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隷従への道―全体主義と自由
 
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隷従への道―全体主義と自由 (単行本)

by フリードリヒ・A. ハイエク (著), Friedrich A. Hayek (原著), 一谷 藤一郎 (翻訳), 一谷 映理子 (翻訳)
4.0 out of 5 stars  See all reviews (10 customer reviews)
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Product Description

出版社/著者からの内容紹介

計画経済は必然的に独裁体制を招来し、人びとから一切の自由を剥奪する。ソ連・東欧の共産党の理論指導者があらゆる手段を講じてその思想の伝播を妨げんとした書。今日いよいよその真髄を明らかにする名著。改訳新裝版。



内容(「BOOK」データベースより)

社会主義とは、独裁者への隷従に他ならぬことをつとに喝破した名著。

Product Details

  • 単行本: 322 pages
  • Publisher: 東京創元社; 〔改版〕 edition (1992/07)
  • ISBN-10: 4488013031
  • ISBN-13: 978-4488013035
  • Release Date: 1992/07
  • Product Dimensions: 7.4 x 5.1 x 1.1 inches
  • Average Customer Review: 4.0 out of 5 stars  See all reviews (10 customer reviews)
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15 of 21 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 集団主義への警笛, 2006/9/10
このレビューの引用元: The Road to Serfdom (ペーパーバック)
1974年にノーベル経済学賞を受賞したF.A. Hayekが1944年に発表しKeynesが絶賛した名著。社会や国家に一義的な目的を唱える集団主義(個人主義に対峙する意味で)が、現在の経済的繁栄を支えている民主的自由経済と如何に相容れない思想であり、当時のロシア、ドイツのような専制政治へと進展するリスクを訴える。民主主義は個人を守るための基礎であり、個人主義は個人が人それぞれの価値観や嗜好を尊重しそれぞれの可能性を発展させるための基礎であり、自由な市場はその個人の経済活動を円滑に橋渡しする仕組みであることを説明。社会主義が約束する「新しい自由」とは結局のところ「富の再配分」であり、計画経済の実行能力が既存の市場経済の効率に勝らない限り、社会主義は現状の経済発展を維持することさえも困難となることを指摘。民主的社会主義という理想は、その実行手段の問題から必然的に個人の自由、集団に属さない人々の迫害を助長し、経済の疲弊、格差の拡大を生む。また結果として計画経済の最も効率的な形としての専制政治、極端な国家主義の出現を予言し、民主主義と密接な関係にある経済的自由を軽視する風潮に警笛を鳴らす。Hayekは市場経済が効率的に機能する前提として法秩序確立の重要性を主張。Kantの「法律以外の何人にも従う必要がなくてはじめて人は自由となる」を引用する。日本ではHayekについては何かと誤解、偏見があるようで残念。オーストリア人の著者の英語は確かに一見難しいが、that節と倒置法が多いという傾向を頭に入れれば論理的な文章でることが見えるはず。本書が今後もより多くの読者を持つことを切に願う。
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22 of 32 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 大変な名著, 2007/12/31
これは、やはり、大変な名著です。原著は、1944年に初版が刊行されていますから、1930年頃に旧ソ連で行われた、一般市民に対する、政策としての飢餓やシベリアへの大量強制移住の後のことです。当時、少なくとも数百万人が死んだと言われています(要するに、旧ソ連当局に殺されたのですが…)。

本書の注釈において、ヒトラーが1941年の公式演説で、ナチズム(国家社会主義)と共産主義(マルキシズム)は、同じものであると述べたことを紹介しています。そしてハイエクは、左翼思想(共産主義)と右翼思想(国家社会主義)が、本質的に同じものであることを見破っています。私も、同様の考えを独自に持ちましたが、もっとはやく、この本を読んでいればと悔やまれました。

ちなみに、この本が広まらないように、社会主義陣営は、あらゆる手段を講じたそうです(当然、非合法活動も含まれると考える)。実際、日本の社会学者や経済学者、特に左翼系の学者が、この本について、ほとんど何も言及しないのは、やはり政治的な意図があるからでしょう。

要するに、左翼の共産主義体制にしろ、右翼の国家社会主義体制にしろ、また官僚社会主義体制にしろ、市場を否定する統制経済体制は、必然的に個々人の自由を否定し、抑圧体制へと至るということでしょうが、ハイエクは、市場を重視するにしても自由放任の立場ではなく、法を遵守した自由の大切さを述べているように受け取れました。その辺も、まったく同感です。

結局、左翼の共産主義にしろ、右翼の国家社会主義にしろ、全体主義体制というのは、要するに、社会全体のためと言いながら、一部の特権階級(ノメンクラトゥーラ)だけが、不当に利得を得られるよう、大多数の一般市民、個々人に対して、多大な不自由と不利益を被らせ、搾取し、結果として、当の、社会全体を疲弊させてしまう、詐偽体制であるとしか言いようがありません。
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20 of 30 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 古典, 2003/10/26
このレビューの引用元: The Road to Serfdom (ペーパーバック)
F.Hayekのよく知られた古典です。

HayekというとFriedmanと並べられて、自由主義の論者として有名ですが、実際に本書を読むと、自由主義を知るという目的で本書を読んでも、何故敢えてこの本なのかという感じではないでしょうか。専門的にどうなのかはともかく、個人的には、むしろそうしたラベルをいったん剥がして、ナチスとの関係を念頭に、より歴史的な文脈にひきつけた読み方をする方が適切であるように思います。

なお、一般にドイツ人の英語は読みにくいように思いますが、Hayekの英語は非常に読みにくいです。英語の勉強をかねて読むというにはお勧めできません。

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5.0 out of 5 stars 読まれるべき歴史的書
新自由主義の理論的先駆ハイエク。しかしそのエピゴーネン達らの議論が、異様なまでに空想的で極端で、ブキャナンに至ってはただの資本の専制主義にほかならない議論をする... 続きを読む
Published on 2007/2/14 by かがりひらく

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Published on 2006/3/3 by きんぐ研究会

5.0 out of 5 stars ハイエクの理想から外れた構造改革
隷従への道は政経不可分なるが故にケインズ政策をとっていたナチを念頭に粗相した政策をとる事はナチの如き隷従への道を歩むので国家の経済への介入を全廃せよと言う新自由... 続きを読む
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名著ということで読んでみましたが、まったくわかりませんでした。... 続きを読む
Published on 2003/6/15 by bookfinder

1.0 out of 5 stars まったくわかりません
名著ということで読んでみましたが、まったくわかりませんでした。... 続きを読む
Published on 2003/6/15 by bookfinder

5.0 out of 5 stars 最も強固な自由の砦
... 続きを読む
Published on 2003/6/6

4.0 out of 5 stars やっと読んだ
印象としては、相当出版時には複雑な受容をされたのではと思われます。1943年に書かれたこの本の一番のターゲットはなんと当時のイギリスの知識人(E.H.Carrも... 続きを読む
Published on 2003/3/29 by recluse

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