『英語ペラペラキッズ(だけにじゃもったいない)ブックス』 より
10歳のマイケルは、家族とともに新しい家に越してきた。しかし妹は重い病気で生死をさまよい、両親は悲しみにくれ、マイケルの気持ちも荒れていた。そんなとき、ガレージの物陰で、マイケルはなにか動くものを見つけた。クモの巣やハエや昆虫の死骸にまみれた生き物、それは、人なのか、それとも? 汚れて衰弱し、小動物を丸呑みにするその生き物の背中には、なんと大きな羽が生えていたのだ。
マイケルは新しい友だちの少女ミナとともに、彼(スケリグ)の命を助けようとし、スケリグも心を開きはじめる。マイケルはこの困難な状況のなかで、自分の周りで起こっている出来事を、静かな心の目でしっかりと見ることができるようになってゆく。スケリグはやがて身体も癒えマイケルの前から姿を消す。人間だったのか、それとも天使だったのか、最後までその正体は明かされることはない。
透明感溢れる少年の目を通して描かれた物語は、夢と現実の間にあって、繊細で美しく、心洗われる。アーモンドのほかの作品に、『Kit's Wildness』(0440416051)『Heaven Eyes』 (0440229103)などがある。(み)
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出版社/著者からの内容紹介
【カーネギー賞/ウィットブレッド賞受賞】
古びたガレージの茶箱の陰に、僕は不可思議な生き物をみつけた。青蠅の死骸にまみれた彼は誰……それとも、なに? ありふれた日常が幻想的な翳りをおびる瞬間、驚きと感動が胸をひたす。英国児童文学の新しい傑作!