うから国内で生産せずにコストの安い外国から輸入するのであって、それ以外の何者でもない。この本はこんな単純な視点を忘れているような気がする。
また、米国の異常な消費中毒の状況も垣間見える。中国製品をボイコットする前に、自分たちがいかに無駄なものを買い、無駄に資源を浪費しているかを省みるべきである。中国を批判するというより、米国の消費の異常さが分かる一冊。その点に星プラス1。
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8 of 10 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 安いものは本当に安いのか? 考えさせられる一冊, 2008/8/31
一人の女性ジャーナリストが、一年間中国製品を使わないで過ごす誓いをクリスマスに立てる。本書は、その一年の著者の奮闘をつづったノンフィクション。軽い気持ちではじめた著者がぶつかる困難の連続を堅苦しくないタッチで描いている。

壊れている食器棚を直そうと思ったら、工具が中国製で買えない。
子供がほしがっているおもちゃを買ってあげようとしたら、ほとんど中国製で買ってあげられない。
夏にビーチサンダルを買おうとしたら、ほとんど中国製で買えないので、しょうがなく左右非対称のビーチサンダルを倉庫からひっぱりだしてはく羽目になる。
などなど、中国製を買うのをやめただけで著者が直面するエピソードの数々には驚くばかり。

アメリカでは中国製が大量に入ってくるようになってから自動車部品メーカーがつぶれて数千人も失業したり、おもちゃメーカーがつぶれたり、次々に雇用が失われているという。
大きな会社がつぶれると町そのものがつぶれてしまう。雇用が失われ、ゴーストタウンのようになってしまった町についても著者は考察を見せている。

安いものは本当に安いのだろうか? 
この話はアメリカだけの問題ではない。考えさせられる一冊だった。
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8 of 10 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars A Year Without Something , 2008/7/18
3つの点で著者の試みは評価できる。1つには、いろいろなことに応用できるという点だ。世界経済の成長、金融市場の自由化と発展、グローバル企業の競争激化等で、世界的なデフレ状態になり、大量生産、消費が当たり前の世の中になっていたところに、サブプライム、地球温暖化問題や資源価格の高騰で、今までと同じような生活ができなくなるのではないかという不安が世界的に広がっている。こうした中、何か消費行動に制約を与えることを試みることはチャレンジングなことだ。著者はそれを自身の生活に大きな影響がある中国製品を絶つことで試みた。2つには、個人ではなく、家族で挑戦したことが評価できる。おそらく自らの消費行動を抑制することはそれほど難しいことではないと思うが、家族とはいえ、他の人をも巻き込んで1年間もその制約を守るようにすることは並大抵の努力ではいかない。温室効果ガス排出削減は家庭部門における削減が重要である。家族で一緒に取り組むことの大変さを予習することができる本である。最後の点は、1年間を12か月で記していることだ。これによって、1年間の生活パターンと普段の消費行動とを照らし合わせてみることができる。国は違えども日本の読者にとっても日記的な流れは参考になるのではないか。
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Published 7 months ago by いーた

4.0 out of 5 stars 中国製品が侵している意外な製品
日々の生活の中でボンジョルニ家がどういう商品で中国製に苦労したのかが、
決意のイントロダクションに始まり1年の流れの中で見えてくる所が面白い。... 続きを読む
Published 13 months ago by naonao-703

4.0 out of 5 stars 基本的に買いすぎの生活
とにかくつまらないものを買いすぎている、というのが一番大きな感想です。... 続きを読む
Published 14 months ago by ロードクロサイト

4.0 out of 5 stars 読み物として面白い
果たして中国製品を買わずに1年間生活することなどできるのだろうか?そんな興味をもって読んでみました。現在の自分の生活を考えると、衣服やプラスチック製品などの中国... 続きを読む
Published 15 months ago by わらじ小僧

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