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配達あかずきん (ミステリ・フロンティア)
 
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配達あかずきん (ミステリ・フロンティア) (単行本(ソフトカバー))

大崎 梢 (著)
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,575 国内配送料無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「いいよんさんわん」―近所に住む老人に頼まれたという謎の探求書リスト。コミック『あさきゆめみし』を購入後、失踪した母の行方を探しに来た女性。配達したばかりの雑誌に挟まれていた盗撮写真…。駅ビル内の書店・成風堂を舞台に、しっかり者の書店員・杏子と、勘の良いアルバイト店員・多絵のコンビが、さまざまな謎に取り組んでいく。初の本格書店ミステリ、第一弾。


内容(「MARC」データベースより)

配達したばかりの雑誌に挟まれていた盗撮写真…。駅ビル内の書店・成風堂を舞台に、しっかり者の書店員・杏子と、勘の良いアルバイト店員・多絵のコンビが、さまざまな謎に取り組む。元書店員が描く本格書店ミステリ。

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5つ星のうち 4.0 本屋さんが舞台のミステリィ, 2008/5/20
主人公は、その本屋さん・成風堂書店に勤める杏子さんと、アルバイト店員の多絵ちゃん。
本屋さんで起こるちょっとした事件を、この二人が解決するのですが、この女の子コンビの
息がピッタリ合っていて、読んでいてとっても面白いかったです。
特に、多絵ちゃんは、勘が鋭くズバリと謎を解く反面、プレゼント包装をたくさんダメにして
しまうくらい、とても要領が悪いところがあって、そんな愛嬌のあるところも、「良し!」です。

それと、本屋さんという、出かければ必ず立ち寄る身近な場所が、舞台になっているのが良い
です。
本屋さんには意外な謎が隠れていていると思うと、いつも立ち寄る本屋さんも、違った視線で
見ることができるので楽しいし、本の中で明かされている本屋さんの仕事内容という裏舞台を
知ることができるのも面白いです。

さて、この本は短編集では、
 
 ・パンダは囁く
 ・標野にて 君が袖振る
 ・配達あかずきん
 ・六冊目のメッセージ
 ・ディスプレイ・リプレイ 
 
と、5つの物語が語られます。
私の一番のお気に入りは、「六冊目のメッセージ」。
入院中に差し入れられた5冊の本にまつわる話で、チョイスされた本の絶妙さが伝わってくる
ような話のやり取りと、本に対する人それぞれの思いを垣間見ることができて、本好きとして
はたまらないお話になっています。
それから、タイトルになっている6冊目の本が、素敵な意味を持っていて、読んだ後「素敵!
く〜。うらやましいっ!」って思うのと同時に、ロマンスが始まる予感にドキドキしました。
人に勧めする本や贈る本って、自分の趣味もあるし、もちろん贈る相手の趣味もあるので、
とっても難しいと思うのですが、この本『配達あかずきん』は、本屋さんが好きで、さらに
ミステリィが好きな人には、絶対にハズレなしのオススメだと思います。
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12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 本好きにはたまらない、本屋さんを舞台にした推理小説, 2006/9/27
By くろやぎ (神奈川県) - レビューをすべて見る
(TOP 100 REVIEWER)   
 ここは、どこにでもありそうな駅ビルの6階にある本屋さん。
 取次店から届く本の山をさばき、レジを打ち、定期購読の本を配達してまわるかと思えば、本に添えるポップ広告を書き、お客さんの質問に答える。

 本書は、はたで見るより忙しい本屋さんを舞台にした推理小説です。

 日常業務をてきぱきとこなす書店員の杏子は、困っているお客様を放っておけず、気がつけば事件に巻き込まれています。
 頭の回転の速い主人公が自分で事件を解決すると思いきや、杏子ひとりでは謎が深まるばかり。

 そこでもう一人の主人公、アルバイト店員の多絵が登場し、推理力をはたらかせます。
 解決したかと思った事件は思わぬ展開を見せ、予想もしなかった結末に!

 推理小説の王道をいく本格的ミステリで、しかも、読み終わったあと、心がポッとあたたかくなりました。「本の雑誌」2006上半期エンターテインメント 第2位を受賞しているのも納得ですねえ。

 本書は5つの連作小説で、そのうち3編は、本を探す、本を薦めるがテーマになっています。
 書店員だからって、全部の本を読んでいるわけはありませんので、主人公の杏子も、自分の担当コーナー以外はそんなに詳しくありません。
 ところが、「六冊目のメッセージ」では、退院したばかりの女性が来店し、入院中に絶妙の本を推薦してくれた男性をさがします。杏子の同僚にそんなに本のセンスのいい男性社員はいません。じゃ、いったい何者なの? というところから物語は展開します。
 謎の男性が薦めた本は、どれも気になる本ばかり。推理のゆくえも気になりますが、登場する本も読みたくなってしまいます。さっそく、私も一冊申し込みましたよ。

 本好きの作者が書いて、本好きの主人公が登場して、本好きな読者が読む。
 そして、本好きを満足させる一書でした。
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11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 とても楽しい一冊です。, 2007/3/15
 本屋さんの知られざる一面などもさりげなく紹介される面白さや、エピソード自体の魅力もあってとても楽しく読める一冊です。私には、作者の人物描写の確かさが非情に印象的でした。登場人物はごくごく平凡な市井の人々であり、こんな人本屋さんの通路で会うなあと思わせる人々ですが、くだくだしい記述なしにきちんと書き分けられ、一人一人が明瞭に浮かび上がってきます。こういう丁寧な作品は、読んでいて本当に楽しいです。作者の今後の活躍がとても楽しみです。
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