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配達あかずきん―成風堂書店事件メモ (創元推理文庫)
 
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配達あかずきん―成風堂書店事件メモ (創元推理文庫) (文庫)

大崎 梢 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「いいよんさんわん」―近所に住む老人から託されたという謎の探求書リスト。コミック『あさきゆめみし』を購入後失踪した母を捜しに来た女性。配達したばかりの雑誌に挟まれていた盗撮写真…。駅ビルの六階にある書店・成風堂を舞台に、しっかり者の書店員・杏子と、勘の鋭いアルバイト・多絵が、さまざまな謎に取り組んでいく。本邦初の本格書店ミステリ、シリーズ第一弾。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

大崎 梢
東京都生まれ。元書店員。2006年、書店で起こる小さな謎を描いた『配達あかずきん―成風堂書店事件メモ』を発表しデビュー。鋭くもあたたかな筆致が心地よい、期待の新鋭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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5つ星のうち 5.0 泣きたいほどさわやかな読後感, 2009/5/6
By Zephyr (名古屋市) - レビューをすべて見る
5編の連作短編集です。

加納朋子さんや光原百合さんが好きな人には、気に入ってもらえると思います。
「日常の謎」(とはいえ、この中のある1作では、放置すれば殺人事件につながりかねないものでしたが)派では、からくりのある館や派手な立ち回りがない分、登場人物や推理以外の物語に魅力がないと、退屈なものになってしまいます。この本も、登場人物は主人公の杏子、探偵役の(だがとてつもなく手先が不器用な)多絵など、魅力ある人物ばかりです。その他のわき役もしかり。
うち2編では、好きなのに言えないという恋心も、うまく描き出しています。

ここでちょっとした自慢を。私は「パンダは囁く」では、さすがに書名までは特定できませんでしたが、暗号の解き方はわかりました。これはある種類の本を注意深く眺めている人なら、頭を悩ます杏子に解き方を教えてあげたいという衝動に駆られるでしょう。

戦略上の成功は、最後に「ディスプレイ・リプレイ」をもってきたことだと思います。『トロピカル』というコミックを愛するばかりに、ある行為をした誰か(推理小説だから、こういう書き方しかできない)、252ページに登場する、色紙と謎の言葉を残して立ち去った男の正体… 推理小説としての醍醐味はほかの4編に劣りますが、読後感は最高です。
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5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 ほどほどの本好き, 2009/4/16
主人公である書店員の杏子は、自分のことを
「特別な読書家ではない」と思っており
「活字中毒に当てはまら」ず、「雑多なジャンルに手を出し」
「読了するのは月に五冊」「本に関する好奇心は強く」
「一旦目を通したものはよく憶えている」と自己分析する。
登場人物に感情移入しにくいという声もありますが、本は好きだけれど
人前で堂々と「趣味は読書です」と言うのも憚られる程度の本好きの私は
そういう杏子が好ましく思えます。
「ほどほどの」本好きはもちろんですが、
書店好きなら本屋の日常の件を読むだけでもわくわくするかも。
こと『パンダは囁く』に関しては、
書店で本を選ぶのが好き、
もしくは本は買って自宅の書棚に並べてる
という人ならではの楽しみがあるかもしれません。

また、解説で戸川安宣氏が
『「日常の謎」派は、
  一時、東京創元社の専売特許のように言われていたことがある』
と述べていますが、私は今でも東京創元社がピカイチだと思っています。
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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 登場人物への感情移入がしづらい, 2009/3/30
By ポロロッカ - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
06年05月の単行本の文庫化,『成風堂シリーズ』の1作目で5編の短編集になります.

いわゆる『日常の謎』に分類される作品だとは思いますが,明るい雰囲気とは少し違って,
事件だけではなく登場人物の背景,例えばラブストーリや人の厭らしい暗部が描かれるなど,
書店が舞台ではあるものの,そこに集まる人々の物語に重きを置いているように感じられます.

また,バックヤードなど普段馴染みの無い場所や物,そしてそこから始まる物語は興味深く,
語られる本や書店への想いについても,書店員,一般客視点とも新鮮な響きが印象に残ります.
ほかにも,出版社や書名が実在する名前で登場するのは,イメージが沸きやすくてよかったです.

ただ,謎解き役が主人公ではなく別の女の子,またそれほど登場機会が多いわけではないため,
よくも悪くも普通の人で,『勘がいい』とだけ紹介される彼女に今ひとつ感情移入ができません.
そのため,当たり前のように首を突っ込み,解決をしていく様子には最後まで違和感が残りました.
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投稿日: 2か月前 投稿者: K Tailor

5つ星のうち 3.0 さらっとしすぎて物足りない感じ
お話自体はどれも面白くて、本屋の舞台裏を伺い知ることが出来てとても興味深かった。... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: サイバーにゃんこ

5つ星のうち 5.0 書店を舞台に、やさしいミステリ
しっかりものの書店員・杏子さんと
お仕事はまだまだだけど推理はおまかせなアルバイト・多絵ちゃんの... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: 九月

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