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小説 会計監査
 
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小説 会計監査 (単行本)

細野 康弘 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

巨大監査法人はなぜ崩壊したのか?当局のあまりにも恣意的な検査・指導。リーク情報に踊らされ、世論を煽ったマスコミ。背後にうごめく超大国の思惑…。渦中の監査法人に身をおいた著者が贈る、迫真の長編書き下ろし。


内容(「MARC」データベースより)

巨大監査法人は、なぜ崩壊したのか? 当局のあまりにも恣意的な検査・指導。リーク情報に踊らされ、世論を煽ったマスコミ。背後にうごめく超大国の思惑…。渦中の監査法人に身をおいた著者が贈る、長編書き下ろし。

登録情報

  • 単行本: 254ページ
  • 出版社: 東洋経済新報社 (2007/12)
  • ISBN-10: 4492042946
  • ISBN-13: 978-4492042946
  • 発売日: 2007/12
  • 商品の寸法: 19 x 13.8 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 本 - 88,681位 (本のベストセラーを見る)

    カテゴリーランキング:

    73位 ─   > 文学・評論 > 経済・社会小説
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5つ星のうち 4.0 会計不正と監査と亡国への危機感, 2007/12/29
 一体この本のどこまでが事実でどこまでが虚構なのか。小説という体裁はとっているものの、ここ数年の間日本をにぎわせた経済事件をテーマに、これほどまで容易に推測できる当て字で当事者を登場させている以上、事実を無視して書くのは相当にリスクの伴う行為だと思われる。ネット検索する限り著者名は本名であり、本に登場する企業の監査報告書に署名していることも確かであることから、概ね事実と考えてもよいのかもしれない。
 著者の亡国への危機感は、米国に魂を売る連中に対する痛烈な批判となって現れるのだが、どこまで裏を取って書いているのか首をかしげたくなる記述がある。特に、金融庁内の会議の様子や松下金融担当大臣に対する執拗な批判・中傷は尋常ではなく、本書の信憑性を落とすものとして残念な記述であった。また、著者自身、主人公の勝舜一として登場するのだが、同業者・クライアントを問わず最も尊敬される会計士として描かれている。これほどまでに自分のことを自画自賛できるものだろうか。
 一方、「三禄会」と称する都立高校時代の同期7名による同窓会が舞台となって展開される議論は非常に興味深かった。このような議論・会話は著者の頭の中だけで作れるものとは到底思えず、おそらくそのような仲間が筆者には本当にいるのだろう。
 本書に書かれていることの半分でもそれが事実であるとするならば、日本という国家に対し強い危機感を抱かざるを得ない。ペンネームを使うことなく実名でこれほどまでに金融庁のやり方や当事者たちを叩くには相当な覚悟がいるはずである。わざわざ引退後に本書を世に問うたということは、それだけ「許しがたい」という思いがあったのだろう。
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 あくまでも小説ですが。。。, 2007/12/21
大手監査法人の要職に居た人物による珍しい本です。
この本は一般の方には評価を受けているようですが、同業の方には否定的コメントが多いのも
面白い点です。
粉飾は許されませんが、それが従業員や取引先の生活維持のためであったりとか、リスクアプローチなる手法も最初に見当違いなところにリスクを置けば監査は失敗すると言う意味で会計基準や監査のルールの本質や経験した事象の裏側に言及しようという姿勢が感じられ、回顧主義的な本ではないと思います。
一般人には会計や監査のルールは絶対なように思えますが、金融商品会計基準の矛盾、会計や公認会計士監査が極めて政治的、世情的な環境下で行われていることに驚きました。
結局、会計や監査でお墨付きをもらうことにどういう意味があるのだろうとも考えさせられました。
接する会計士さんたちが最近はルール原理主義的なのも、この本で書かれているような背景にも原因があるのですかね?
確かに、会計の世界ですべて欧米化すればいいというのも実態に合わず疑問もありますし、当局もさることながら会計士さんたちも海外のビッグファームのメンバーであることを誇張しますが、時々疑問を感じます。
会計士さんたちが経済社会のスケープゴードの生贄要員になってしまったいる点は、本を読み
ますます気の毒な感はあります。
いずれにせよ会計に携わる者として監査をする側で何が起こっていたのかを知る一端として、他の会計を知らない記者が書いた本等と異なり奥行きがあり、面白いと思います。
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18 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 客観的に読むと面白い!!, 2007/12/17
物事の真相を分析できるだけの頭がある人間にとって、
アメリカの対日年次改革要求書のとおりに外資に売り渡されている現実は、
2ちゃんねるのようなアングラな話ではなく、仲間と真剣に議論になる話だ。
残念ながらコロンビア大学の教授にはなれなかったけれど、松下金融大臣が外資の手先として日本の資産を外資に売り渡したことは周知の事実である。
渦中の監査法人の中枢にいた人物による物語は、
いま日本で起きている現実を客観的に分析するだけの‘材料’を提供している。
いかに関係省庁の手先と成り下がっている大手新聞による報道が偏ったものであるかが分かる。役所による理不尽な言い分で悔しい思いをした関係諸氏だけでなく、銀行員、会計士、証券関係者や、日本の現状を憂いている方には一読をお薦めしたい一冊だ。
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