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リザベーション・ブルース (海外文学セレクション)
 
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リザベーション・ブルース (海外文学セレクション) (単行本(ソフトカバー))

シャーマン アレクシー (著), Sherman Alexie (原著), 金原 瑞人 (翻訳)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

アメリカ北西部の、あるインディアン保留地。一九九二年、その地を訪れたのは、毒殺されたはずの伝説の戦前ブルースマンだった。彼のギターが青年に渡ることから始まる、MTV世代のインディアン・ロックバンド青春譚。



内容(「BOOK」データベースより)

過去百年以上にわたり、だれひとり偶然訪れることのなかった、あるインディアン保留地。1992年、客はしかし突然現われる。毒を盛られて死んだはずの戦前ブルースマン、ロバート・ジョンスンなる男。悪魔に魂を売ったことで“ジェントルマン”追われに追われ、救いを求めてある女を探しているという。―その女なら、山の上に住むメディスン・ウーマンだ。インディアン青年が男をヴァンに乗せて送っいくと、ヴァンのなかには古ぼけたギターが残っていた。ときに鋭い音をたて、わめき、火花を散らすその異様なギターに翻弄されて、青年たちはインディアン・ロック・バンドを結成するはめになる。それは、閉ざされた保留地から未だ見ぬ新しい外の世界への旅立ちだった…。インディアンの伝統とポップカルチャーがクロスオーバーする現代の保留地を活写して話題を呼んだ、若きネイティヴ・アメリカン作家のデビュー長篇。

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5つ星のうち 5.0 全てがブルースになっていく, 2004/10/6
面白くて面白くて、止まらなかった。
そのうち、全てがブルースになっていった。

物悲しい物語。火おこしトマスは黒人に出会う。無礼なわけではないのに、握手をしたがらない黒人、ロバート・ジョンスンに。
色々な不平等。色々な暗闇。度合いも様々な闇が、馬の嘶きを飲み込んだまま吐き出すときを待っている。
何で人間はいつまでもブルースなんだろう。破滅するしかない魂。繰り返す日常。人それぞれのレベルで人生は繰り返している、そして、ただいつか終わりが来て、けれど消えるわけではないのだ、今生きているということは。人間は、いつまでもブルースだから。

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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 やや悲しい感じだがけっこうおすすめ, 2001/6/18
By カスタマー
笑えるところ、ちょっと悲しいところなどいろいろな要素が詰まっていて面白かった。また、アメリカ北西部の荒涼とした雰囲気もよく書けているが、日本人にはそのへんがちょっとわかりにくいかもしれない。
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3 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 哀しみの中に見える希望, 2002/2/25
土臭い香りの中に、上等な香水の香りがする。
哀しいばかりのはずの彼らの人生なのに、通り過ぎた後のさわやかな希望を感じるのは、主人公であるインディアンたちがもつ気高さかもしれない。

過去の有名なミュージシャンとのからみあわせがとても面白かったし、今現代の話題も盛り込んであって、神話のなかでのみ生きつづけているような印象のインディアンたちの世界を、現代に呼び起こしたような気持にさせる。

彼らはその歴史の中での苦しみを今もひきずりながら、それでも自分の生きる場所をしっかり見つめている、そんな物語を実に美しい抒情詩のように伝えた作品だと思います。

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