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生ける屍の死 (創元推理文庫)
 
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生ける屍の死 (創元推理文庫) (文庫)

by 山口 雅也 (著)
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Product Description

出版社/著者からの内容紹介

ニューイングランドの片田舎で死者が相次いで甦った! この怪現象の中、霊園経営者一族の上に殺人者の魔手が伸びる。死んだ筈の人間が生き還ってくる状況下で展開される殺人劇の必然性とは何なのか? 自らも死者となったことを隠しつつ事件を追うパンク探偵グリンは、果たして肉体が崩壊するまでに真相を手に入れることができるか?



内容(「BOOK」データベースより)

ニューイングランドの片田舎で死者が相次いで甦った。この怪現象の中、霊園経営者一族の上に殺人者の魔手が伸びる。死んだ筈の人間が生き還ってくる状況下で展開される殺人劇の必然性とは何なのか。自らも死者となったことを隠しつつ事件を追うパンク探偵グリンは、肉体が崩壊するまでに真相を手に入れることができるか。

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6 of 6 people found the following review helpful:
3.0 out of 5 stars 臭いがしそう…, 2009/3/28
殺人事件が起きるものの、死者は蘇って普通の生者のように動き回ります。
なので、気持ち悪いブラックコメディになっています。
事件を調べ、推理するのも死者。
ですが無敵ではなく、死者として、リアルに腐敗していきます。
意識としては生きてるのに、体は腐っていく…恐怖ですね。
それを食い止めるのが、エンバーミングの技術。
火葬がメインの日本では馴染みがありませんが、これいいですね♪
笑顔で死んでるってのがいい。

なんともグロテスクな雰囲気ですが、最後はとても切なかったです。
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6 of 8 people found the following review helpful:
2.0 out of 5 stars 死人が生き返るだけの一冊, 2009/5/5
By 唐沢 大 (東京都) - See all my reviews
(TOP 1000 REVIEWER)   
福田和也の『作家の値打ち』で大絶賛されていた一冊。

大絶賛するほどではなく期待はずれ。死んだ人間がよみがえる、という設定がユニークなだけだと思う。そもそも、推理ものって、いろいろなルール(人生は一回、とか、時間は逆に流れない、とか)の中で突飛な仕掛けを作って読者に見せるものではないか。ルールがあるからおもしろいのだ。死んだ人は一回しか死なない、というのは、推理ものの中のもっとも重要なルールであって、それを覆すのなら、もっともっとラディカルな作品とするべき。形式は本格、ルールは破る、というのでは中途半端。

<「すまん、ちょっと、死んでたんでな。全然聞いてなかった。悪いがもう一度最初から繰り返してくれないか?」>
(p. 568)

こういうのりは嫌いじゃないが。悪いがもう一度ラディカルにやり直してくれるともっとおもしろくなる。
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6 of 12 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars ミステリ史に残る異色の傑作, 2008/1/18
By 樽井 (兵庫) - See all my reviews
(TOP 500 REVIEWER)   
 ミステリの歴史に残る傑作ではないかと個人的に思う一冊なので、あえて本棚の奥から紹介のために出てきました。山口雅也氏、最近ではちょっと新作の刊行ペースが落ちていますが、「キッドビストルズ」シリーズのようなパンクの衣装を着込んだ名探偵が活躍する異色シリーズを出していたり、なかなか興味深いミステリ作家さんです。
 さて、この「生ける屍の死」も、かなり異色のミステリです。
 というのも、この作品、死体が生き返ってしまうのです。それも複数。普通、ミステリものでは誰が誰をどんな理由で殺したか、どんな方法で殺害したかを解決していくものですが、それもこれも大前提として、死体が何も語らず推理で謎をといていくしかないというところにポイントがあります。しかし、この作品では死者は甦ってしまうのです。ということは、顔を見られた状態で殺されたら、あるいはそれとわかる方法で殺されたら、犯人はわかってしまうのです。死体が生き返る。それだけで通常のミステリの法則は通りません。
 もう一つ、殺してしまう理由の最大のものである、被害者の排除ということが死体が甦ってしまうとできません。殺して財産を独り占めにすることも、殺して自分が何かを独占することもできません。これはミステリとしてかなり足かせです。よくも物語にここまでのしばりを入れたものだなと感心するほどです。
 なのに、きちんとミステリとして(それも非常に優れたミステリとして)成立していること、そして登場人物がきっちりと描けていること等が自分がこの本を傑作として推す理由です。思いつきのアイデア勝負ではなく、ミステリとしての面白さを加え、なおかつボリューム的にも読み応えのあるこの一冊。ミステリ好きなら是非いつか読んでみて欲しいです。
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Published on 2006/4/9 by 電気鰻の蒲焼

5.0 out of 5 stars ミステリーファンなら
絶対読むべし。
こんなに美しく悲しいエピローグには滅多にお目にかかれないよ。
Published on 2003/12/20 by kai882

5.0 out of 5 stars 完全なるミステリー
死者が蘇る・・・奇抜な設定ではあるがそんな事は瑣末な事である。
世界観はそのような意味では奇抜であるが、そこに描かれている内容はまさしく本格である。続きを読む
Published on 2003/12/9 by デスロール

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