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地球幼年期の終わり (創元推理文庫)
 
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地球幼年期の終わり (創元推理文庫) (文庫)

アーサー・C・クラーク (著), 沼沢 洽治 (翻訳)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

二十世紀後半、地球大国間の愚劣きわまる宇宙開発競争のさなか、突如として未知の大宇宙船団が地球に降下してきた。彼らは他の太陽系からきた超人で、地球人とは比較にならぬほどの高度の知能と能力を備えた全能者であった。彼らは地球を全面的に管理し、ここに理想社会が出現した。しかしこの全能者の真意は……? SF史上不朽の名作。


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5つ星のうち 5.0 巨匠の傑作, 2006/8/15
SF界の巨匠アーサー・C・クラークの最高傑作。
戦争も疫病もない理想社会は誰のための理想社会なのか? 人類の、生物の進化とは、現状から足し算的に向上していくことなのか? 人類が初めて、自らよりはるかに進歩した生物に邂逅を果たしたとき、それらの疑問への解答を示す扉が静かに開き始める。
クラークらしい叙事詩のスタイルで物語は進むが、壮大すぎる筋書きにもかかわらず非常に読みすすめやすく、また感情移入を阻害されないように気をつけられているのが素晴らしい。ボリュームは適当で、読み疲れることもない。
1953年に発表された作品なので、さすがに古典的雰囲気を帯びていて現在のSFと技術比べはできないが、その分読みやすく、あらゆる読者におすすめしたい一冊である。

さて、この文庫本唯一の汚点は、その題名である。原題"Childhood's End"をただ直訳すれば必要かつ十分だったのに、余計なものを加えてしまった。読み終えた人にしか分からない事ではあるが、これほど蛇足という言葉の似合う行為にはなかなかお目にかかれないのではないか。短絡的な東京創元社には失望の念を禁じえない。"Against the Fall of Night"を『銀河帝国の崩壊』と題してしまうことといい、クラークになにか恨みでもあるのだろうか?
翻訳そのものは極めて読みやすく、評価できるだけに、こんなことで作品に傷をつけてしまうのはもったいない限りだ。
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34 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 人類の歴史には始まりもあれば、終わりもある, 2000/12/15
「SFは読んだことがない」というような人、歴史の始まりや終わりを意識したり感慨の念を抱いたりしたことがなく、ただダラダラと生きている人(かなり大多数の日本人がそうでは?)、そういった人全てに読んでもらいたい、SF小説の傑作である。この小説を読めば、SFが単なるホラー映画の背景を正当化するための理屈付け(「エイリアン」がそうだ)だったり、冒険活劇の小道具(「スタートレック」みたいな)といった位置付けだけのジャンルではないということ、文明批評、現代社会を映し出す鏡としてのSF本来の可能性、みたいなことが理解できるのではないかと思う。宗教的な終末思想と呼べば言い過ぎかもしれないが、若かりし頃、この本を読んで、「人類の歴史には、始まりがあれば終わりもある」という、極めて当たり前な、観念的概念を得られたことは、自分の人生の一つの転機になったように思う。未来永劫続くのではなく、人類の歴史には終わりがある。そう認識して初めて、現代社会が人類史の中でどういう位置付けにあたるのか、そういったことへ思いを巡らせるようになった。そういった意味で、SF好き嫌いを越えて、いろいろな人に読んでもらいたい本。もちろん、エンターテインメントとして読んでも、非常に読みやすい、楽しい本だと思う。
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6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 傑作だあ~, 2005/7/30
19歳のころ読みました。
当時、藤子・F・不二雄に熱をあげていましたので、すんなりと入っていけました。SFのおもしろさ、SF黄金期の傑作ですね。
2001年宇宙の旅より、インパクトがありました。
オーバーロードってネーミングもかっこいいい。
地球の預言書みたいな本ですね。論理的にもよくわかるし、ストーリーの運びもすごい。
今まで読んだSFでは3本の指に入ります。
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投稿日: 18か月前 投稿者: 紫陽花

5つ星のうち 4.0 ぜひ読んでみて。
20世紀の後半に突然宇宙人が地球に現れ、そこから地球人と宇宙人(カレレン)たちが共存し、地球人たちは彼らの地球に来た真の目的を探ろうといろいろな事を試みるが、は... 続きを読む
投稿日: 2006/1/1 投稿者: 白黒君

5つ星のうち 5.0 ミステリファンからSFファンに変身☆
☆理総の「銀河系」をテーマにしたレポート作成でアタマを痛めていたところ、「地球幼年期の終わり」が大活躍。クラークの、「過去と未来の記憶」という考えに助けられまし... 続きを読む
投稿日: 2005/3/8 投稿者: もな子

5つ星のうち 5.0 もはやSFではなく、確実な明日の話である
30年以上前に読んだ本だが、そのときは単なる空想科学小説(絵空事)と思っていた。しかし、日本は2007年から、地球規模でも21世紀半ばから人口は減少モードに突入... 続きを読む
投稿日: 2005/3/8 投稿者: ワッピ

5つ星のうち 5.0 もっとも現実味のある未来予想図
とか言ってみるw

学園闘争団塊世代?三無主義?新人類?新新人類?ニート?
そんな僕らの延長上の存在だったりしてね

幼年期の終わりは近いぞ!

投稿日: 2005/1/29 投稿者: もちもち

5つ星のうち 5.0 人類の変遷、そしてその未来
非常に暗示的で、予感にみちた作品です。... 続きを読む
投稿日: 2004/11/11 投稿者: エヴァンジル

5つ星のうち 5.0 2001年はもう過去
文学と称されるものを読んで、ちょびっとSFも読んでました。これを読んでガツーン。人間よりも人類、地球よりも宇宙。アーサー・C・クラークはニーチェよりも凄い人だと... 続きを読む
投稿日: 2004/5/30 投稿者: fwiy5906

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