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女女格差
 
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女女格差 (単行本)

by 橘木 俊詔 (著)
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Product Description

出版社/著者からの内容紹介

低学歴と高学歴、結婚と非婚、正社員とパート、美人と不美人・・・・・・。
どれほど差があるのか? その差は不公平なのか?
格差問題の第一人者が鋭く迫る


内容(「BOOK」データベースより)

どのような親のもとに生まれるのか、教育をどこまで受けるのか、結婚するのかしないのか、離婚するのかしないのか、子どもをもつのかもたないのか、専業主婦になるのか働き続けるのか、総合職か一般職か、正社員かパートタイマーか、美人か不美人か…。女性の人生でのさまざまな格差を検証し、その差が合理的なものなのか不公平なものなのかを分析する。

Product Details

  • 単行本: 344 pages
  • Publisher: 東洋経済新報社 (2008/6/13)
  • Language: 日本語
  • ISBN-10: 4492222839
  • ISBN-13: 978-4492222836
  • Release Date: 2008/6/13
  • Product Dimensions: 7.5 x 5.4 x 0.9 inches
  • Average Customer Review: 2.9 out of 5 stars  See all reviews (9 customer reviews)
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21 of 29 people found the following review helpful:
3.0 out of 5 stars 結論は?, 2008/7/6
By チジャ (京都) - See all my reviews
様々な統計をもとに、結婚や職業、学歴、はたまた容貌などの女性間格差に焦点を当てた本。

はやりの「格差」本だが、研究者によるもののためか、新書のようなセンセーショナリズムやむりやりなこじつけは見られない。というより、筆者が統計をいじって、自分の意見を押し通そうとしているわけじゃないので、逆に「で、この統計を通して何がわかるの」という疑問を生んでしまった。文章も硬質で、ちょっとわかりにくいかな。

もちろん、著者による過剰な偏見がない分、この本で論じられた女性間格差をどのようにとらえるのかという問題提起が読者になされたとも言えるのだが、コピーにあるほどのインパクトはない。女女格差を本格的に考えようという気にはならなかったかな?

女女格差を論じる前の、一般認識の前置きが長く、読んでいてしんどくなってしまった。
もう、はやく本題に入ってよ、という感じ。

読んで損した、というわけではないです。
女性が社会進出した後の構図など、いろいろ考えさせられることもありました。
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6 of 8 people found the following review helpful:
3.0 out of 5 stars 「男男」も当然あるし、「男女」ほどのものでは。。。, 2008/11/30
By 倒錯委員長 (横浜市と夢半ば) - See all my reviews
(TOP 500 REVIEWER)   
男女間に横たわる性差というのは、これまでいろいろな差別を産んできたが、著者いわく女と
女の間にも、男女ならぬ「女女格差」があるらしい。本書は、いろいろな統計、調査を元に、
出身階層、教育、結婚、離婚、子ども、労働、はたまた美貌の有無まで、さまざまな観点
から、女と女という同性同士の間に歴然とある格差を捉える。

・・・しかし読んでみると、それほどインパクトはない。
よくよく考えてみれば、男同士の間にだって、格差はあるのである。非正規雇用でヒィヒィ言
ってる青年もいれば、キーボードをちょこっと叩いただけでウン千万をたたき出す六本木ヒルズ
在住セレブ男だってこの世には同居する。そこには、本書で論じられる女女格差の要因と全く
同じ、生まれた階層や学歴などの影響があるのだ。でもこの本のような問題のとらえ方だと、
あたかも男と男の間の格差、すなわち「男男格差」がまるでないもののように思わされる。

「女性を扱うなら美人・不美人の格差も論じることが必要」と人に言われ、それを9章で扱って
いるが、それにしたって男も今の時代は外見に気を使わないと、気を使っている人よりも不利
になる可能性だってある(キモメン、非モテというように)。ただこの章は、美貌という主観的な
要因を無機質な経済学的分析に当てはめるということによって生まれるコントラストが、皮肉な
ことに、無味乾燥な分析で埋まる他の章よりも面白かったのだが。

あとこの本の「女女」に関する取りこぼしがあるとすれば、女性、というよりか「母親」について。
世には、子供の成長いかんによって、自らの人生さえも評価してしまう人がいる。
それほど女性にとって子供の行く末が重要なのだといえるが、それをあつかった箇所がなかった。
子供についての章はあったものの、それは「子供を持つか否か」、そして「何人欲しいか」と
いった出産・育児という最初の段階の話に終始しているため、「その子供がどのように育ったか」、
そして「その母親はどうなっていくか」というのも知りたかった。
もしかして、そのようなことを追った調査がなかったのかもしれないけど。

著者が言うように、女性の場合は「妊娠・出産」や「結婚を機に仕事を辞めるか否か」といった
人生の岐路が男性より多く、それが女性特有の悩みどころではある。しかし、その他いろいろな
場面において、男が女性化、女が男性化する傾向がある中で、いまさら女と女の差を論じるよりも、
著者が前に書いた男女を問わない「格差」のほうが、以前注目に値するのではないだろうか。
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14 of 21 people found the following review helpful:
2.0 out of 5 stars 消化不良の格差論, 2008/7/15
近年、格差をセンセーショナルに扱う本が多く出版されている。
本書もタイトルから察するに「女性間での格差」を扱っているものと承知した。

しかし、中身は今ひとつ歯切れが悪い。
女性間の格差論よりも、一般的な学歴格差、職業格差論的な部分が多い。
「女女格差」というタイトルなのだから、もっと徹底的に女性同士の格差を論じてほしかった。

特に、「美人と不美人」の章では「人によって誰を美人と思うかは千差万別」などと逃げ口上から始まっている。
まったく切れがない。

本書は、あくまでデーターに拠って書かれている。
そのため、現実の格差の中におかれている女性の生の声がまったくない。
これが、内容を凡庸に感じさせてしまっている原因だろう。

良質な学問書かもしれない。
ならば「女女格差」という刺激的なタイトルはいただけない。
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